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“深爪を何とかしたい!その原因と矯正方法、予防方法に迫ります!”
爪といえば、毛細血管が集中している繊細な部分でもあります。
悪化すると治療や矯正が必要になる場合もあり、酷い深爪に至っては治療後も深刻な問題が残ってしまいます。
そこで本記事では深爪になる原因から矯正方法、予防方法まで詳しくまとめました。
深爪の正しい予防法を知って、健康な指先を保っていきましょう。
深爪が引き起こすトラブルは?
深爪で起きるトラブルは、皮膚や爪の周囲が膿んだり、炎症を起こしたりします。
これらは基本的に塗り薬で対処する形となりますが、症状が酷い場合は、爪を一度全て除去する事も視野に入れておかなければなりません。
しかも、爪を除去すると、新しい爪が生えてくるまでに時間を要し、爪が歪んだ状態で生えてきてしまうこともあります。
そのため、深爪はなるべく避けたいところです。
深爪になる4つの原因
なぜ深爪になってしまうのでしょうか?
4つの原因をまとめました。
①爪を切りすぎている
爪切りの時に、ついつい爪を切りすぎてしまうことはありませんか?
爪は切りすぎると後で痛くなることがありますが、深爪の原因にもなります。
爪を切るときは、少しずつ切るようにしてゆっくり切るようにしましょう。
②爪やすりのしすぎ
爪の長さの調整や爪を切った後のケアとして、爪やすりを使うことも多いのではないでしょうか?
ただ、爪やすりは爪を削る行為でもあるので、やりすぎると爪が短くなりすぎてしまう可能性があります。
こちらも程々に済ませておきましょう。
③爪が折れてしまう
爪が折れてしまうと、爪を切りすぎた時と同じような状態になりやすく、深爪の原因になります。
爪は伸びすぎるほど折れやすくなるので、定期的に切るようにしましょう。
④爪を噛む
癖で爪を噛んでしまう人も多いのではないでしょうか?
爪を噛みすぎると、爪を噛み切ってしまうことがあり、その際に深く切れてしまうことがあります。
爪をよく噛む癖のある人は、爪が噛み切られてしまう前に爪切りで短くしておきましょう。
深爪を予防する6つの方法
続いて深爪にならないための予防法を解説いたします。
6つの方法をまとめました。
①爪を切りすぎない
原因でも解説しましたが、爪を切る時は一気に切ろうとせず、少しずつ切るようにしましょう。
爪の先が1mm程度残るのを目安に行ってください。
②目の細かい爪やすりを使う
爪切りについている爪やすりには、目の粗いものがあります。
ただ、目の粗いやすりは、予想以上に爪先が削れて深爪の原因になります。
そのため、なるべく目の細かいやすりを使用するようにしましょう。
③爪切りは定期的に行う
爪は伸びるのが早く、少し放置するだけで長くなってしまいます。
爪が伸びるほど、爪は折れやすくなり、深爪に繋がる危険があります。
そのため、2週間~1ヶ月に1回は爪を切るようにしましょう。
④爪を噛む人向け!絆創膏を貼る
爪を噛む癖のある人は、絆創膏を貼るという方法を試してみてください。
爪を噛みやすい指に絆創膏を貼ることで、無意識に噛むことがあっても防止できます。
これが繰り返されることで、爪を噛む癖も収まっていきます。
絆創膏は、もちろんドラッグストアなどで売っているものでもOKです。
⑤偏った食事、無理な食事制限はNG
健康な爪を保つには、栄養素を摂り入れる必要があります。
というのも、爪は毎日少しずつ伸びていくので、常に栄養素を求めています。
例えば、「肉しか食べない」、「魚しか食べない」など、偏った食生活は爪が弱まる原因となり、爪が折れやすくなります。
食生活は爪に限らず大切な事なので、バランスよく食べるようにしましょう。
また、もう1つ気を付けたいのはダイエットです。
食事制限は栄養が不足して、体全体が不健康になってしまいます。
そのため、無理な食事制限は控えるようにしましょう。
⑥クリームやオイルで保湿をする
保湿といえば肌の方をイメージしがちですが、爪にも行ってあげましょう。
クリームやオイルなどでしっかりと行います。
特に秋や冬、春の上旬などの寒い時期は、空気の乾燥やエアコンなどの使用で、爪が乾燥しやすいです。
そのため、寒い時期は特に力を入れて保湿してください。
また、エアコンを使用される際は、加湿器を用いて乾燥対策にも努めましょう。
深爪矯正はどうやる?
深爪を矯正するには、ネイルサロンで行うパターンと自宅で行うパターンの2種類存在します。
それぞれまとめました。
ネイルサロン
ネイルサロンでは、ジェルネイルを使った矯正が主流です。
数週間に1度くらいの頻度で通い、最初の数回は自爪の歪みを治す矯正を行い、その後は爪そのものを少しずつ長くしていきます。
段階的に矯正をしていくことで、従来の爪に戻ります。
治療にかかる期間は、半年~1年といったところです。
また、ジェルネイルには、爪の噛み癖を治す役割があります。
なぜなら、ジェルネイルには厚みがあり、爪そのものが噛みづらくなるためです。
こんな感じで、ネイルサロンは爪をおしゃれにするだけではなく、爪のケアも行ってくれます。
ただ、行っていないネイルサロンもありますので、深爪矯正プログラムのある場所を選びましょう。
自宅
ジェルネイルは市販でもありますので、近くにネイルサロンがない、忙しくて通えないという人は、ご自身でジェルネイルキットを購入してやるのも1つの方法です。
ただ、安価なキットの中には、品質が良くないものもあります。
多少値段がかかるものや、安心できるメーカーのものを選ぶことをおすすめします。
また、慣れないジェルネイルを自分でやるのが不安な場合は、普通のマニキュアで弱った爪を補強しておくといいでしょう。
ベースマニキュアとトップコートを塗り、爪を強く保ちながら地道に伸ばしていきます。
まとめ
深爪は一度なると、その後の矯正や治療に多くの時間とお金を要します。
そうならないためにも、普段から深爪にならないような生活を送る事が重要です。
「爪を切りすぎている」、「爪やすりのしすぎ」、「爪を噛む」などの理由から起きやすいので、本記事で解説した内容に該当する方は、今後気を付けていきましょう。