美容情報サイト Beauty Web(ビューティーウェブ)がお届けする今回のテーマは
“自分に合うシャンプーはどう選べばいい?シャンプーの種類や特徴について”
普段、何気なくシャンプーをしている方は多いと思います。
しかし、シャンプーには実は種類があり、それぞれ特徴が違うということを知っていましたか?
しっかりお手入れしてキレイな髪を手に入れたいなら、シャンプーも自分に合うものを選びたいところです。
そこで、ここではシャンプーの種類や特徴、その選び方について説明します。
シャンプーの種類や特徴は?
一口にシャンプーといっても、さまざまな種類のものがあります。
一覧にしたので、見てみてください。
- 石けん系シャンプー
- アミノ酸系シャンプー
- タンパク系シャンプー
- ベタイン系シャンプー
- アルコール系シャンプー
これらは洗浄成分の違いによって分類されています。
そのため、シャンプーの種類を見分けるには、裏の成分表示をチェックして、洗浄成分に何が使われているかを見てみましょう。
ここからは、それぞれのシャンプーの特徴を解説します。
石けん系シャンプー
洗浄成分に石けんが含まれている石けん系シャンプーは、ドラッグストアなどでよく市販されているものに多いです。
特徴は洗浄力が強く、刺激が弱めなことで、子どもでも安心して使うことができます。
しかし、パーマやヘアカラーをすぐ落としてしまうというデメリットもあります。
アミノ酸系シャンプー
アミノ酸系シャンプーは、美容室でよく使われているシャンプーです。
肌と同じ弱酸性の成分なので刺激がとても弱く、敏感肌の人でも使えますし、つややかでしっとりとした髪に仕上がります。
一方、洗浄力が弱めで、洗い方によっては汚れがしっかり落ちないこともあるので注意しましょう。
タンパク系シャンプー
タンパク系シャンプーは、肌や髪と同じタンパク質からできているシャンプーです。
天然由来の原料を使っているため高品質で、与えるダメージも少ないとされています。
キューティクルを補修したり、ヘアカラーの持ちがよくなることが大きな特徴です。
しかし、アミノ酸系シャンプーよりもさらに洗浄力が弱く、価格も高い傾向にあります。
ベタイン系シャンプー
ベタイン系シャンプーは、ベビー用としてよく販売されているシャンプーです。
もちろん大人が使っても何の問題もなく、パサつきを抑えてしっとりとした髪にしてくれます。
泡立ちが悪いため、汚れをしっかり落としたい人には不向きです。
アルコール系シャンプー
アルコール系シャンプーは、石油由来の成分を含んだシャンプーです。
化学物質を使用している分洗浄力が非常に強く、皮脂もしっかり落とすことができるので、男性に特におすすめされます。
価格も安いので気軽に購入することができますが、刺激が強すぎて頭皮を乾燥させてしまうことがあり、注意も必要です。
中にはノンシリコンシャンプーも
ノンシリコンシャンプーとは、シリコンを含んでいないシャンプーのことです。
石けん系・アミノ酸系・タンパク系・ベタイン系・アルコール系それぞれに、シリコンシャンプーとノンシリコンシャンプーの2種類があります。
ノンシリコンシャンプーは洗い終わりがさらりと仕上がり、パーマやヘアカラーの持ちが良くなるのが特徴です。
ただし、使いすぎると髪がきしんでしまうこともあるので、髪が絡まりやすい方にはおすすめできません。
なお、一時期「シリコンが頭皮の毛穴に詰まるのではないか」という噂が流れたことがありますが、実際にはそのようなことはないので、シリコンシャンプーも安心して使うことができます。
自分の髪質を考えて、シリコンシャンプーかノンシリコンシャンプーかを選びましょう。
自分に合うシャンプーの選び方
自分に合うシャンプーを選びたい場合、頭皮の状態や髪質から決めるのが一般的です。
皮脂が多い人や、髪の汚れが気になる人はアルコール系シャンプーまたは石けん系シャンプー。
敏感肌で、髪質に気を配りたい人はアミノ酸系シャンプー。
キューティクルのダメージが気になる人や、ヘアカラーを少しでも長持ちさせたい人はタンパク系シャンプー。
髪のパサつきが気になる人は、ベタイン系シャンプーを試してみるのがおすすめです。
中には、タンパク系と石けん系の両方を配合したものなど、洗浄成分を組み合わせて作られたシャンプーもあります。
悩みをもとに、自分に合うシャンプーを探してみましょう。
まとめ
ドラッグストアなどでよく市販されているのは石けん系シャンプーですが、実はそれ以外にもさまざまな種類のシャンプーがあります。
種類によって洗い上がりや刺激の強さなどの特徴が違うので、自分の頭皮の状態や髪質に合わせて、使うシャンプーを決めてみましょう。
また、シリコンシャンプーとノンシリコンシャンプーのどちらを選ぶべきかも、人によって違います。 「安いから」「いつも使っているから」などの理由で何気なくシャンプーをしていた方も、これを機に自分に合った商品を探してみるといいかもしれません。