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“ジェルネイルを始めてみよう!ボトルタイプと小型UVライトがおすすめ”
ジェルネイルというと、サロンでやってもらうものというイメージが強いかもしれません。
しかし、道具さえ揃えれば自宅で始められるということをご存知でしたか?
近年では安価なジェルネイル商品も増えているため、手軽に自宅でジェルネイルをすることができます。
ここでは、セルフジェルネイルのやり方を解説します。
ジェルネイルとはどんなネイル?
ジェルネイルとは、自然乾燥させるマニキュアと違い、UVライトを当てることで硬化させるタイプのネイルのことです。
ハンドメイドが好きな方は、UVレジンを思い浮かべるかもしれませんが、それと仕組みは全く同じです。
マニキュアと違い、ぷっくりとツヤのある仕上がりになるため、見た目がとても豪華です。
また、持ちも良いので、1ヶ月程度楽しむことができるのもジェルネイルのメリットです。
セルフジェルネイルの下準備
セルフジェルネイルをするには、まずは下準備から始めなければなりません。
ここからは、ジェルネイルを始めるための爪の下準備を解説していきます。
手を洗ってエタノールで消毒する
まずは手をよく洗って汚れを落とし、エタノールで消毒しましょう。
そうすることでジェルネイルをする前の爪を清潔な状態にできるほか、爪の表面の余計な油分が落ち、ジェルが塗りやすくなります。
甘皮を処理する
次に甘皮を処理します。
甘皮とは、爪の付け根を覆っている皮膚の部分のことです。
専用のリムーバーがあれば最適ですが、ない場合はハンドクリームをつけてからぬるま湯にしばらく指先をつけて代用しましょう。
甘皮の部分が柔らかくなったら、プッシャーと呼ばれる道具で押し上げて、綿棒などで取り除きます。
爪の表面をサンディングする
続いて、爪の表面をサンディングします。
サンディングとは、爪の表面のツヤを消し、凹凸のない状態にする処理です。
この処理をすることで、ジェルが密着しやすくなり、持ちがよくなります。
埃を払う
最後に、爪の上の埃をブラシで払いましょう。
サンディングの際に出た細かい粉なども一緒に取り除きます。
埃が残っていると仕上がりがブツブツとしてしまうので、品質のよいブラシで丁寧に払っていくことが重要です。
セルフジェルネイルの手順
これでセルフジェルネイルをする準備が整いました。
ジェルを載せる工程は非常に単純なので、初心者の方でも覚えやすいでしょう。
順に解説していきます。
ベースジェルを塗って硬化する
まずはベースジェルと呼ばれる透明なジェルを爪に塗ります。
ベースジェルの役目は発色を良くすることと、爪に色素が沈着してしまうのを防ぐことです。
面倒な作業ですが、爪の変色を防ぐためにも必ず行いましょう。
一度塗ったら、UVライトをあてて硬化します。
硬化時間は商品によって違うので、使っているジェルの表示を参考にしましょう。
カラージェルを塗って硬化する
続いてカラージェルを塗り、硬化します。
やり方はベースジェルと同じですが、商品によっては一度塗っただけではうまく発色しないことがあります。
その場合は、1回目の硬化後にもう一度塗り重ね、再度硬化しましょう。
2回塗り重ねれば色が透けることはありませんし、仕上がりもよりぷっくりキレイになります。
トップジェルを塗って硬化する
トップジェルは、ネイルの表面をつややかにして、持ちをよくするためのジェルです。
カラージェルを塗った爪の上から、コーティングするように塗り重ねていきましょう。
表面をなだらかに整えたら、UVライトで硬化します。
未硬化ジェルを拭き取る
どれだけ長い間UVライトを当てても、固まりきらない未硬化ジェルは出てしまいます。
未硬化ジェルがついたままだと表面がベタベタするので、エタノールを染み込ませたキッチンペーパーなどで拭き取りましょう。
なお、トップジェルの硬化時間が適切でないと表面がくもってしまうことがあるため、注意が必要です。
おすすめのジェルネイルアイテム
ジェルネイルの手順は面倒な工程が多いですが、便利なアイテムを使うことで初心者の方でも簡単・手軽にジェルネイルを楽しむことができます。
最後に、おすすめのジェルネイルアイテムを紹介します。
ボトルタイプのカラージェル
まずはボトルタイプのカラージェルです。
通常、カラージェルは丸い容器に入っていて、筆でとって爪に塗っていきますが、ボトルタイプの商品はマニキュアと同じ感覚で使うことができます。
そのため、普段からマニキュアをしている人は、特に練習することなく上手に塗ることができるでしょう。
オールインワンジェル
オールインワンジェルは、ベースジェル・カラー・トップジェルの機能が1本で完了する商品です。
工程をかなり省略することができるため、忙しい人でもジェルネイルを楽しむことができます。
中には、ネイルを剥がして外すピールオフのできるオールインワンジェルもあります。
小型UVライト
サロンで使うような本格的なUVライトは購入するのに数千円の出費が必要ですが、小型のUVライトは1000円以下で購入することができます。
また、折りたためるタイプのものもあるため、収納にも便利です。
趣味で行うには十分なスペックなので、初心者の方はまずは小型UVライトから始めてみると良いでしょう。
まとめ
ジェルネイルは慣れれば難しいものではなく、道具さえあれば自分で行うことができます。
ほとんどの道具はドラッグストアやコスメ専門店のネイル用品売り場で揃えられます。
サロンに行くよりも安くて手軽ですし、何より自分でネイルをするという楽しみにもなるので、興味のある方はぜひ試してみてください。