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“フェイスラインのたるみを改善!即効性のある引き締め方やたるみの原因を徹底解説”
しっかりとスキンケアをしていたつもりでも、いつの間にかフェイスラインがたるんでしまっている…と悩む肩は多いのではないでしょうか。
フェイスラインがたるむ原因はさまざまありますが、そのままにしておくとたるみは元に戻ることはありませんし、老け顔になってしまいます。
たるみがあると、メイクのノリも悪くなり、暗い表情に見えるため、改善するよう意識してください。
今回は、フェイスラインのたるみが起きる原因と即効性がある引き締め方法もお伝えします。
フェイスラインがたるむ4つの原因
フェイスラインがたるんでしまう原因は、大きく分けて4つです。
年齢が原因の場合もありますし、日頃の習慣によって弛みやすくなるため、自分の原因は何かよく見極めましょう。
1.コラーゲンの減少
肌の弾力・ハリに大きな影響を与えている真皮層にあるコラーゲンが減少した際、たるみが起きやすいです。
繊維状のタンパク質で体内にあるタンパク質のうち約30%が、コラーゲンとされています。
コラーゲンはずっと体内にあるわけではなく、紫外線や年齢によって生産できなくなったり減少したりするのです。
紫外線や年齢によって、細胞の数が減少する・働きが衰えるなどが起きるため、体内でのコラーゲンの合成力が衰えます。
コラーゲンが減少している状態の肌は、硬くこわばってしまい、弾力が失われるのです。
そのため、コラーゲン現象はたるみの大きな原因といえるでしょう。
2.筋力低下
頬を支えているのは、表情筋と呼ばれる筋肉です。
顔の表情筋を鍛えるのはなかなか難しく、意識していなければすぐに筋力が低下してしまいます。
筋力が低下すると重力に負けてたるみが発生しやすくなるので、日頃からフェイスストレッチはとても重要です。
顔の表情筋は、40種類ほどありますがその中でも30%程度しか使用されておらず、意識的なトレーニングがとても重要だといえます。
表情筋のトレーニングは、たるみ以外にも肌に良い影響を与えるので試してくださいね。
3.むくみ
たるみが起きる場合、同時に顔がむくんでいる可能性があります。
日常生活や食生活の乱れなどから、血流・リンパの流れが悪くなるとむくみが発生し、真皮層の組織機能が低下してしまうのです。
たるみと真皮層にあるコラーゲンの産生を低下させ、たるみを助長します。
脂肪が多い部分からたるみが生じ、急激に太ると顔の皮下脂肪が増えてしまい、皮膚・筋肉を支えているパワーがなくなり、たるみができるのです。
むくみが生じないよう、老廃物を排出させる努力が非常に重要だといえます。
4.姿勢の悪さ
近年、仕事や趣味でスマホやパソコンを長時間見る方が増えているため姿勢にも影響が出ています。
背中を丸めた前屈みの姿勢は顔が下向きになりやすく、血流が乱れたり、老廃物が蓄積しやすくなるのです。
姿勢が悪いとどうしても首や肩が凝りやすく、顔がたるんだ印象になります。
即効性が高い!フェイスラインのたるみ改善方法
フェイスラインのたるみをすぐに改善したい、という方向けの即効性が高い方法をご紹介します。
即効性が高く、フェイスラインをすっきり見せてくれる方法をご紹介するので、参考にしてみてください。
基本のたるみほぐし
基本のたるみほぐしを行うと、たるんで硬くなった表情筋が柔らかくなり、キュッとフェイスラインが上がったような見た目になります。
集中してほぐすべきポイントは、頭皮・輪郭・マリオネットラインの3点です。
最初に、両耳を同時に後ろ側から親指と人差し指で挟み、耳を二つ折りにするような形でイメージで15回パタパタと折りましょう。
準備運動として、耳の辺りをほぐすのは血管やリンパが集中している部分だからです。
次に頭皮部分は、耳の上の生え際に人差し指の第二関節を当て、親指は耳の後ろ側に置いてください。
そして、人差し指と親指でつまむようにしてもみほぐしましょう。
輪郭部分は、口を「お」と言う形に開き、窪んだ部分に人差し指の第二関節を入れて親指を耳下に添えて、人差し指をくるくる回してほぐしてください。
ほぐした後は、人差し指を上にずらして口元から耳下・鼻下・耳下に向けてさすり上げます。
最後にマリオネットラインは、下唇の中央から1周させるように筋肉をほぐしてください。
5周程度繰り返し、まんべんなくほぐすと良いです。
仕上げに口角の下あたりに人差し指の第二関節をあて、頬骨の部分まですべらせましょう。
10往復ほどして終了です。
フェイスラインのマッサージをする際は、スキンケア後など肌の滑りが良い時に行ってください。
人差し指1つで速攻フェイスラインを改善
カギ形にした人差し指をあご下に当ててフェイスラインのたるみを改善させる方法も、おすすめです。
あご下に人差し指を当てた後、口を開け閉めしましょう。
1箇所で8回口を開け閉めした後、指の位置を外側にずらし、再度同じことを行います。
片側が終わった後は、反対側も同じように行ってください。
たったこれだけですが、表情筋が鍛えられてフェイスラインがキレイになります。
簡単!舌回しエクササイズ
たるみを改善させるために、舌を使うのも効果的です。
舌回しをすると口輪筋、眼輪筋が鍛えられたるんでいるフェイスラインへ効率的にアプローチできます。
舌先を上唇と歯茎の間に入れ、ゆっくりと1周させましょう。
時計回り、反時計回りそれぞれ3回ずつ行ってください。
次に舌を2時・10時の方向に舌を3〜5秒程度押し続け、耳の下あたりから首の前側あたりまで優しくさすって筋肉をほぐして完了です。
ヘアブラシを活用!頭皮マッサージ
ヘアブラシで頭皮マッサージを行うことで、全体的なリフトアップが見込めます。
髪の毛が長い人は、毛先をほぐしてからブラシを縦に使用し、次にトップから毛先に向かってブラッシングしましょう。
髪の毛が絡まっていると頭皮ケアができないので、丁寧に髪の毛の絡まりをほぐし、縦から横に使用し、下から頭頂部へととかしてください。
次にブラシの面全体を使用して、こめかみあたりに押し当てて円を描くようにほぐし、耳の後ろまで同様に行います。
頭頂部も同じように円を描きながら、少し圧をかけ、頭皮全体をリズミカルにポンポンとタッピングして完了です。
フェイスラインがたるんでいるかチェックする方法
フェイスラインが本当にたるんでいるのかどうかがわからない、という人も多くいます。
ここでは、フェイスラインがたるんでいるかセルフチェックできる方法をみていきましょう。
センタープレスチェック
簡単・手軽にたるみがわかる方法は、センタープレスチェックです。
たるみの原因となる表情筋の低下や血行不良が起きているのかがチェックできるので、たるんでいるか気になったときは試してみてください。
方法はとても簡単で、両手のひらを顔左右にピッタリと当ててみましょう。
そして、顔の中心に向けてぎゅっと寄せるように軽く力を入れます。
数回プレスしてみた時に、おでこ・目の下・口元周辺に細かく縦ジワが入る人はたるんでいる証拠です。
縦ジワの多さによってたるみの進行も判断できるため、なんとなく気になった時にセルフチェックしましょう。
血行不良などでたるんでいる場合は、上まぶたが重く感じられる・口角が上がりにくいなどがあるので参考にしてみてくださいね。
鏡の角度でチェック
身近にあるアイテムで顔のたるみをチェックする方法は、鏡を利用してみましょう。
例えば、鏡を上から見た時にはシュッとしたフェイスラインが、下もしくは斜め45°あたりから鏡を見た時にフェイスラインが緩んでいるような場合はたるみが起きています。
朝よりも夕方の方が顔はたるみやすくなるため、仕事から帰宅した時に鏡を見てください。
その際に、目の下や鼻の横あたりに3本以上ラインが出ていた場合もたるみやゆるみのサインだと思いましょう。
まとめ
即効性があるフェイスラインのたるみ改善ができる方法をご紹介しました。
日常生活の習慣もそうですが、たるんだなと思った時に手軽に行える方法なので、気になった時はぜひ試してみてくださいね。