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“爪の甘皮ケアにニッパーは必要?メリットやキレイに処理できる方法”
甘皮があるとマニキュアを塗る際に美しく見えないので、自分でケアを使用と考える人もたくさんいます。
保湿だけでは、甘皮やささくれのケアが難しい場合、ニッパーを使用するのがおすすめです。
見た目の印象で、使用するのが難しい・怖いと感じる人も多いのではないでしょうか。
今回は、爪の甘皮ケアにニッパーを使うメリットやケア方法をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
爪の甘皮ケアにニッパーを使うメリット
爪の甘皮ケアにニッパーを使用すると、肌を痛めることなくキレイに甘皮処理ができる点が魅力です。
慣れないうちは使用が難しいと感じるかもしれませんが、慣れてくると甘皮を自分で剥いてしまうことなくキレイな指先をキープできます。
爪切りでは大まかな部分しかカットできませんし、ケガをする恐れがあるでしょう。
自分で引っ張ってしまうとささくれができ、化膿するリスクもあるのです。
ニッパーを使用することで、細かな部分もカットできるため、ケアがしやすいといえます。
ネイルニッパーとは違う
混同してしまいがちですが、ネイルニッパーと甘皮ケアに使用するニッパーは別物です。
甘皮ケアに使用するニッパーは、キューティクルニッパーと呼ばれ、狭い箇所がカットできるように刃先が小さく作られています。
ネイルニッパーは、爪を切ることを目的にしているため、刃先が大きい点が特徴です。
目的がそれぞれ違うので、甘皮ケアの際にネイルニッパーを使わないようにしましょう。
指先を傷つけない!キレイに処理できる甘皮ケア方法
ニッパーで爪をケアする方法は、ドライケアとウォーターケアとあります。
どちらも丁寧に行えば問題ありませんが、ドライケアは初心者の場合は肌を傷つけてしまう場合が多いです。
セルフでより確実に甘皮ケアをするには、ウォーターケアがおすすめです。
ケア時に必要な道具は、どちらの方法でも同様で以下のとおりになります。
- キューティクルニッパー
- メタルプッシャー
- キューティクルリムーバー
- ガーゼ
リムーバーは、ジェルタイプと液体タイプがあります。
一般的には液体タイプが利用されていて、マニキュアのようにハケを使用する、スポイトで垂らすものとさまざまです。
ジェルタイプよりも使いやすい点がメリットですが、しっかりと落とさなければ油分が爪に残るので注意しましょう。
ウォーターケアは、以下の方法です。
- 38〜40°のお湯に指先をつける
- キューティクルリムーバーを爪の根元に塗る
- メタルプッシャーで徐々に甘皮を押し上げる
- 除去しきれない甘皮をニッパーでカットする
お湯には2〜3分程度指をつけ、甘皮がしっかりと柔らかくなるようにキューティクルリムーバーを塗ります。
最初の段階できちんと指先をお湯につけて甘皮や角質を柔らかくしておくと、メタルプッシャーだけでも甘皮は除去が可能です。
もし、なかなか浮き上がらないという場合は、再度指をお湯に3分ほどつけてみましょう。
メタルプッシャーを使う時は、爪に対して45度の角度で使うようにしてください。
無理に圧をかけると、指先を傷つけてしまうので無理せず、ニッパーでカット行きます。
ニッパーを使用する前に、ガーゼを使ってリムーバーを落としましょう。
カットの際は、小刻みにカットするのがポイントで、絶対に引っ張ってはいけません。
浮き上がっている部分のみをカットし、整えてください。
爪の甘皮ケアで使うニッパーの選び方
自分の指先を手入れするものなので、長く使えるようなニッパーを探す方も多いでしょう。
以下で、選び方をご紹介するので、参考にしてみてください。
スプリングのタイプで選ぶ
ニッパーは、スプリングが以下の3種類があります。
- ダブルスプリング
- シングルスプリング
- スプリング無し
初心者に向いているのは、ダブルスプリングで内側にバネが2つ取り付けられています。
しっかりと支えられているため、握った時に重さはありますが安定しているので、カットしやすい点がメリットです。
シングルスプリングは、内側のバネが1つで軽く、小回りが効きやすくて使いやすいです。
一方で、使い方によっては片方の刃だけすり減ってしまうため、バランスが悪くなる可能性があります。
通常のハサミを小さくしたような形のスプリング無しは、どんな人でも使用が可能です。
刃の長さや厚みで選ぶ
刃の長さや厚みで、ニッパーの使い勝手は違ってくるため選ぶ時の大きなポイントになります。
一般的に、刃の長さは3〜5mm程度が多く長いと刃を指に当てて支えて使えるので、安定感があるのでおすすめです。
刃が短いと、安定感はそこまでありませんがピンポイントでカットできるため、細やかなケアができます。
また、刃の厚みも重要で、薄い刃だと切れ味がよく甘皮を細かく除去しやすい一方で、深く切りすぎる可能性があるので慣れた人向きです。
厚みのある刃の場合は、細かく除去するのは向いていませんが、深く切りすぎる心配はないので初心者向きといえます。
握りやすさで選ぶ
自分の手の大きさや握力に合わせ、握りやすいのか使いやすいのかで決めるのも1つの方法です。
商品によって柄の長さや重さ、開閉時に必要な力加減が違います。
そのため、自分が持ちやすいニッパーを選ばなくては使いにくく、疲れてしまうでしょう。
ネイルケアは時間がかかるものなので、できるだけ軽くて握りやすいものを選んでください。
困った時はセット商品
ニッパー単体で販売されているものの中でも決められないという場合は、セット商品がお得でおすすめです。
ニッパーの他にも、甘皮ケアに必要なメタルプッシャーや爪やすりなどがセットになっているものが販売されており、便利だといえます。
すでにケア用品を持っている方でも、新しいものに買い替えたいという場合はセット商品の方が単体で購入する手間が省けるでしょう。
まとめ
爪の甘皮ケアをする際にニッパーを使用するメリットや使い方をご紹介しました。
大きな見た目から怖いとイメージする方も多いですが、実際に使用してみると手軽に甘皮ケアができるのでおすすめです。
今回ご紹介したケア方法やニッパーの選び方を参考にしていただき、指先ケアに役立ててくださいね。