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“体を洗うのはボディソープと石鹸どちらが良い?それぞれのメリット・デメリットを解説”
日頃から体を洗うために使うボディソープや石鹸ですが、スキンケアを意識して選ぶ方も多いのではないでしょうか。
泡立ちが良く使いやすいボディソープと肌に優しい石鹸、どちらが良いのか迷います。
今回は、ボディソープと石鹸の違いやそれぞれでおすすめな人についてご紹介します。
ボディソープと石鹸の違い
ボディソープと石鹸の大きな違いは、原料です。
液体なのか個体なのか、という点も違いといえますが、石鹸が液体でもボディソープにはなりませんし、逆も同じでしょう。
石鹸は天然油脂から作られているため、肌に優しく必要以上に油脂を落とさないので、繊細な部分でも問題なく洗浄できます。
一方で、ボディソープの多くは合成界面活性剤が含まれていて、さらに香料・着色などあらゆる成分が添加されているのです。
その分、洗浄力が強くしっかりと肌の汚れを落としてくれます。
このように、原料に違いがあるため利用する人によってボディソープと石鹸の向き不向きがあるのです。
ボディソープのメリット・デメリット
ボディソープの大きなメリットは、泡立ちやすさです。
近年は液体だけではなく、泡タイプの商品も多く販売されているため、自分で泡立てる手間が少なく済みます。
さらに、ボトルに入っているため衛生的ですし、美容効果が期待できる成分が含まれているケースも多いです。
一方でデメリットは、肌への刺激が強い点だといえます。
合成界面活性剤が含まれているので、基本的に洗浄力が高く肌を清潔に保ってくれますが、必要な皮脂まで全て落としてしまう可能性が高いです。
そのため、皮膚の水分量を保てなくなり、繊細肌の人は乾燥につながるケースもあるでしょう。
石鹸のメリット・デメリット
石鹸の大きなメリットは、肌に優しい点です。
天然油脂から作られているので、洗浄力もありながら肌への負担がとても少ないです。
石鹸はアルカリ性なので、酸性である皮脂や汚れと混ざると洗浄効果が失われます。
そのため、肌に洗浄成分を残さずに洗い切れるというのは魅力でしょう。
また、価格も安価なものが多く、利用のしやすさがメリットです。
一方でデメリットは、保管がめんどうな点だといえます。
固形石鹸は入れ物に入って販売されていないことがほとんどなので、自身で保管容器を用意する必要があります。
ただ、容器に入れていても使用を継続するうちに汚れてしまったり、使いにくさを感じたりする可能性が高いです。
ボディソープと石鹸それぞれでおすすめな人
ボディソープと石鹸、それぞれメリット・デメリットはありますが、どのような人がおすすめなのか、以下でみていきましょう。
ボディソープが向いている人
ボディソープが向いている人は、以下のような人です。
- 保湿したい
- 泡立てるのが面倒
- おしゃれさを求めている
ボディソープには、さまざまな成分が含まれています。
その中でも、保湿成分や美容成分に力を入れている場合も多く、スキンケアを同時にできる点が魅力です。
保湿成分がないボディソープの場合は、乾燥を引き起こしやすいですが、成分にこだわったボディソープだとスキンケア成分が配合されていて肌を整えます。
また、泡タイプのボディソープを利用すると時間をかけて泡立てる手間もなく、すぐに体を洗えるので便利さも魅力です。
手軽に体を洗いたい・美容効果も期待している人に向いています。
近年、ボディソープのボトルはおしゃれなものが多いので、バスルームのインテリア的な要素を求めている人にもおすすめです。
石鹸が向いている人
石鹸が向いている人は、以下のような人です。
- 敏感肌
- リーズナブルな商品が良い
天然油脂でできている石鹸は、刺激が少ないので敏感肌の人に向いています。
アトピーの人や日焼けをしている人も、肌へ刺激を与えずに洗浄できるのでおすすめです。
しっかり洗浄力がありつつも、刺激が弱く繊細な肌の人でも安心して利用ができるでしょう。
石鹸によっては、潤い成分が含まれている植物性の油を使用した商品もあるので、乾燥肌の人は成分も意識してみてください。
また、石鹸は基本的に非常に安価なので継続して利用しやすい点も特徴です。
ボディソープと石鹸の選び方
ボディソープと石鹸、どちらを利用するとしても自分に合った商品を選びたいと思うものでしょう。
数多くの商品の中から選ぶのはとても大変なので、選び方を理解しておくと良いです。
それぞれの選び方をご紹介するので、参考にしてみてください。
ボディソープの選び方
ボディソープの魅力は、単純な洗浄成分以外にも成分が含まれている点なので、以下を意識しながら選んでみましょう。
- 香りを重視
- 保湿成分が入っているか
ボディソープには、香料が入っているケースも多く、バスタイムを豊かにしてくれます。
良い香りは副交感神経を優位にし、リラックスさせる効果が期待できます。
そのため、自分の好みの香りで選ぶというのはとても大切です。
体臭が気になるという人は、ニオイを抑える働きが期待できる、チャ葉エキスやカキタンニンなどの成分が含まれていると、安心です。
また、肌への刺激を意識することも大事で、ヒアルロン酸やセラミドなど保湿成分が豊富に含まれている商品を選びましょう。
石鹸の選び方
以下の点を意識すると、自分に合った石鹸を選べます。
- 石鹸の種類を意識
- 固形か液体か
石鹸の場合、あらゆる成分が含まれているわけではありません。
合成界面活性剤・添加物全て不使用の純石鹸、化粧品に分類される顔と体が洗える化粧石鹸、殺菌消毒効果が期待できる薬用石鹸の3つに分けられます。
自分の肌状態や悩みに合わせ、選択する必要があるでしょう。
とにかく肌に優しい方が良いという人は純石鹸、保湿成分も入っているものを使いたいという人は化粧石鹸、アトピーなどの人は薬用石鹸が向いています。
また、数は多くありませんが液体石鹸もあるため、自分に合った商品を選んでみてください。
まとめ
ボディソープと石鹸の違いについてご紹介しました。
普段体を洗うものだからこそ、こだわりたいと思う方も多いのではないでしょうか。
今回ご紹介した選び方やおすすめな人を参考にしていただき、自分に合った商品を選んでくださいね。