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“唇ケアのポイントは?ケア方法や乾燥の原因について解説”
肌とは違い、唇ケアを徹底している人は少ないです。
知らぬ間に唇が乾燥して、皮膚がめくれてしまったり、切れてしまったりしている人も多いのではないでしょうか。
唇ケアを行うことで、メイクの仕上がりも変わってきます。
今回は、唇ケアの方法や唇が乾燥する原因について紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
唇が乾燥する原因
唇が乾燥する原因は、日頃何気なくしている習慣が関係しています。
例えば、以下が考えられるでしょう。
- 唇を舐める、噛む癖がある
- リップを直接塗っている
- 口呼吸をしている
- 食生活の乱れ
無意識に唇を舐めたり、噛んだりする癖がある人は日常的に唇へ刺激を与えていることになります。
舐めると水分をつけているかのように感じられますが、実際は唾液がついた後一気に水分が蒸発するので、乾燥状態が悪化してしまうのです。
また、メイクをする際に直接リップを塗っている人も多いのではないでしょうか。
リップクリームなどの下地を使用することで、唇がなめらかになり、リップを塗る際に負担がかかりにくくなります。
口呼吸をしている人も、空気が直接唇にあたるので乾燥の原因になります。
空気だけではなく、唇は紫外線の影響が強いため、そのままにしているとカサカサになってしまうのです。
食生活と唇の乾燥は関係ないと感じるかもしれませんが、食生活が乱れていると胃腸に負担がかかり、唇を含む肌全体が荒れやすくなります。
このように、さまざまな原因が唇の乾燥を引き起こすため、唇ケアをすることで痛みやかゆみなどを予防できるでしょう。
唇は乾燥しやすい
他の皮膚に比べて唇はとても薄く、デリケートなので少しの刺激でも傷つきやすいです。
唇には皮脂腺・汗腺といった水分を出す機能がないので、ケアをしないままだと潤いが保てずに乾燥しやすいといえます。
乾燥が進んでしまうと、皮膚がめくれやすくなり、出血・痛みを伴う可能性も高く、日常生活に支障をきたします。
見た目もあまり良くないので、事前にしっかりとケアを行っておくことが大事です。
唇をケアする方法
以下では、原因別の唇ケア方法を紹介するので、参考にしてみてください。
刺激から唇を守るにはこまめにリップクリームを塗る
口呼吸をしたり、唇を舐めたりする癖がある人や紫外線などから唇を守るためには、こまめにリップクリームを塗ることが大事です。
全く保護されていない状態の唇は、少しの刺激にも弱いものなので外的な刺激から唇を守るためには、しっかりとリップクリームを塗りましょう。
一度塗れば良い、というわけではなく、食後や飲み物を飲んだ後、気がついた時などいつでもいいのでこまめに塗ってください。
常に唇が潤っている状態だと、外的な刺激から唇が守られます。
使用するリップクリームは、ワセリン基剤にセラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸など保湿成分が多く含まれているものを使用しましょう。
ただリップクリームを塗るだけではなく、使用する商品の成分にもこだわることによって、しっかりと唇を保護できます。
メイクは下地を塗ってから行う
リップクリームやワセリンなどを塗らず、直接リップメイクを行うと摩擦が生じるので、唇の乾燥を引き起こします。
そのため、メイクをする際は、必ずメイク下地を塗ってください。
リップクリームやワセリンといった、唇の表面を整えてくれるものを使用した上でメイクをすると、縦じわを目立たなくしてよりキレイにメイクを仕上げられますよ。
また、メイクオフの際もゴシゴシ擦って落とすのではなく、ポイントメイク落としを使用したり、ミルクタイプのクレンジング剤を使用したりすると、唇に優しいです。
摩擦は肌にも唇にも良くないので、忙しい時でも時間をかけて丁寧に落としてください。
生活習慣の見直し
生活習慣や食生活が乱れてしまうと、どうしても肌に影響があります。
肌だけではなく、唇の乾燥も引き起こしやすいので、唇ケアだけではなく生活習慣も見直しましょう。
まずはしっかりとバランスの良い食事を3食きちんと摂り、偏食や暴飲暴食を避けてください。
あまり意識する人はいませんが、できる限り食事をする時間を固定させると体内時計が整います。
食事バランスと同様に、就寝する時間も決めてしっかりと睡眠を確保することも大切です。
布団に入ったらスマホやパソコンを見ることはせず、目を休めて、体がストレスのない状態にしましょう。
睡眠の質を上げることで、疲れも取れますし、ホルモンバランスも整います。
規則正しい生活は、肌への栄養も大きいので意識してみてくださいね。
より潤う唇ケアのポイント
唇ケアの効果をより高めるためのポイントを以下で紹介します。
毎日のケアではなく、週に1〜2回のスペシャルケアをプラスすることで、より潤いのある唇になるので、参考にしてみてください。
週に1回リップパックを行う
肌と同様に、リップパックを行うと唇が潤うだけではなく、弾力を取り戻すことも期待ができます。
数多くのリップパックが販売されているので、自分の希望や理想の唇になりそうなものを選びましょう。
アイテムによって使用可能な頻度が異なるので、購入する際は説明書を確認した上で適切な頻度を守ってください。
リップパックを購入するのが手間と感じる人は、自宅にあるリップクリームやハチミツを唇に塗り、その上にラップをすると簡易パックの完成です。
5〜10分程度置いた後、ラップを取るだけで十分に効果が期待できます。
あまり置きすぎると刺激につながる可能性があるので、最大でも10分程度にとどめましょう。
くすみやカサつきが気になる人はリップスクラブもおすすめ
唇がくすんでいる、カサつきが気になるという人はリップスクラブもおすすめです。
古い角質を取り除き、明るくハリのある唇に導いてくれます。
ただし、もともと皮膚が薄い部分なので、無理にスクラブで擦るのはNGです。
保湿成分や植物オイルなどが配合された肌に優しいアイテムを選び、優しくなじませましょう。
毎日のケアではなく、週に1回など商品によって定められた使用頻度を守り、唇をケアしてくださいね。
まとめ
今回は、乾燥しがちな唇ケアの方法をご紹介しました。
皮膚が薄い唇は、どうしても外的な刺激に影響を受けやすいです。
そのため、しっかりと日頃からケアを行うことで皮膚がめくれて出血したり、かゆみが起きたりすることを防げるでしょう。
今回紹介したケア方法や、ポイントを参考にしていただき潤いのある唇をキープしてください。肌の状態を整えてくださいね。