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“ツヤのある髪にするヘアオイルの効果とは?朝だけではない夜に効果的な使い方も紹介”
ツヤがある美しい髪の毛は、表情や全体の印象を大きく左右する大切な要素です。
しかし、髪の毛は日々のヘアケアをしていないとすぐに紫外線や空気などのダメージを受けやすいといえます。
しっかりとヘアケアを行うことで、きれいな髪の毛をキープできます。
さまざまなヘアケアアイテムは存在していますが、その中にでもヘアオイルはツヤのある髪の毛にしてくれると注目を集めているのです。
特に夜のケアに使用すると、より高い効果が期待できるでしょう。
今回は、ヘアオイルの効果や夜に効果的な使い方を紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ヘアオイルの効果とは?
ヘアオイルは、髪の毛に油分を与えることでツヤを出したり、美しくまとめたりする効果が期待できます。
髪の毛の内部にうるおいを閉じ込めて、髪の毛の乾燥や摩擦、熱や紫外線などから保護する働きも期待できるでしょう。
オイルなので、ベタつきがあるではないかとイメージされますが、実際はサラッとしたテクスチャーもあれば、トロトロしたものまでさまざまなタイプがあるので利用しやすいです。
以下では、効果について詳しくみていきましょう。
保湿・ダメージケア効果
ヘアケアアイテムの中でも、オイルタイプのものは髪の毛に潤いを閉じ込めて乾燥を防ぐ効果が高いです。
乾燥しがちな季節や、エアコンなどの空調によるダメージなどから髪の毛を守ってくれます。
さらに、ドライヤーやヘアアイロンの熱によっても髪の毛には大きなダメージがあるため、そのようなダメージの原因からも髪の毛を保護する効果が期待できるでしょう。
髪の毛が乾燥状態でダメージを受けていると、キューティクルが剥がれて損傷しています。
ダメージ状態の髪の毛は、必要な水分やタンパク質が抜け落ちてしまい、外的刺激を受けやすくなるのです。
ヘアケアを行わずにダメージを受け続けると、どんどんハリやツヤを失ってしまい、老けた印象になります。
ヘアオイルを使用することによって、髪の毛をダメージから守り、保湿をするためツヤのある美しい髪へと導いてくれるでしょう。
髪の毛にまとまりを与える
ヘアオイルを使用することで、髪表面が滑らかになり、ツヤを出せます。
パサついた髪の毛は、まとまりがなく広がってしまうので、オイルを活用してパサつきを抑えて、まとまりのある毛束感を引き出せるでしょう。
髪の毛にまとまりが生まれると、ヘアアレンジがしやすくなりますし、見た目としても美しく見えます。
ただし、ヘアケア用のオイルの場合は浸透しやすさを重視しているため、時間経過とともに髪の毛になじみ、ヘアスタイルのキープには不向きです。
そのため、短時間のスタイリングに使用するか、スタイリングがメインなら専用のオイルを使用してください。
静電気予防
保湿効果が高いヘアオイルは、静電気を予防することができます。
静電気の発生は、摩擦や乾燥によって引き起こされやすいです。
髪の毛が乾燥した状態だと、帯電した電気が放電されにくくなるので、静電気がたまります。
湿度40%未満は静電気が起きやすく、髪の毛の乾燥だけではなく空気が乾燥していたり、洋服などとの摩擦によって引き起こされたりするのです。
ヘアオイルで髪の毛を保湿し、静電気が起きにくい状態にします。
寝ている間のダメージケア
髪の毛は、寝ている間にもダメージを受けています。
寝返りなどで枕と髪の毛が擦れてしまうと、知らぬ間にダメージが蓄積するのです。
ダメージを受けると寝起きで髪の毛が広がってしまったり、絡まったりするなど、まとまりのない髪の毛になるでしょう。
就寝前のお手入れでヘアオイルを使用することで、寝ている間も摩擦から髪の毛を保護し、ダメージケアを行えます。
夜に行う効果的な使い方
ヘアオイルの使い方は、朝でも夜でも基本的に違いはありません。
しかし、夜ならではの効果的な使い方があるので、以下でみていきましょう。
シャンプー前になじませる
シャンプーをする際、洗ったりすすいだりすると必然的に髪の毛同士が擦れ合ってしまい、ダメージを受けやすいです。
ゴシゴシと洗っていると、摩擦が強くなり、キューティクルが剥がれるので、毛髪内の成分が流れ出ていき、パサつきを招きます。
このような摩擦を予防するために、シャンプー前にヘアオイルを付けると効果的です。
髪の毛全体にしっかりと揉み込んで、シャンプーやコンディショナーをすると摩擦が軽減します。
トリートメント剤に混ぜる
シャンプーの後に、特別ケアとしてトリートメント剤を使用する人も多いでしょう。
その際に、数的ヘアオイルを垂らしてトリートメント剤と混ぜて使用する方法もおすすめです。
トリートメント剤の栄養分をヘアオイルがコーティングしてくれるため、保湿力がさらにアップします。
自宅でのスペシャルケアとして活用してみましょう。
ドライヤーの前につける
ヘアオイルは、髪の毛から熱を守る効果が期待できるので、ドライヤー前に使用する使い方もおすすめです。
しっかりとタオルドライした後に、ヘアオイルをつけて油分で髪の毛をコーティングし、ドライヤーをかけることで熱ダメージから守ってくれるでしょう。
ヘアケアをした上で髪の毛を乾かすことで、しなやかでまとまりやすい髪の毛へと導きます。
ヘッドスパとして利用する
週に1〜2回など、ヘッドスパとして利用すると頭皮のケアが可能です。
頭皮や髪の毛が乾いている状態でヘアオイルをたっぷりとつけ、頭皮にもなじませてみましょう。
指の腹を使用して、頭皮を少しずつほぐしていくことで毛穴の汚れを揉み出すようにして頭全体をマッサージしてください。
丁寧にもみほぐすことで、頭皮の血行を良くし、環境を整えられます。
仕上げに、蒸しタオルを頭に10分程度放置した後、きれいに洗髪しましょう。
もみほぐした時に浮いた汚れや余分な皮脂などがすっきりと落ちるので、リフレッシュできます。
夜にヘアオイルを使用する際の注意点
髪の毛に良い効果が期待できるヘアオイルですが、夜に使用する際の注意点もあるのです。
以下で紹介するので、よく理解しておきましょう。
適量を守る
ヘアオイルは少量だったとしても、十分に効果が期待できます。
細い髪質の人や油分多めの髪質の人の場合は、たくさんオイルを使用してしまうと、ベタつきの原因になったり重くなったりする可能性が高いです。
そのため、それぞれの商品に定められている適量をしっかりと守ってください。
髪質や長さに合わせて、量の増減を調整するようにしましょう。
頭皮に直接塗らない
一般的にヘアオイルは髪の毛の中間から、毛先にかけて使用します。
より効果を得ようと、頭皮に直接塗ると毛穴が詰まる原因になったり、べたついたりするでしょう。
頭皮ケアを行い棣場合は、頭皮専用のオイルを使用してください。
髪の毛を保護するために使用するアイテムなので、あくまで髪の毛のダメージが気になる部分に使用しましょう。
髪の毛を乾かしてから寝る
乾いた状態に使用するだけではなく、濡れた状態でヘアオイルを使用するケースもあります。
濡れた髪の毛にヘアオイルを使用した後、しっかりと乾かしてから就寝しましょう。
乾かさずに寝ると枕との摩擦を引き起こしやすく、さらに雑菌の繁殖が起きる可能性があるので注意してください。
まとめ
今回は、朝だけではなく夜にヘアオイルを効果的に使う方法について紹介しました。
スタイリング剤としてもヘアオイルを使用する方も多いので、朝に使うイメージの人も多いでしょう。
夜に使用することで、髪の毛に潤いを与えてくれるだけではなく、就寝時の摩擦によるダメージを予防してくれます。
今回紹介した効果的な使い方を参考にしていただき、ツヤのある髪の毛を目指してみてくださいね。