美容情報サイト Beauty Web(ビューティーウェブ)がお届けする今回のテーマは
“アロマテラピーはストレスケアや美容に効果的!おすすめアロマも紹介!”
ストレス社会と言われる現代では、医師も何かと「ストレスですね。」と理由付けることもしばしばあります。
ただ、ストレスが原因となり身体に様々な影響が出てしまっているということも多くあることは事実あります。
2021年の統計データでは、ストレスを感じている方は約6割という結果でした。
ストレスを感じやすい方、そうでない方もいますが、統計データからしてストレス社会という言葉はマッチしていると言えます。
ストレスが無い生活を心がけるというより、どのように工夫してストレスを解消するかという考えであるべきではないでしょうか。
身体に悪影響を及ぼす前に、あなたなりのストレス解消を実践していただきたいと思います。
今回のテーマでは、そのストレス解消の一つの手段となりえるアロマテラピーについてお話しをしたいと思います。
美容にも効果的ですので、是非とも参考にされてください。
アロマテラピーについて
アロマテラピーとは、簡潔に述べると「香りによる療法」です
アロマテラピーでは、直接肌に触れても問題がない植物(ハーブ)から抽出した精油(エッセンシャルオイル)を使います。
エッセンシャルオイルは天然素材100%である場合に限り、そう呼ぶことができます。
なお、アロマオイルやフレグランスオイルは化学物質などを含んでいるため、直接肌に触れることは控えるべきオイルです。
エッセンシャルオイルを使い、その香りによりストレスケアや美容などといった美容や健康を目的にする自然療法がアロマテラピーです。
アロマテラピーの起源は1937年。
フランスの科学者が、火傷でできた傷をラベンダーのエッセンシャルオイルで癒やした経験から研究がされました。
エッセンシャルオイルによる「消毒、防腐、殺菌」という作用について医学的観点で研究がされ、現在でもアロマテラピーの研究が多くなされております。
その研究による論文も多数発表されており、医学的にも効果があること証明されています。
日本においては美容目的のアロマテラピーが盛んですが、フランスやベルギーなど海外では医療行為としてアロマテラピーが活用されております。
そのため、日本であればお店で気軽に購入でいるエッセンシャルオイルが、そのような外国では薬局でしか購入ができないのです。
なお、美容目的であれば「エステティック・アロマテラピー」と呼び、医療目的であれば「メディカル・アロマテラピー」と呼びます。
そのように分類はされますが、どのような目的でアロマテラピーをするかということであって、香りによって身体に及ぼす影響は良いことでしかありません。
アロマテラピーの効果とは
それでは、アロマテラピーによる効果について詳しく解説していきます。
①代謝の活性化
香りで心身をリラックスさせることにより、代謝を活性化することが可能です。
血管やリンパ節にある老廃物の排出(デトックス)が促され、体調を良くすることが期待できます。
②美容
①で解説したように、老廃物の排出が促進されることで肌のターンオーバーが促進されます。
代謝が悪いということは、ニキビや肌荒れ、くすみなどの肌トラブルに繋がりますが、アロマテラピーによってそのような肌トラブルの予防や改善が期待できます。
③メンタルケア
気分が落ち込んでしまっているようなメンタル状態に、アロマテラピーがおすすめです。
そのようなメンタル状態は代謝を低下させ、有害なアンモニアが体外に排出されずらくなりメンタル状態がより悪化していくこともあります。
既に解説しているように、アロマテラピーは代謝を活性化させることができるので、メンタルケアにとても有効なのです。
香りの中には、メンタルケアに優れているとされているものもあります。
④医療・予防医学
例えば、妊婦が抱えているストレスや不安などをアロマテラピーで治療することができます。
これまでされてきた医療では大きく効果が得られないような症状や悩みが、アロマテラピーにより改善することがあり医療現場で導入がされています。
エッセンシャルオイルは直接肌に触れても問題ないため、芳香成分を鼻粘膜から吸収するだけではなく、アロママッサージオイルでマッサージをしたり入浴の際にエッセンシャルオイルを3~4滴入れて、皮膚から吸収するということもできます。
吸収された芳香成分は溶けて血液により全身に行き渡り、その効果が得られます。
アロマテラピーを受けたい
アロマテラピーを受けたいと思われましたら、アロマテラピーを専門にしているサロンを探してみましょう。
専門のサロンではなくても、施術メニューにアロママッサージなどあればエステサロンや整体院などで試してみるのもありです。
その際は、スタッフの方に悩みから自分に合うエッセンシャルオイルを選んでもらうのも良いですし、効果で判断するのではなく好きな香りを自ら選ぶことも良いですね。
全身で芳香成分を吸収することができれば、マッサージにより血流促進がされるので相乗効果が期待できるでしょう。
そのようなサロンで体験してみることがおすすめですが、まずはご自宅でアロマテラピーを試してみるのも良いことです。
お店やネットで、アロマポット、アロマディフューザー、アロマランプなどと一緒にエッセンシャルオイルを購入しましょう。
ご自宅でアロマテラピーをすることは、毎日香りを楽しめて日々のストレスやメンタルのケアができるので、サロンに通われていてもご自身で実践することをおすすめします。
ご入浴される際にも、エッセンシャルオイルをお風呂に入れて皮膚から芳香成分を吸収することも意識して実践してみてください。
おすすめアロマ
ストレスを抱えると、不眠、イライラ、怒りやすくなる、不安感が強くなる、精神疲労など様々な症状が現れることがあります。
アロマはたくさん種類があり、その種類によって効果は異なります。
ただ、イライラや不安に効果的とされる種類であればラベンダーかカモミールが代表的で似ている効果を有しています。
そのような場合は、単純に好きな香りを選びましょう。
その時の悩みや症状に合わせて選んでみてください。
・ラベンダー:イライラ、不安、緊張
・カモミール:イライラ、不安、不眠
・サンダルウッド:ストレス、沈静
・ゼラニウム:情緒不安定
・ペパーミント:精神疲労、集中力の低下
・ペチバー:ストレス
・ネロリ:ストレス
・マンダリン:ストレス、緊張
・ベルガモット:ストレス、憂鬱
・ローズウッド:ストレス、情緒不安定
・マジョラム:ストレス、怒り、不眠
・オレンジ:ストレス、疲労、緊張、憂鬱
・イランイラン:ストレス、不安、緊張
・ローズ:ストレス、不安、憂鬱
まとめ
アロマテラピーは、医学的にも効果が認められています。
アロマテラピーを実践されようと思うのでしたら、アロマオイルやフレグランスオイルはダメということではありませんが、エッセンシャルオイルは自然由来であり、そしてマッサージや入浴などで肌から芳香成分を吸収するということもできるので、エッセンシャルオイルを購入されるようにしましょう。
生活の中に容易に取り入れることも可能なので、是非とも実践されてくださいね。