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“ボブヘアが広がる原因は?広がりを抑えるポイントや覚えておきたいヘアケア習慣について紹介”
ボブヘアは、まとまりのあるスタイルなので扱いやすいイメージを抱いている人も多いのではないでしょうか。
スタイリッシュでオシャレな印象のヘアスタイルですが、髪質やそのほかの原因によって広がりやすくなるケースもあります。
理想的なシルエットを保てないと、せっかくのボブヘアも台無しです。
今回は、ボブヘアが広がる原因や広がりを抑えるポイントについて紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ボブヘアが広がる原因
ボブヘアが広がってしまう原因は、いくつか考えられます。
以下では、髪の毛が広がる原因についてみていきましょう。
髪質の問題
ボブヘアは元々まとまりやすいスタイルですが、髪質の問題で髪の形状が歪んでいる人の場合は広がりやすいです。
歪む原因は、くせ毛の人や年齢を重ねることによる毛穴のたるみなどが考えられます。
髪の形状が歪んでいると、髪の内部にある水分バランスからよりが生じ、湿気が多い環境だと水分の少ない部分が膨張し、広がってしまうのです。
また、髪の形状が歪んでいるだけではなく、ダメージを受けて髪が乾燥している時も広がりやすくなります。
乾燥した髪の毛は、水分を吸収しやすく、広がりにつながるのです。
下記の記事「襟足のくせ毛対策は?くせ毛の原因やおすすめのヘアスタイルについて紹介」は、くせ毛が気になる方でしたら参考になると思いますので、あわせてご覧ください。
毛量が多い
髪の毛のくせや乾燥だけではなく、毛量が多い人も全体的に広がって見える可能性があります。
毛量が多い人は、髪の毛が太く硬い傾向があるので、ボブヘアのような全体的に長さが均一のスタイルだと重たい印象になりやすいです。
毛量が多い場合は、基本的にカットで落ち着くことがほとんどなので、気になる方は美容師に相談すると良いでしょう。
美容室での施術が原因
美容師は髪の毛をキレイにしてくれるプロですが、中にはカットミスや技量不足というケースもあります。
初めて行く美容室で、まだ髪質やくせなどを理解していない状態のまま、梳きすぎてしまったり、カラーなどを一緒に行って一層ダメージがかかったりすることもあるのです.
美容師だから、と安心してしまわずに、しっかりと自分の髪質やコンプレックスについては相談しましょう。
丁寧なカウンセリングを行う美容室は、仕上がりもキレイになる可能性が高いので、相性を見極める上でも相談することはとても大切です。
下記の記事では「相性が良い美容室の探し方!ポイントやリピートするメリット」について解説しておりますので、あわせてご覧ください。
髪に良くないホームケアをしている
カットした後、セルフケアを行うことで、キレイな髪の毛をキープできますが髪に良くないホームケアをしている場合は逆に広がりやすくなってしまいます。
例えば、髪の毛を乾かしていたとしても髪の毛によくない乾かし方をしていたり、シャンプー前にブラッシングせずに洗って汚れが残っていたりすると髪に良い影響を与えられません。
そのほかにも、ヘアケア用品の適量を守っていないなど、良いことだと思ってやっていたことが間違っている可能性もあるので、ケア方法を改めるというのも大事です。
ボブヘアの広がりを抑えるポイント
さまざまな原因から、髪の毛が広がってしまっても、ポイントさえ抑えておけば対処できるケースが多いです。
以下では、ボブヘアの広がりを抑えるポイントについて紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ドライヤーやアイロンの熱から髪の毛を守る
髪の毛が広がっていると、ボリュームを抑えようとアイロンをする方も多いのではないでしょうか。
しかし、ドライヤーやアイロンの熱は、髪の毛の水分を減少させるため、逆に広がりやすくなる可能性もあります。
そのため、髪の毛を乾かす時やアイロンを使用する時は必ず髪の毛を保護するスタイリング剤を使用しましょう。
セラミドやヒアルロン酸などのヘアケア成分が含まれているものや、髪を熱ダメージから守るヒートプロテクト処方のものを使用すると仕上がりがキレイになります。
また、アイロンを使用する際は、温度を160℃以下にすると熱ダメージを軽減できます。
下記の記事では「美髪になるドライヤー方法!乾かし方のポイント」について解説しておりますので、あわせてご覧ください。
月に1回はサロントリートメントを受ける
セルフケアでも、髪の毛を整えることは十分にできますが、髪の毛が広がりやすい人の場合は乾燥していたり、ダメージを受けていたりするので定期的にサロントリートメントを受けることがおすすめです。
市販のトリートメントの場合は、髪の毛の表面を保護するものがほとんどですが、サロントリートメントは髪の内部にまでしっかりと栄養を届けます。
さらに、美容師が髪の毛の状態を見極めて、それぞれに合った施術を行うため、効果が実感しやすいという点も魅力です。
サロントリートメントは、1ヶ月程度効果が持続するので、定期的に手入れをすることでキレイな髪の毛をキープできます。
広がりにくいスタイリングをする
日頃のヘアケアも大事ですが、スタイリングをする際のコツを覚えておくとより髪の毛の広がりが気にならなくなります。
手順は、以下の方法を参考にしてください。
- 霧吹きで髪の根本を濡らす
- 髪の毛全体を霧吹きで濡らす
- 目の粗いコームで髪の毛を梳かす
- 洗い流さないトリートメントやスタイリング剤を髪の毛の内側になじませる
- 目の粗いコームで髪の毛を梳かす
- ドライヤーで根元の顔毛を引っ張りながら乾かす
- 全体の8割程度が乾いたら、ブロー用のブラシで梳かしながら乾かす
根元からしっかりと乾かすことで、髪の毛の状態を整えやすくなり、スタイルが長持ちするので、時間がある時は丁寧なスタイリングを心掛けましょう。
トリートメントやスタイリング剤を使用する場合は、ムラにならないようにまんべんなくつけることがポイントです。
よりキレイに仕上げるために、ドライヤーだけではなく、アイロンを当て、ロックオイルを軽くなじませると一層ツヤのある髪になりますよ。
広がりにくいボブヘアのオーダー方法
髪の毛が広がりやすいけど、すっきりしたボブヘアをしてみたいという人は多いのではないでしょうか。
髪質別に、美容室でボブをオーダーするポイントを紹介するので、参考にしてみてください。
くせ毛の人はレイヤーを入れてもらう
くせがある髪質の場合は、短くするとすぐに広がってしまいます。
ボブスタイルの場合、長さを出すことはできますが、野暮ったく見えてしまう可能性も有るので注意が必要です。
そのあため、レイヤーを入れてもらい、顔周りをさっぱり見せたり、全体的なバランスをとりながらカットしてもらうようにしましょう。
事前のカウンセリングの段階で、ボブヘアにしたいけどくせ毛が気になっている、広がりやすいけど動きは出したいなど、要望をきちんと伝えるようにします。
下記の記事では、くせ毛の人に参考となる「襟足が浮くのはどのような状態?似合う髪型やスタイリングのポイント」について解説しておりますので、あわせてご覧ください。
毛量が多い人はグラデーションボブにする
毛量が多い人は、ボブにグラデーションカットを取り入れたスタイルです。
表面の髪の毛が内側の髪の毛よりも長くなるようにカットされているので、適度な重さと丸みのあるフォルムを作ることができます。
毛先の丸みが可愛らしく、バランスが良いので広がりにくいカットスタイルです。
前髪を作ると、毛量を分散させられるのでおすすめですよ。
柔らかく細い髪の毛の人は梳かないように依頼
髪の量が少なく見える細毛の人は、極力梳かないようにしてください。
毛量が少ない人で髪の毛が広がりやすい人は、梳くとパサパサと広がってしまいます。
そのため、重たい箇所だけ梳いてもらうようにオーダーしましょう。
まとめ
今回は、ボブヘアが広がる原因について紹介しました。
髪質の問題だけではなく、そもそも美容室での施術が原因という場合も多いので、広がりにくいようなオーダーをしましょう。
今回紹介した広がりにくい髪の毛にするためのヘアケア習慣を参考にしていただき、キレイなボブヘアを目指してくださいね。