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“ジェルネイルをお休みするタイミングは?お休み期間の補強方法について紹介”
爪先をおしゃれに見せてくれるジェルネイルですが、繰り返し利用し続けていると少しずつ爪が薄くなっていったり、持ちが悪くなったりします。
せっかくおしゃれをしているのに、自爪が不健康になってしまうのはもったいないですよね。
ただ、ネイルを楽しみたい人にとってはジェルネイルをお休みする期間は必要なのか?いつまでお休みするのか?と気になるものでしょう。
今回は、ジェルネイルをお休みする必要性やお休み期間中の自爪の補強方法について紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ジェルネイルにお休み期間は必要?
ジェルネイルのお休み期間は、絶対に必要というわけではありません。
オフをして、そのまま一定期間お休みしても良いですし、すぐに新しいジェルネイルを付けても良いです。
一方で、自爪を休ませる間もなく繰り返しジェルネイルを付けていると、徐々に自爪が薄くなってしまいます。
ジェルネイルの場合、オフをする際に必ず目の粗いネイルファイルを使用して表面を削り落とし、アセトンと呼ばれる溶剤を使用して落としていきます。
セルフネイルでジェルネイルを楽しむ人の中には、削りすぎて自爪まで傷つけてしまっていたり、アセトンの使いすぎで乾燥したりしているケースも多いです。
知らぬ間に自分の爪に負担を与えた結果、自爪が弱くなってしまいます。
そのため、自爪の状態が悪い人はお休み期間を設けましょう。
ジェルネイルをお休みした方がいい状態
ジェルネイルは、自爪の状態によってお休みした方が良いですが、どのような状態になると休んだ方がいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
以下では、ジェルネイルをお休みした方が良い状態について紹介します。
自爪が薄くなっている
わかりやすいタイミングは、自爪が薄くなっている時です。
ジェルネイルを繰り返し行うことによって、自爪に負担がかかり弱っている状態で、ジェルオフによる削り過ぎや付け替えのペースが早すぎる時に起きやすいといえます。
基本的にジェルネイルは、2週間以上持ちますが1週間で付け替えるなど、頻繁に付け替えることによってオフする際の負担が一層かかってしまうのです。
さまざまな要因で自爪が薄くなってしまうと、痛みを感じます。
自爪が薄くなっているのかの見極めは、少しの圧でも指先が痛い、温風がしみるなどが起きた時は爪が薄くなっているのだと思いましょう。
下記の記事では「ジェルネイルを続けると爪が薄くなる?原因や改善方法」について解説しておりますので、あわせてご覧ください。
ジェルネイルの持ちが悪い
ジェルネイルの持ちが極端に悪くなった場合も、お休みをするタイミングだと考えてください。
自爪が弱っている状態だと、ジェルネイルを支えることができないので、すぐに剥がれたり浮いたりします。
ジェルネイルが持つ目安となる2週間も持たない状態が続く場合は、自爪が弱っている、薄くなっている可能性が高いと考えましょう。
密着度が低い状態のまま、無理にジェルネイルを継続していると、状態はさらに悪化してしまうので必ずお休み期間を設けてください。
下記の記事では「ジェルネイルが剥がれた!自分でくっつける方法や持ちを良くするポイント」について解説しておりますので、あわせてご覧ください。
爪の変色や変形がある
爪の表面が変色・変形している場合は、体調不良やグリーンネイルの可能性が高いです。
爪の病気の場合は、ジェルネイルを続けることによって悪化してしまうので必ずネイルは休むようにします。
変色の見分けポイントは、以下のとおりです。
- 緑色:菌が繁殖している状態
- 赤紫や黒っぽい色:内出血の可能性
- 濃いピンクや赤色:自爪が薄くなり皮膚が近い状態
それぞれの変色に合わせた対処法が必要になってくるので、すぐに対処できるようにネイルはお休みします。
また、変形が見られる場合もグリーンネイルによる反り爪になっている場合は、極度な巻き爪、表面のでこぼこが極端という場合も一旦お休みが必要です。
日頃から爪の状態をよく観察し、的確な判断が大切といえます。
下記の記事では「グリーンネイルとは?対処法や原因」について解説しておりますので、あわせてご覧ください。
過度な損傷や病気の兆候がある
当然ですが、怪我をしたり、爪が剥離したりするなど損傷や病気の兆候が見られる場合は早急にお休みしてください。
怪我や病気だけではなく、ジェルオフする際のアセトンを使用しすぎることで自爪に深い亀裂が入る可能性もあります。
爪に異常が現れた場合は、なるべく清潔を保って様子を見る、もしくは病院で診てもらうようにしましょう。
ジェルネイルお休み中の自爪の補強方法
ジェルネイルを塗っていない自爪は、とても薄く脆い状態になっています。
そのままにしておいて、徐々に爪が生え変わるのを待つのも良いですが、補強しながら自爪を育てていくとより健康的な爪に育ちます。
以下では、お休み中の自爪の補強方法を紹介します。
ネイルハードナーを活用
近年、爪を割れにくくするための自爪補強剤であるネイルハードナーを活用すると良いです。
マニキュア感覚で簡単に使用できるので、爪表面をしっかりと保護してくれます。
ネイルハードナーを使用することで、クリアネイルをしているような見た目になるので指先を美しく見せてくれるでしょう。
自爪をしっかりと保護してあげることで、外部的な刺激からも保護できるためトラブルを予防できます。
保湿を徹底する
爪が乾燥している状態だと、どうしても健康的な爪には育ちにくく、すぐに割れたり欠けたりします。
そのため、お休み期間は徹底した保湿が重要です。
ネイル用の美容液やオイルが各メーカーから販売されているので、爪周りの保湿は入念に行いましょう。
保湿成分だけではなく、爪に必要な栄養素が含まれているものも多いので、乾燥を防ぎながら栄養を届けてくれます。
健康的で強い爪を育てるためには、保湿ケアの徹底は不可欠です。
下記の記事では「ネイルオイルの効果とは?選び方や使うタイミング」について解説しておりますので、あわせてご覧ください。
適切な爪の長さと形の維持
爪の形に気を使うことも重要で、適切な長さをキープすることで美しい爪先を保てます。
大体1cm程度伸びている状態だと、爪に負担なく指先を動かせるような長さなので目安にしてください。
爪切りでカットするのではなく、やすりを利用して丸みのある形に整えましょう。
爪が薄くなっていて不安定な状態の場合は、ネイルハードナーで補強しながら維持するのがおすすめです。
下記の記事では「エメリーボードの使い方を爪の形別に解説!種類や使い方のコツ」について解説しておりますので、あわせてご覧ください。
定期的な甘皮ケア
ジェルネイルをお休みしている間は、いかに健康的な爪を伸ばしていくのかが重要です。
そのため、甘皮ケアも定期的に行ってください。
ネイルをする際に一緒に甘皮ケアを行う、という人も多いですがお休み期間中もしっかりと行いましょう。
甘皮が伸びてきた時がタイミングですが、1ヶ月に1回程度を目安にすると良いです。
ただし、1ヶ月に1回が絶対というわけではなく甘皮の状態を見ながら決めてください。
下記の記事では「爪の甘皮ケアにニッパーは必要?メリットやキレイに処理できる方法」について解説しておりますので、あわせてご覧ください。
ジェルネイルをお休みする期間の目安
ジェルネイルのお休みが必要な期間は、個人差がありますが一般的に3〜4ヶ月程度を目安にしましょう。
3〜4ヶ月程度経過することで、ジェルネイルの土台となる健康的な自爪を取り戻せている可能性が高く、弱った爪も生え変わっています。
繰り返しジェルネイルを行うことで発生した自爪のダメージが生え変わりによって元気になっているので、ダメージを気にすることなく改めて爪先のおしゃれを楽しめます。
お休み期間にどうしてもネイルを楽しみたい、爪先が寂しいと感じる場合は、ネイルシールを活用するのがおすすめですよ。
ネイルシールについては、下記の記事「100均でも買える!ネイルシールって何?使い方を解説」を参考にされてください。
自爪の健康状態のチェックポイント
自爪が健康的な状態であることが、ジェルネイルを再開する基本です。
基本的に、健康な爪というのは硬くて表面がなめらかであり、薄く透き通ったピンク色の爪である状態だといえます。
例えば、以下のような状態であればまだ爪は元気になっていないと考えましょう。
- 割れやすい
- 縦筋が目立つ
- 反り返っている
- 爪の色が悪い
どの状態も、爪が乾燥していたり、血行不良が起きていたりする可能性があるのでまだ健康を取り戻せていません。
食事や日頃からのネイルケアが大切ですが、縦筋が目立つ人はストレスや過労が原因の可能性も高いので生活習慣などを見直してみてください。
健康的な状態に戻った後は、またジェルネイルを楽しみましょう。
下記の記事では「育爪の方法!セルフでできる簡単な習慣でキレイな自爪を叶えよう」について解説しておりますので、あわせてご覧ください。
まとめ
今回は、ジェルネイルをお休みするタイミングについて紹介しました。
ジェルネイルは、爪を強化してくれる一方で自爪にダメージを与える可能性もあるので、爪が薄くなったり負担を感じている場合は一定期間お休みをすることも大事です。
お休み期間中にしっかりとケアを行うことで、健康的な爪を取り戻しやすくなります。
今回紹介した補強方法を参考にしていただきながら、キレイな爪を目指してくださいね。