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“セルフでジェルネイルをオフする方法は?キレイに落とすポイントや失敗した時のリカバリー方法を紹介”
ジェルネイルは、ツヤがあり自由にデザインを楽しめる点が魅力です。
日頃のネイルをおしゃれに楽しむ上で、人気がありますがオフする際にネイルサロンに行く時間が取れないと悩む方も多いのではないでしょうか。
サロンに行かずとも、セルフでジェルネイルをオフすることはできます。
今回は、セルフでジェルネイルをオフする方法やキレイにオフするポイントについて紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
セルフで行うジェルネイルのオフ方法
オフ後にすぐジェルネイルをする場合は、基本的にネイルサロンでオフしてもらうのが一般的です。
しかし、オフだけでネイルサロンに行くというのは時間が取れない、お金を掛けたくないと思う方も多いのではないでしょうか。
以下の必要な道具を揃えることで、セルフでジェルネイルをオフすることができます。
- 10cm四方にカットしたアルミホイル
- 100〜150グリット程度のネイルファイル
- 200〜240グリット程度のバッファー
- コットン
- アセトンリムーバー
- ウッドスティック
必要な道具を用意した後は、以下の手順を参考にしてください。
- ジェルネイルの表面を削る
- コットンにアセトンリムーバーを浸す
- コットンを爪に乗せる
- アルミホイルを巻く
- 15分程度放置
- アルミホイルを外しジェルを剥がす
- 爪の表面を整える
それぞれの工程を詳しく解説します。
アセトンリムーバーの染み込みを良くするために、ジェルネイルの表面を削っていきます。
ホログラムやストーンなど、パーツを埋めている場合はパーツの角が出る程度に削りましょう。
軽く、優しく削るだけで問題ありません。
アルミカップ、もしくは小さなコップなどにアセトンリムーバーを入れて、コットンをひたひたになるように浸してください。
たっぷりと染み込ませることがポイントなので、しっかりと浸しましょう。
アセトンリムーバーを浸した後のコットンは、素手で触れると手荒れの原因にもなるので必ずピンセットを使用して扱うようにします。
コットンを乗せる際、いきなり10本の指全部をオフすると作業しにくくなるので、片手ずつオフすると良いです。
最初に、ジェルにつかないように爪まわりにネイルオイルを塗って皮膚を保護しましょう。
アルミホイルを巻く際は、リムーバーが流れ出て行かないようにしっかりと巻きましょう。
アルミホイルを巻いた時に、コットンが見えているとうまく巻けていないのでピッタリと巻きつけることを意識してください。
また、アセトンは揮発性なので時間をかけてしまうと蒸発してしまうので、1本コットンを乗せたらアルミホイルをすぐに巻いて、次の指に移ってください。
5本すべての指に巻き終えたら、リムーバーが揮発しないようにゴム手袋か指サックをしておくと安心です。
一定時間放置した後は、1本ずつアルミホイルとコットンを外してください。
全てのコットンを一気に外したい、と思うかもしれませんが、一気に外してしまうと後回しになる指のジェルが再度硬化してしまうので、必ず1本ずつ順番に剥がしていきましょう。
アルミホイルとコットンを外した際、ふやけて浮いた状態になったジェルをウッドスティックやプッシャーで軽く押して剥がします。
プッシャーは金属なので、ジェルの下にある自爪を傷つけずにゆっくり丁寧に剥がすことを意識してください。
軽く押しても剥がれない場合は、再度コットンとアルミホイルを巻いて放置すると剥がしやすくなります。
もしも、爪の先に数mm程度残っている場合は、ファイルで削り落としても問題ありません。
ジェルをオフした後の爪は、白くけば立つような状態でガサガサしています。
そのため、目の細かなバッファーで表面を整えましょう。
爪全体はアセトンが付着しているので、表面を整えた後はしっかりと手洗いをしてキレイに落としてください。
アセトンが残っていると、皮膚や爪の水分・油分を奪っていくので、必ず落としておくことと、落としたあとはネイルオイルやハンドクリームで保湿を行います。
覚えておきたい!ジェルネイルをキレイにオフするポイント
ジェルネイルは、セルフでも簡単にオフすることはできますが、覚えておきたいポイントもいくつかあります。
失敗を予防するためにも、オフする際のポイントを覚えておきましょう。
表面を削る時は力を入れない
ジェルネイルをオフする際に最も大事なポイントは、表面を削る際に力を入れたり、無理やり剥がしたりしないことです。
早くオフしたい、しっかりオフしたいという気持ちから、ついつい力が入ってしまいますが、爪に大きなダメージを与えてしまいます。
どれだけ手順を守っていても、自爪にダメージを与えることでオフ後の爪をキレイに保つことができません。
オフの際に表面は必ず削るものですが、優しく軽い力で少しずつ落としてください。
除光液を使わない
ジェルネイルをオフする際に、少しジェルが残ってしまったという場合もあるでしょう。
本来は再度アセトンリムーバーを浸したコットンを爪に乗せ、アルミホイルを巻いて放置して剥がす、という工程を繰り返します。
しかし、中には除光液でも問題ないのではと思う方もいるのではないでしょうか。
マニキュアを落とせるから、ジェルネイルも大丈夫とイメージするでしょうがマニキュアとジェルネイルは全く違うものです。
そのため、除光液でジェルネイルは落とせないので使わないようにしてください。
換気を十分に行う
ジェルネイルをオフする時は、必ず換気を行いましょう。
アセトンリムーバーは揮発性で、揮発したアセトンの成分は空気よりも比重が重たく、床付近に溜まってしまいます。
例えば、お子さんやペットがいる家庭の場合、換気を行わないと体調不良を引き起こす可能性もあるのです。
大人でも換気せずに行うと、就寝時などにアセトンの成分を吸い込んで健康被害を及ぼす可能性も否めません。
換気の方法は、窓を開ける自然な換気方法と空気清浄機などの機械を用いて強制的に換気を行う方法とがあります。
季節によって換気方法を決めて問題ありませんが、可能であれば作業中に空気清浄機で床付近の空気を換気しておくと安心です。
オフ後のネイルケアは徹底する
セルフでジェルネイルをオフした後、必ずネイルケアを徹底してください。
オフ後すぐにネイルオイルやハンドクリームなどでケアするのはもちろんのこと、セルフオフ後少なくとも2〜3日程度はしっかりと爪や手の保湿に気を使ってください。
手洗いごとや就寝時にネイルオイルを塗る、ハンドクリームを塗るといった乾燥防止を行うようにするとキレイな爪をキープできます。
下記の記事では「ネイルオイルの効果とは?選び方や使うタイミング」を解説しておりますので、あわせてご覧ください。
ジェルネイルのオフに失敗!リカバリー方法
セルフでジェルネイルをオフすると、失敗をする可能性もあります。
失敗してしまうと、結局ネイルサロンに行かなくてはいけないのだろうか、と思うかもしれませんがリカバリーは可能です。
以下で、よくある失敗のリカバリー方法を紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ジェルが爪に残っている時
正しい手順を行っても、リムーバーでジェルが浮き切らずに爪にジェルが残ってしまうケースはとても多くの方の悩みでしょう。
そのような場合でも、強引に削ったり、プッシャーで無理に押し上げてはいけません。
自爪に負担を与えてしまい、キレイに落とすことができないので、再度ジェルオフの工程を繰り返しましょう。
1回目よりも2回目の方が、ジェルは浮きやすい状態になっているので15分ではなく5〜10分程度でもキレイに剥がせます。
ウッドスティックでジェルが取りきれない時
ウッドスティックで取りきれないジェルがある場合、ファイルで削ってオフするのも1つの方法です。
ファイルを使用してオフする場合は、自爪まで削ってしまわないように優しく削りましょう。
削るのか再度オフの工程を繰り返すのかの判断は、残っているジェルが部分的なのか全体的なのかによって決めてください。
部分的なものであれば、ファイルで削るのが効果的です。
爪の表面が剥がれた時
ジェルを剥がす時に、思わぬ力が入って爪の表面まで剥がれてしまうケースもあります。
一度爪の表面が剥がれてしまうとすぐには元に戻らないので、とにかく保湿を行いネイルケアを行ってください。
爪の表面が剥がれた時は、しばらくジェルネイルはお休みしましょう。
下記の記事「育爪の方法!セルフでできる簡単な習慣でキレイな自爪を叶えよう」もあわせてご覧いただきまして、育爪に専念しましょう。
爪のデコボコが気になる時
仕上げに爪の表面を磨いても、爪のデコボコが気になってしまうケースもあります。
その際は、トップコートを重ねてツヤを出すと良いです。
デコボコがあると、気になってついつい何度も削ってしまうと爪が薄く、弱くなる可能性があるので避けてください。
とにかく爪を傷つけずに、守ることがネイルをキレイに保つ基本です。
まとめ
今回は、ジェルネイルをセルフでオフする方法について紹介しました。
一般的にはネイルサロンでオフしてもらうものですが、オフのみであればセルフで行う方が時間がかからずにおすすめです。
今回紹介した手順やポイントを参考にしていただきながら、キレイに落としていきましょう。
万一失敗したとしても、リカバリーは可能なので丁寧にオフしてくださいね。