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“大人ネイルの定番!ジェルで可能なマスタード色の作り方とは?簡単な作り方のパターンを紹介”
ネイルカラーの中でも、肌なじみがよく、どのようなファッションとも相性が良いマスタード色は、夏や秋の定番カラーです。
マスタード色、と一言で言っても深みなどが微妙に異なり、市販のものでは理想的なカラーが売られていないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回は、ジェルで簡単に作ることができるマスタード色の作り方を紹介します。
マスタード色ってどんな色?
ややくすみのある黄色のことで、日本語ではからし色とも呼ばれています。
ただ、マスタード色の方がからし色よりも明るい黄色をしているので、ネイルでも明るめの色をマスタード色、深みのある色をからし色と呼んでいるケースが多いです。
黄色の明るさと茶色の落ち着きの両方を持ち合わせているので、洗練された上品な指先を演出できるでしょう。
フォーマルな場面でも、オフィスネイルとしても違和感なく利用できるというのは、マスタード色の良さといえます。
マスタード色の魅力
マスタード色は、落ち着きのある印象だけではなく、さまざまな魅力があります。
以下の点が、マスタード色の持つ魅力です。
- どんな肌色にも似合う
- 差し色になる
- シックな印象がある
マスタード色は、透明感のある白い肌にもよく合いますが、日焼けした肌にもぴったりです。
小麦色の肌は寒色系よりも、マスタード色のような暖色系のカラーが良く似合います。
そのため、季節関係なく楽しめるネイルカラーだといえるでしょう。
カラー同士の組み合わせもしやすい色なので、ボルドーやベージュといったネイルカラーでも人気の色との相性が良い点も魅力です。
ベースを落ち着いたベージュなどにして、差し色としてマスタード色を入れると、より一層おしゃれな雰囲気に仕上がるでしょう。
また、落ち着いた印象だけではなく、シックで上品な雰囲気になる点もマスタード色の魅力なので、フォーマルな場面でも活躍しやすいといえます。
ジェルで可能なマスタード色の作り方

近年は、さまざまなジェルカラーが販売されていますが、より理想的なネイルカラーをしたい、という場合は自分で作ってしまいましょう。
ジェルネイルは、混ぜることができるので理想のマスタード色を追求できます。
以下では、基本のマスタード色の作り方を紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【初心者向け】2色でできるマスタード色の作り方
イエローとブラックの2色で簡単にできるので、ジェルネイル初心者におすすめです。
イエローを基本にして、ごく少量だけブラックを足してみてください。
深みのあるマスタード色に仕上がるので、手軽にマスタード色をネイルに入れたいという人や時間がない人に向いています。
マスタード色にしたいという人だけではなく、イエローが思っていたよりも明るすぎたので、少し落ち着かせたいといった際にも活用できる方法です。
【おしゃれ度を上げたい人向け】キャラメルっぽいマスタード色の作り方
深みとコクがあるマスタード色は、より指先をおしゃれに見せてくれます。
使用するジェルは、イエロー・マゼンタ・シアンの3色です。
最初にイエロー10:マゼンタ1の割合で混ぜ、濃厚な黄身色になったら、マゼンタと同量のシアンを混ぜてください。
混ぜた時に、もう少し深みやコクを出したい場合は、シアンを少量ずつ足すと良いです。
【簡単に深みのある色にしたい人向け】明るめのマスタード色の作り方
マスタード色を量産したい、という人に向いている作り方です。
使用するジェルは、イエロー・マゼンタ・シアンの3色で、最初はシアン1:マゼンタ2の割合で混ぜます。
アオムラサキを作って、イエローに少量ずつ足していきましょう。
明るさのあるマスタード色になったら完成ですが、深みを出したい人はアオムラサキを多めに入れてみてください。
【シックな色にしたい人向け】上品さのあるマスタード色の作り方
より落ち着きがあり、上品さを感じられるマスタード色の作り方です。
イエローと茶色の2色を使用するだけで、手軽に作ることができますが、仕上がりは洗練された深みのあるマスタード色なのでおすすめといえます。
イエロー10:茶色1の割合で、混ぜていくだけで仕上がりますが、より濃くしたいという場合は茶色を増やしてください。
ジェルを混ぜ合わせる時の注意点
ジェル同士は、簡単に混ぜることができるので好みのカラーが作りやすいです。
一方で、注意点もあるのでよく理解しておきましょう。
少量ずつ混ぜ合わせる
ジェルを混ぜ合わせる時に大事なことは、少量ずつ作ることです。
一気にたくさんのジェルを混ぜ合わせると、思い通りのカラーにならない事態に陥った際、無駄になってしまいます。
基本的に混ぜ合わせる時は、専用のパレットの上かアルミホイルの上にジェルを出して、少しずつ足しながら好みの色に仕上げましょう。
作ったジェルは空きコンテナに移す
ジェルネイルを作る時は、基本的に使用する指の本数に間に合うように作ってください。
理想の色にしようとするあまり、どんどんカラーを継ぎ足していってしまえば、量が増えてしまいます。
しばらくマスタード色ばかりを使用する、といっても、そもそもジェルネイルはマニキュアと違って持ちが良いので頻繁にカラーを変えることはありません。
基本は、適量を守ることが重要ですが、どうしても多く作ってしまった場合は、キレイな空きコンテナに移しておくと安心です。
できる限り同じメーカーのものにする
近年、さまざまなメーカーからジェルネイルが販売されています。
そのため、複数のメーカーを利用している方も多いのではないでしょうか。
単純にネイルを楽しむだけであれば、複数のメーカーのジェルを使用しても問題はありませんが、混ぜ合わせる時はできる限り同じメーカーのものにしてください。
別々のメーカーだと、硬化秒数が違う・相性が悪いなど、細かな部分での違いが生じることによって、キレイに固まらずに硬化不良が引き起こされる可能性があります。
そのような状態になると、結果的にキレイにジェルが混ざらない・変色する・持ちが悪いなどのデメリットが目立つので、できる限り同じメーカーのものを使用して混ぜ合わせましょう。
ノンワイプやピールオフのジェルとは混ぜない
ジェルは硬化した後に、次のジェルとの密着度を良くするために未硬化ジェルが残ります。
ノンワイプジェルは、未硬化ジェルが残らないのでジェル同士を混ぜた後の密着度が半減し、ジェルネイルの持ちが悪くなってしまう可能性があるのです。
また、簡単にオフができる点が魅力のピールオフジェルも持ちが悪くなる可能性が高いので、混ぜ合わせるジェルとしては使用しないようにしましょう。
ジェル同士を混ぜる時は、ジェルのタイプにも意識を向けてください。
作ってから時間を空けない
混ぜ合わせたジェルは、時間経過によって変色しやすいので、保存しないのであれば混ぜてからすぐに爪に塗るようにしましょう。
例えば、片手だけ塗って、少し休憩しようと思っても、後で塗った方の色味が変わってしまう可能性が高いです。
色を混ぜて作ったジェルは、基本的に劣化が早いと思ってください。
そのため、好みの色を作ったら、すぐに塗ってしまいましょう。
事情があって時間を空けなくてはいけない場合は、ジェルを空のコンテナなどに入れてしっかりと密閉しておけば安心です。
混ぜ合わせたパレット・アルミホイルの上など、そのまま放置した状態はNGなので注意してくださいね。
まとめ
今回は、大人ネイルの定番カラーであるマスタード色の作り方を紹介しました。
イエロー・マゼンタ・シアンを組み合わせるほか、茶色を入れるだけでも簡単にマスタード色が完成します。
シアンや茶色を多めに入れると、明るめ・深めなマスタード色に仕上がり、マゼンタを多めに入れると赤みの強いマスタード色に仕上がります。
自分の好みのマスタード色を追求して、美しい指先を目指してみてくださいね。
また、美しい指先にするために下記の記事「ジェルネイルでよくある失敗例!きれいに仕上げるポイントや失敗を防ぐ方法について紹介」もご覧になられて、きれいにネイルを仕上げてくださいね。
