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“3Dアートネイルは初心者でもできる?作り方や魅力についても解説”
ネイルデザインは、さまざまありますが近年注目されているのは3Dアートネイルです。
平面のデザインが基本のネイルの中でも、立体的な点が魅力であり、個性を出せるデザインといえます。
一方で、パーツを使用するケースも多いため、セルフでできるのだろうかと気になる方も多いのではないでしょうか。
今回は、注目の3Dアートネイルの作り方について紹介します。
3Dアートネイルとは?
名前の通り、アクリルパウダーとアクリルリキッドを作り、立体的に仕上げるネイルデザインです。
例えば、お花のモチーフを利用したい場合は、イラストとして描かれているわけではなく、まるでお花が爪に載っているような仕上がりになります。
一般的なデザインネイルよりも、華やかでインパクトのあるネイルに仕上げることができるでしょう。
筆でデザインを作り上げるだけではなく、パーツも使用するケースも多く、他の人とは違うネイルを作り上げることが可能です。
パーツとの組み合わせのほか、パーツにはないようなデザインでも3Dアートなら自由に配色や造形を作り上げられます。
自由度の高い方法なので、季節のイベントや好きな推しのカラーに合わせて作るという人も増えています。
3Dアートネイルの魅力
3Dアートネイルは、細かな作業なので他のデザインネイルと比較すると時間はかかりますが、完成した時の満足感が高い点が魅力です。
立体感が生み出す美しさは、視覚的なインパクトだけはなく、手元全体を引き立てる効果も期待できるでしょう。
平面的なデザインと比較すると、奥行き・陰影が加わるため、一層魅力的な印象を与えます。
複数のカラー、素材を用いることで光のあたり方によって異なる表情を見せてくれます。
デザインの自由度の高さから、アート的な表現を追求することも可能で、自分だけのアートを楽しめる点も大きな魅力です。
初心者でも簡単にできる3Dアートネイルの作り方
3Dアートネイルは、見た目の完成度からセルフでは難しいのではないかと不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
しかし、きちんと作り方を理解し、コツやポイントを覚えておくと簡単に作ることはできます。
以下の基本的な手順を理解し、チャレンジしてみましょう。
- 筆をリキッドで湿らせる
- アクリルパウダーをボール状にとる
- ミクスチャーの状態をチェック
- 好みのデザインを作成
まず、アクリルリキッドをダッペンディッシュに入れてください。
目安は、筆が浸る程度の量で問題ありません。
準備ができたら、筆を湿らせてから筆の先端にアクリルパウダーをボール状に取ります。
もしも、筆を湿らせすぎた場合はダッペンディッシュのふちで筆を扱いて、量を調整しましょう。
また、アクリルリキッドは揮発性絵が高く、独特の匂いがあるので室内の換気にはしっかりと気を配ってください。
アクリルパウダーは、アクリルリキッドと化学反応を起こし、ボール状のミクスチャーが出来上がります。
次に、ミクスチャーの大きさと硬さをチェックします。
理想の形は、表面にツヤがあって自然と丸みが出る程度です。
表面が粉っぽくなっている場合は、リキッドが不足しています。
逆にミクスチャーが流れ落ちてしまう場合は、リキッドの量が多くなってしまっているので調整しましょう。
ミクスチャーを爪に置いて、好みのデザインを作ってください。
ミクスチャーは、時間は経過するとすぐに固まってしまうので、形成しにくくなるのでスピード感も大事です。
もしも、理想の形に仕上がらないと感じた場合は、固まる前にウッドスティックなどで取り外して廃棄してください。
3Dアートネイルを作る際に必要なアイテム
デザインネイルをセルフで作る際、しっかりとアイテムを用意しなくては思うように作り上げられません。
3Dアートネイルの場合は、以下のアイテムが必要です。
- アクリルリキッド
- アクリルパウダー
- 筆
- ダッペンディッシュ
- シリコンマット
アクリルリキッドとアクリルパウダーは、3Dアートを作り上げるのに必須なアイテムといえます。
アクリルリキッドは、別名モノマーと呼ばれており、揮発性が高く酸化しやすい特徴があるので、必ず小分けにして使用しましょう。
アクリル樹脂を細かく粉末状にしたアクリルパウダーは、クリアやホワイトのパウダーから3Dアート専用の色付きのものまであります。
筆は、3Dアート専用のものを使用してください。
コリンスキーやセーブルなど、動物の毛を使用した筆を選び、細かなアートを作る際は細めの筆、スカルプチュアに使用する際は太めの筆など、使い分けを行いましょう。
ダッペンディッシュは、アクリルリキッドを入れるためのガラスや陶器のことで、幅広い大きさの物が販売されています。
シリコンマットは、必須アイテムではありませんが、アクリルリキッドがこぼれても良いようにテーブルの上に敷いて使用します。
アクリルリキッドがこぼれてテーブルについてしまうと、表面のコーティングを溶かしてしまう可能性があるので用意しておくと安心です。
ネイルを作った後の片付けは大切
ネイルデザインを作った後は、マニキュアと違いそのままにしてはおけません。
アクリルリキッドが残ってしまった場合、再度使用することはできないのでキッチンペーパーなどに吸わせて廃棄してください。
また、使用した筆は絶対に水で洗わずにアクリルリキッドで洗いましょう。
水で洗うと筆にダメージを与えるため、NGです。
3Dアートネイルで人気のデザインを作る方法
デザインの自由度が高い3Dアートネイルですが、初心者の場合は複雑なデザインはなかなか難しいでしょう。
以下では、人気があって簡単にできるデザインを紹介します。
3Dアートネイルの基本!ハートのデザイン
最も人気があり、デザインの基本とも言えるハートのデザインは、セルフで作る際に覚えて置いて損はありません。
簡単に作り上げることができるので、以下の方法を参考にしてください。
- ミクスチャーを爪の上に置く
- 固まり切らないうちにミクスチャーの端を伸ばして先を尖らせる
- サイドの部分をまっすぐに整える
- もう片方も1〜3と同様に行う
- 凸凹の調整をする
ハートの形が歪にならないように、最初に作った側と同じ大きさのミクチャーを作り、バランスを取ることが大事です。
硬化しきる前まで形を作ることができるので、イメージに合わせて慎重な形に仕上げましょう。
形を作り上げたら、斜めから見てミクスチャーの厚さが違う部分がないかチェックしてください。
万一凸凹があれば、小さめのミクスチャーをプラスして、表面が滑らかになるように整えましょう。
可愛らしさと華やかさが魅力なお花のデザイン
簡単にできるデザインなのに、しっかりと作り上げた印象的になるお花のモチーフは指先に繊細さを演出できて人気があります。
以下の方法を参考にしていただき、作ってみてください。
- 花びら1枚分のミクチャーを置く
- キッチンペーパーで筆を整える
- 置いたミクスチャーの中央に筆先で圧を加えて線を入れる
- 1〜3を繰り返し5枚の花びらを作る
- 花びらの真ん中に丸型のミクチャーを置く
ミクスチャーの中央に筆先で線を入れる際、ミクスチャーが柔らかすぎると線が消えてまうケースが多いので、硬化のタイミングを見計らって入れましょう。
線の入れ方は筆先を花びらの中央に入れて、外側に向かって筆を引いていくとキレイに仕上がります。
強くやりすぎると、花びらが2つに割れてしまうので注意してください。
まとめ
今回は、初心者でもできる3Dアートネイルの作り方について紹介しました。
3Dアートネイルは、立体的なデザインが魅力で、他の人との差をつけたい特別な日のおしゃれとして活用できます。
個性を表現できる魅力的なデザインですが、必要アイテムを用意し、作り方の手順を理解しておくことで、初心者でも簡単にできるでしょう。
今回紹介した作り方を参考にしていただき、自分らしい3Dアートを楽しんでみてくださいね。しんでくださいね。