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“朝ヨガはダイエット効果が期待できる!効果的な理由やヨガのポーズを紹介”
ヨガはメンタルヘルス効果、疲労回復など、幅広い効果が期待できます。
効果の一つにダイエットに良いことも知られていますが、特にダイエット効果が高まるとされているのは朝の時間帯です。
ヨガを行うことで忙しい毎日の中で、朝の時間帯を有効活用し、健康的で美しい体づくりができます。
今回は、朝ヨガがダイエットに効果的な理由や、おすすめのヨガのポーズを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
朝ヨガがダイエットに効果的な理由
朝ヨガが、ダイエットに効果が期待できる理由を以下でみていきましょう。
ヨガは、深い呼吸を行いながら全身を使ったポーズをとるので、全身運動が可能です。
効果を良く理解しておくことで、よりダイエットを効率的に進められます。
目覚めがスッキリする
朝にヨガを行うことで、体が自然に目覚めて、気分がスッキリとします。
全く体を動かさないと、目が覚めたことに気づくまで少し時間がかかりますが、朝ヨガでしっかり全身を動かすと、体は目覚めたのだとすぐに気づくでしょう。
激しい運動をするわけではないので、心身の緊張がほぐれ、リラックスした状態を作り出します。
穏やかな動きを丁寧に行うことで、5分程度のヨガだとしてもストレスが軽減されるため、過食の原因となるコルチゾールの増加を防ぐでしょう。
体がしっかり温まる
目覚めた後、ヨガのように緩やかな運動を行うと体がしっかり温まります。
起床直後は、1日の中で最も体温が低い状態なので、代謝が悪くダイエットの効果を低下させてしまいます。
朝ヨガを行うことで、血流がスムーズになり、体が少しずつ温まることで、代謝の良い体になるのです。
1日の活動量が自然に増え、消費カロリーも増加し、脂肪燃焼効果が期待できるため、朝ヨガは効率的にダイエットを行う上でのポイントになります。
生活リズムが整う
ヨガは、毎日行わなければ適切な効果を得ることはできません。
そのため、朝の日課にすることで生活リズムが整いやすく、健康管理がしやすくなります。
仕事前や家事を行う前にヨガをするため、早めの行動が身につくので睡眠時間を確保しようという意識になるでしょう。
朝ヨガのために夜更かしをやめよう、起床後にだらだらするのをやめよう、という気持ちになるため、生活の基盤となるリズムが生まれます。
朝、太陽の光を全身に浴びると、セロトニンと呼ばれるホルモンが分泌されて、ストレス軽減効果やモチベーションアップ効果などが期待できるのです。
ダイエット効果が期待できる朝ヨガのポーズ
ヨガは1日どの時間帯に行っても良いですが、基礎代謝をアップさせてダイエット効果を得るためにも、朝ヨガがおすすめです。
以下で、ダイエット効果が期待できるヨガのポーズを紹介します。
魚のポーズ
歪んだ姿勢を正し、お腹のたるみをスッキリさせる効果が期待できる魚のポーズは、ヨガ初心者でも簡単に取り組めます。
以下の方法を参考にしてください。
- 仰向けの状態で両足を揃える
- 体の外側に肘がでないように背中の下に両腕をしまう
- 手のひらを床に付けてお尻の下に入れる
- 息をゆっくり吸いながら両肘で床を押して胸を持ち上げる
- 頭頂部を床に向けてキープ
- 深呼吸しながら頭の状態を戻す
魚のポーズは、しっかりと深呼吸することでリラックス効果や姿勢改善効果が期待できます。
仰向けからスタートするので、ベッドの上などでも行える点が魅力です。
胸を天井に持ち上げるイメージで行うと、より効果が高まります。
チャイルドポーズ
体全体をほぐし、代謝を高める効果が期待できるポーズです。
チャイルドポーズは、座った状態で行うので手軽に行えます。
以下の方法を参考にしてください。
- 背筋を伸ばして正座する
- ゆっくりと息を吐きながら両手を前に滑らせる
- 体を前に伸ばしておでこを床につける
- 肩の力を抜いて背中が丸くなった状態を保つ
- 深呼吸しながら両手を肩の下に置く
- 手のひらで床を押しながら起き上がる
おでこを床につける際は、お尻をかかとにつけておくのがポイントです。
体が硬い人は、ブランケットなどを挟んでお尻の位置を安定させましょう。
ワニのポーズ
背中やお尻周りをスッキリさせる効果が期待できるポーズで、とても簡単です。
以下の方法を参考にしてください。
- 仰向けになり両手を肩の高さに開く
- 片方の膝を曲げて胸に引き寄せ床に下ろす
たったの2ステップでOKなので、誰でも簡単に行えるでしょう。
足を床に下ろす際、膝が床につかなくてもOKです。
目線は天井を見つめたままで、深呼吸しながら体を動かしてください。
バッタ・ハスタ・アーサナ
呼吸がしやすい体を作り、代謝をアップさせるヨガのポーズです。
座ったままの状態で行うので、無理なくできるでしょう。
以下の方法を参考にしてください。
- あぐらの姿勢で座る
- 胸の前で両手の指を組む
- 手のひらを返して腕を伸ばす
- 息を吸いながら手のひらを天井に向けて持ち上げる
- 手のひらを天井方向に引っ張ったまま息を吐いて肩を引き下ろす
- 息を吸って上へ伸びる
- 息を吐いて肩を下ろし腕を下ろす
呼吸が大事なポーズなので、しっかりと意識してください。
あぐらの姿勢をする際、クッションなどでお尻の下に高さをつけると骨盤を立てて座りやすくなります。
腕を上げるとき、肩が痛いと思う場合は斜め上方向に緩めてみましょう。
朝ヨガの注意点
朝ヨガはダイエット効果が期待でき、体と心をスッキリさせることができますが、注意点もあります。
注意点を知らずに朝ヨガを行うと、体調が悪くなるなどが起きるため、よく理解しておきましょう。
朝食前に行う
基本的にヨガのポーズは、体をねじる動作が多く、食べ物が胃の中にある状態だと内臓に負担をかけてしまうので、朝食後はおすすめできません。
朝食を食べる前の5〜10分程度を利用してヨガを行うと、体が目覚めるので食事をしても燃焼しやすい体へと導きます。
ただ、起床後は水分が失われているため、常温の水や白湯を1杯飲んでからヨガを行いましょう。
朝食前に時間が取れない、という場合は食後1〜2時間程度空けてから行うと、体に負担がかかりません。
無理のない範囲で行う
ヨガのポーズは、体を伸ばす、反るなどの動作が多いですが無理のない範囲でできるポーズをしてください。
寝ている間は、寝返り以外の動きがないので体中の筋肉が硬くなってしまっています。
起床後も体は硬いままなので、無理に体を伸ばすと痛めてしまう恐れがあるので、ゆっくりと寝ている状態でもOKなポーズから始めてみましょう。
ダイエット効果を期待するあまり、難しいポーズにチャレンジしてみたくなりますが、自分が心地よいと思う程度の範囲で行ってください。
落ち着いた状態で行う
朝ヨガに限らず、ヨガを行う場合は物が散乱しているような環境では行わないようにしましょう。
落ち着いた状態で行うと呼吸も穏やかになり、効果が実感できるので、スッキリとキレイな空間を作った上で行います。
ヨガはただ体を動かすだけではなく、心をリラックスさせる効果も期待できるため、精神的に集中できるような環境を作ってください。
まとめ
ダイエットに効果が期待できる朝ヨガについて紹介しました。
体を目覚めさせ、代謝を良くしてくれるので、積極的に取り入れてみましょう。
今回ご紹介したおすすめのポーズを参考にしていただきながら、美しい体を目指してくださいね。