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“美バストを目指そう!正しいバストケア方法や注意点について紹介”
体と同様に、バストもケアを怠ると年齢とともに変化します。
それぞれの状態に合ったケアをしっかりと行うことで、美バストをキープできますが、ケア方法がわからないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回は、美バストを目指せる正しいバストケア方法や注意点について紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
バストの形が変化する原因
美しいボディラインを目指す方は多いですが、ボディラインの中でもバストの形は重要です。
メリハリのあるボディに見せるためには、ハリのある美バストは目指したい部分だといえるでしょう。
しかし、バストは年齢によって形が変化してしまいます。
以下では、バストの形が変化する原因について紹介するので、参考にしてみてください。
女性ホルモンの減少
ホルモンは、人間の体に備わっている特別なコントロール機能です。
外界からの刺激に反応し、体の中でホルモンは常に変化しつつ、複数のホルモンが互いに制御し合って働いているのです。
体だけではなく心からもホルモンはコントロールを受けていて、さまざまなホルモンが分泌されます。
中でも、女性ホルモンはバストと深く関わりがあり、思春期には女性ホルモンが活発に分泌されることから、バストが大きくなっていきます。
心身ともに不安定な時期ですが、18歳頃までバストは変化しながら発達を続けるのです。
活発なホルモン分泌が行われているいきは、バストも大きくなりますし、ハリのある見た目をしています。
しかし、年齢を重ねるごとに女性ホルモンは減少していくため、乳腺が萎縮して脂肪に置き換わり、柔らかくなることでバストの位置が下がるのです。
クーパー靭帯の衰え
バストは本来、重力によって下へと引っ張られていきますが、クーパー靭帯というものによってテント状に引っ張り上げられています。
クーパー靭帯はバスト全体に放射線状に広がっており、しっかりとバストを支えてくれることによって美バストをキープできるのです。
ただし、クーパー靭帯は年齢とともに伸びやすくなるので徐々に形を支えられなくなって行きます。
少しずつクーパー靭帯が衰えて伸びていくと、バストが下向きになって形が崩れやすくなるのです。
クーパー靭帯は鍛えることができない部分なので、代わりに大胸筋を鍛えることでバストを支えやすくできるでしょう。
特に姿勢の悪さは大胸筋を衰えやすくさせるので、姿勢の改善と大胸筋のトレーニングは重要です。
下着のサイズが合っていない
バストの形が年齢によって変化するように、サイズもその時々によって変化します。
例えば、10代の頃は成長過程でふっくらした体型の人でも、20代・30代で徐々に痩せていくケースもあるでしょう。
逆に痩せていた人が妊娠・出産を通して、バストのサイズが変化するケースもよくあります。
そのような場合に、きちんとバストのサイズに合わせた下着を使用しないと、胸が固定されずにクーパー靭帯が傷つきやすくなる可能性が高いです。
本来のバストよりも下着が大きい、小さいといった適切なサイズの下着を使用しなければ、クーパー靭帯が傷つきやすくなるだけではなく、バスト周辺のリンパの流れをせき止めたり、代謝を低下させたりします。
下着の締め付けが苦手で、カップ付きのインナーを利用する方も多いでしょう。
しかし、カップ付きのインナーはブラジャーと比較するとホールド力が低いので、バストの脂肪が他の部位に流れてしまい、形が崩れやすくなります。
美バストを作り上げるケア方法
美バストをキープするためには、単純に下着で矯正するだけでは不十分です。
しっかりとケア方法を理解して、魅力的なバストを目指してください。
以下では、美バストを作り上げるケア方法を紹介します。
バスト周りのマッサージを行う
美バストを作り上げるためには、バスト周辺の筋肉を鍛えたり、血行・リンパの流れを良くすることが大事です。
そのため、バスト周りのマッサージを行いましょう。
簡単にできる方法を以下で紹介するので、参考にしてみてくださいね。
睡眠中のむくみ解消効果が期待できる朝のバストケアマッサージ
脇の下にはリンパ節があり、流れが悪いとバストの血流にも影響を与えます。
睡眠中にむくんだり、硬くなったりするケースが多いので、起床した際にリンパマッサージを行うと効果的です。
方法は、以下のとおりです。
- 右手の指4本で左脇の下のくぼみをグッと押す
- 親指で挟むようにして脇を掴む
- 右腕を伸ばして大きく円を描くように5回後ろに回す
- 逆も同様に行う
後ろに腕を回す時は、1回ごとに脇をしっかりと掴み直すことがポイントといえます。
両方5回ずつ回して1セットなので、時間に余裕があるときは3セット程度やるとより効果が期待できるでしょう。
1日の終わりのナイトバストケアは引き上げマッサージ
就寝前のリラックスした状態でバストマッサージを行うと、効果が高まります。
刺激的なマッサージを行うよりも、優しい気持ちにしてくれるマッサージがおすすめです。
以下の方法を試してみてくださいね。
- 片手をリンパ節のある鼠径部(そけいぶ)、もう片方の手をお腹の辺りに置く
- 下から上にお肉をとらえて撫で上げるように上へ引き上げる
- 10回前後下から上へ引き上げる
- 流れたバストを中央に集めるイメージで脇の下から体の内側に向けて手を交互に動かしながら寄せる
- 4の動作を5〜6回繰り返し、左右行う
鼠径部は、足の付けの部分で体全体を優しく引き上げるようなイメージで行いましょう。
パジャマの上からでもOKですし、入浴後に裸でボディケア用クリームやオイルを使用してマッサージするのもおすすめです。
急がず、ゆっくり丁寧に行ってください。
ナイトブラの着用をする
締め付けが嫌で就寝時には何も下着を着用しない、という方は多いのではないでしょうか。
しかし、就寝時は胸の脂肪が横に流れやすく、無防備に寝返りを打つことによってクーパー靭帯に負担をかけてしまいます。
形の良い美バストをキープするためには、ナイトブラの着用が望ましいです。
近年は、ノンワイヤーのものやストラップの幅が広く作られているものなど、豊富な種類が販売されているので自分に合った商品を選んでみてください。
姿勢の改善
姿勢の悪さは、大胸筋やクーパー靭帯の衰えを引き起こします。
衰えてしまうと、バストの形が悪くなるだけではなく、サイズダウンを引き起こしやすいので姿勢の改善はバストケアの大きな一歩といえるでしょう。
特にデスクワークの人は姿勢が悪くなりやすいので、定期的に休息時間をとり、肩周りを動かしたり、適度にストレッチをしたりなど筋肉のこりや姿勢改善に意識を向けてください。
ブラジャーのサイズをきちんと測る
サイズの合わないブラジャーを使用していると、胸の血流が悪くなったり、形が悪くなったりします。
そのため、美バストをキープするためには、自分に合ったサイズのブラジャーを正しい位置で着用することが重要です。
バストのサイズや形は年齢や生活習慣によって大きく変化するため、定期的にサイズを計測して正しい着用を行ってください。
よくわからない、と悩んでいる方は専門店に行くときちんと計測し、着け方のアドバイスもしてもらえるので利用してみましょう。
美バストケアの注意点
美バストを目指すために、下着のサイズをしっかりバストに合ったものを選んだり、ナイト用のブラジャーを着用したりとさまざまな方法があります。
しっかりとお手入れを行うことで、美バストをキープできますが、注意点もあるので覚えておきましょう。
ケア方法で効果的なマッサージですが、その際に摩擦刺激を軽減させるためにきちんとボディケア用のクリームやオイルを使用してください。
何もつけずにマッサージを行うと、流れが悪く力を込めてしまうケースがほとんどです。
強い力でマッサージをすると刺激による痛みのせいで、体が緊張してしまいバスト周辺の血流が悪くなります。
そのため、ボディケア用のクリームやオイルを使用して、なめらかな流れでマッサージを行いましょう。
可能であれば、肌のハリや弾力アップを助ける成分や肌の明るさを引き出す成分が含まれているクリームを使用すると、より美バストを目指せます。
まとめ
今回は、美バストをキープするケア方法を紹介しました。
年齢や体型によって、その時々でバストの形は変化しますがきちんとケアすることによって、美しくハリのあるバストを保つことができます。
今回紹介したケア方法を参考にしていただきながら、理想のバストを目指してください。