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“カラーマスカラで魅せる目元の新常識|2025年トレンドカラーで大人メイクをアップデート”
メイクの主役が目元にシフトしている今、これまでブラックやブラウンが主流だったマスカラに新たな風が吹いています。
それがカラーマスカラです。
カラフルなまつげは、一見派手な印象を持たれがちですが、今や大人の女性のための抜け感アイテムとして急速に人気を高めています。
この記事では、大人でも使えるカラーマスカラの魅力を徹底的に解説します。
なぜ今、カラーマスカラなのか?

マスク生活やリモートワークの浸透で、顔の中でも特に目元の印象が大きな意味を持つようになりました。
口元が見えにくくなった分、目元で感情や個性を表現する機会が増えたことにより、アイメイクの重要性が高まっています。
この変化の中で、ブラックマスカラ一辺倒では物足りなさを感じる人も増えてきました。
もっと柔らかく、もっと遊び心がある印象にしたい、けれどやりすぎ感は避けたい。
そんな絶妙なニーズを満たすのがカラーマスカラです。
まつげに軽やかなカラーをのせることで、目元に奥行きと色気が加わり、ファッション性も高まります。
2025年注目のトレンドカラー3選

最新のトレンドを押さえておけば、メイクもファッションも一歩リードできます。
2025年春夏に注目されているカラーマスカラの色は以下の通りです。
ライラックパープル
やさしい紫色で、知的さと女性らしさを同時に演出できます。
特に30代後半から50代の女性に人気で、肌の透明感を引き出し、白目を美しく見せる効果もあります。
ティールグリーン
ブルーとグリーンの中間のこの色は、清潔感がありながら深みのある印象を与えます。
オフィスメイクにも使いやすく、落ち着いた華やかさを演出できます。
ルビーレッド
赤みを帯びたこのカラーは、血色感と柔らかさを同時に与えます。
下まつげだけに塗ると、控えめながらも印象的な目元に。
ナチュラル派の方にもおすすめのアクセントカラーです。
目元タイプ別!似合うカラーマスカラの見つけ方

顔の印象を左右する目元は、まぶたの形や目の大きさによって大きく雰囲気が変わります。
そのため、カラーマスカラを選ぶ際にも、自分の目元に合った色や塗り方を知っておくことが重要です。
ここでは代表的な目元タイプに合わせたカラーの選び方をご紹介いたします。
一重・奥二重・二重…それぞれの目元に映える色とは?
一重まぶたの方は、まつげがまぶたに隠れやすく、マスカラの色が見えにくいという特徴があります。
そのため、発色がはっきりしたブルーやレッドなどのビビッドカラーが効果的です。
目尻に重点を置いて塗ることで、目の横幅を広く見せることができ、印象的な目元に仕上がります。
奥二重の方には、透明感を活かしたグリーンやグレイッシュパープルなどの落ち着いたカラーが馴染みやすい傾向にあります。
腫れぼったさを感じさせないよう、マスカラは上下どちらか一方に控えめに使うのがおすすめです。
ぱっちりとした二重まぶたの方は、比較的どんなカラーも楽しめます。
ピンクやラベンダーなどのニュアンスカラーでフェミニンな雰囲気を演出したり、ネイビーやボルドーで大人っぽい印象にするなど、幅広いスタイルに挑戦できます。
クール系 or キュート系?印象別カラーガイド
カラーマスカラを選ぶ際には、自分がなりたい印象に合わせて色を選ぶことも大切です。
クールな印象を目指すなら、寒色系のカラーが効果的です。
ネイビー、ティールグリーン、グレイッシュブルーなどは知的で都会的なイメージを与えてくれます。
一方、キュートな印象を演出したい場合は、暖色系のピンク、コーラル、オレンジなどがぴったりです。
これらのカラーは柔らかく女性らしい雰囲気を作り出し、笑顔を引き立てる効果も期待できます。
また、ラメやパールが入ったマスカラを選べば、光の加減で印象が変わる遊び心のある目元も演出可能です。
アイラインやシャドウとの組み合わせテク
カラーマスカラを最大限に活かすためには、アイラインやアイシャドウとの組み合わせが鍵になります。
同系色で揃えると統一感が出て、洗練された印象になります。
たとえば、ボルドーのマスカラにはローズ系のシャドウや赤みブラウンのアイラインを合わせると美しくまとまります。
逆に、補色関係にあるカラーを組み合わせれば、目元が引き立ち、印象的なスタイルに仕上がります。
ブルーのマスカラにオレンジ系のシャドウなどがその例です。
ただしこの場合は、どちらかの色を控えめにして、バランスを取るのがポイントです。
下記の記事「ワンカラーアイシャドウが近年のトレンド!上手な使い方やカラーの選び方について紹介」も参考になる内容となっておりますので、あわせてご覧ください。

カラーマスカラ初心者でも失敗しない!使いこなし術

カラーマスカラに初めて挑戦する方にとって、「派手すぎるのでは?」「似合わなかったらどうしよう」といった不安はつきものです。
しかし、少しのコツを押さえるだけで、誰でも自然に、そして美しくカラーマスカラを取り入れることができます。
ベースカラーとのレイヤー技でナチュラルにも遊べる
まず試していただきたいのが、「ベース×カラー」のレイヤー使いです。
最初にブラックやダークブラウンのベースマスカラを塗り、その上からカラーマスカラを重ねる方法です。
この方法なら、発色が強すぎず、さりげなくカラーを取り入れることができ、初心者でも安心して使えます。
特にピンクやパープル系の色は、このレイヤー技と相性が良く、派手すぎないのに目元にほんのりとした色味を加えることができます。
下まつげだけに使う“引き算メイク”の魅力
カラーマスカラを下まつげにのみ使用する「引き算メイク」も、非常に人気のあるテクニックです。
上まつげにはブラックなどの定番色を使い、下まつげにだけカラーを入れることで、全体のバランスを保ちつつ、目元に遊び心を加えることができます。
この方法は特に赤系やピンク系のカラーと相性が良く、うるんだような目元を演出するのに効果的です。
目線が下に流れ、優しさや柔らかさを印象づけるため、大人の女性にも取り入れやすい方法です。
不器用でもOK!にじまない塗り方・落とし方のコツ
塗るときはまつげの根元からしっかりとブラシを当て、ジグザグに動かしながら毛先に向かって塗ると、まつげ一本一本に均等にカラーが乗ります。
まつげコームで整えるとダマになりにくく、仕上がりが美しくなります。
にじみを防ぐには、ウォータープルーフタイプやフィルムタイプのマスカラを選ぶのがポイントです。
落とすときは、専用のポイントメイクリムーバーを使用して、まつげに負担をかけずに優しくオフしましょう。
力を入れず、コットンで数秒置いてからふき取ることで、色素沈着やまつげの抜けを防ぐことができます。
TPOで変える、シーン別カラーマスカラの使い分け
カラーマスカラは、使う色や塗り方によって、さまざまなシーンに対応できる万能アイテムです。
ここでは、シーン別におすすめのカラーと使い方をご紹介します。
オフィスに映えるカラーと控えめテク
オフィスで使うなら、あまり目立たない落ち着いた色味が理想的です。
ネイビーやグレイッシュブラウン、深みのあるモスグリーンなどが自然に馴染みます。
上まつげにのみ塗って、下まつげは控えめにすることで、清潔感と誠実さを保ちながら、さりげないおしゃれを楽しめます。
休日カジュアルや女子会におすすめの華やか配色
休日や女子会では、普段よりも少し華やかさをプラスして楽しむのがポイントです。
ピンク、オレンジ、ラベンダーなどの明るい色を、上下のまつげにアクセントとして使用することで、写真映えもバッチリなメイクに仕上がります。
服装と色をリンクさせると全体に統一感が出て、おしゃれな印象を与えることができます。
夜のお出かけ・デートで魅せる魅惑の目元演出
夜のシーンでは、少し大胆なカラーにチャレンジするのもおすすめです。
ワインレッドやディープパープルなど、色気のあるカラーを目尻にポイント使いすることで、視線を集めるドラマティックな目元を演出できます。
アイラインもリキッドタイプでくっきり引き、まつげに存在感のあるカラーを乗せることで、目元の印象がより強くなり、非日常感を演出できます。
カラー別心理効果と自分ブランディング
カラーマスカラは見た目の印象を変えるだけでなく、色が持つ心理的な効果にも注目したいところです。
自分らしさを伝える「自分ブランディング」の観点からも、色の選び方には意味があります。
ブルー・グリーン・パープルの印象操作術
ブルーは冷静さや知的さを印象づける色で、信頼感や落ち着きのあるイメージを与えたい場面におすすめです。
グリーンは癒やしや調和を感じさせる色で、穏やかさや優しさを演出するのに適しています。
パープルは高貴さとミステリアスさを併せ持ち、他人と差をつけたいときに有効です。
カラーで印象が変わる!好感度と自信をUPする方法
第一印象を左右するのは、視覚情報が大半だと言われています。
カラーマスカラで目元にプラスする色は、相手に与える印象を左右する重要な要素です。
自分のなりたいイメージを明確にし、それに合ったカラーを選ぶことで、自己表現がより効果的になります。
SNS映えも意識したセルフィーテクニック
カラーマスカラはSNSの写真映えにも大きな効果があります。
自然光の下で撮影すると、カラーがよりクリアに映り、目元が際立ちます。
少し角度をつけて、まつげの長さやカラーが見えるように撮影することで、より魅力的なセルフィーに仕上がります。
まとめ
カラーマスカラは、単に目立たせるためのアイテムではありません。
自分の魅力を最大限に引き出し、個性や気分を色で表現するための道具です。
20代の大胆なメイクも、50代の上品なアクセントも、全てはその人らしさを彩る選択肢になります。
新しいカラーマスカラとの出会いが、あなたの毎日を少しだけワクワクさせてくれるはずです。