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“化粧品の値段の違いはどこにある?ぴったりなものを見つけるコツはたった1つ!”
化粧品の値段って、かなりばらつきがありますよね。
コンビニコスメのように1,000円以下もあれば、1万円を超えるようなものもたくさんあります。
有名ブランドともなると、びっくりするようなときもあるでしょう。
そんな時、ちょっと考えませんか?
・なんでこんなに差がある?
・値段の違いってどこ?
・化粧品は安いとだめなんだろうか?
みなさん、だれでも思いますよね。
なんの不思議もありません。
だれもが思うことですので、値段の違いはどこにあるか、ぴったりの化粧品選びのコツもご紹介していきましょう。
値段の違いはどこにある?6つに分けてみた
化粧品の値段の違いをまとめてみました。
・生産コスト
・成分をどこまで含むか数の問題
・どこまで入れるか量の問題
・成分の価値
・成分原価
・容器にいくらかかったか
こうやって分析すると、いろいろな項目があるのがわかりますよね。
まずはこの項目を個別に分析していきます。
生産コスト
どんなものでも、作るのには手間暇がかかります。
研究にも時間がかかりますし、人件費もかかってくるわけです。
そのための施設や道具なども計上しなければいけないでしょう。
材料集めて入れて混ぜたらできあがり!
そんなことはないんです。
生産できるところまでに時間をかけることも多くなれば、それだけコストがかさみます。
手間暇かけたものは、どうしても値段が高くなる傾向があるわけです。
成分をどこまで含むか数の問題
どんな成分を入れるかによって、値段は変わってきます。
商品ごとに目的が違いますので、成分も数が変わりますよね。
そんなところに注目して買うこともあるはずです。
高い化粧品になると、成分の種類はどんどん増える傾向があります。
逆もあるわけで、コストに影響してくるわけです。
ただし、すべての成分が高価なものとは限らないため、数が確実にコストに直結するわけではありません。
それでも、種類が多い方がかかりやすいと思っていいでしょう。
成分の量
種類とは逆の発想ですね。
高い化粧品を見ると、成分の量に違いがあるのがわかります。
主としている成分をいっぱい配合しているからです。
広告でもこればすごい!みたいに書かれていますよね。
それがウリになるからです。
ただし、全体的な量は決まっているのですから、割合として高いものが多くなれば、高くなるという図式になるでしょう。
成分の価値
希少価値が高いものや高価なものを多く使えば、高くなるのは当然です。
高いと売れないので、宣伝として前面にもってきます。
こんないいもの使っているよ!という宣伝は成分に価値があるからですね。
安く抑えたい場合、コストの高い成分はあまり使えません。
代替えが効くものや低コストなものを組み合わせながら作っているわけです。
化粧品だけではないですが、希少価値の高いものを中心にすれば高くなりますよね。
飲み物のように、代替え成分で補って安価に作るものもあります。
もちろん、良し悪しもありますが、研究開発の結果でできたものあるわけです。
安かろう悪かろうと一概にいえない部分ですが、それでもコストには跳ね返ってくる要素になるでしょう。
成分原価
原材料には、必ず原価があります。
買ってくるのにいくらかかるかという話ですね。
高いものを使えば、とうぜん高くなるわけですが、底には仕入れという要因も出てきます。
いっぱい作っているところは、原価も抑えやすくなるわけです。
これが大手の強さでもあるわけで、小さい会社はどうしても抑えられないことも出てきます。
成分の種類が少ないけど高い場合には、原価の問題が関係していることがよくあるのです。
容器にいくらかかったか
実は原価という部分にも関係するのが、容器にかけた費用です。
中身だけではなく、容器によっては使いやすさに違いが出ると思いませんか?
低価格な化粧品でも、この陽気が使いやすいからというときがありますよね。
使い勝手は成分だけで決まるわけではないからです。
こういうところに研究費用をかけるところもあります。
小さい会社に見られる傾向ですが、ちょっと注目しておくといいでしょう。
【注目!】高いから優れているわけじゃない!ぴったりの化粧品選びのコツ
値段が上がると、価値もそれなりに上がることは確かです。
でも、それがいい化粧品であるかといえば、これはまた違う話。
実際に高いけど質の悪いものも存在します。
利益率ばかり追求している商品もあるからです。
すべてこうした商品ではありませんが、ちゃんと選ぶ目を持たないといけませんよね。
肌との相性が一番大事
選ぶときのコツは、肌との相性です。
いくら高級な化粧品でも、合わないものは使う価値がありません。
肌の状態を悪化させることになるからです。
乾燥しやすい人なら、保湿能力が欲しいですよね。
アルコール成分がきつければ、爽快感はあっても乾燥がすすみます。
これでは意味がないのです。
まとめ
高価な化粧品は、なんだかいいものなのかなと想像するのは当然です。
でも、ちょっと待ってください。
安くても相性がいいかもしれないわけです。
値段という部分で期待感を持つのも間違っているわけではありません。
ですが、なによりも自分の肌につけるもの。
これを忘れずに選んでいきましょう。