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“ダイエットに向いている食べ物とは?太りにくい食材&注意する食材を徹底解説!”
どれだけ食事に気をつけていても、あまりダイエット効果を得られない…と悩む人も多いのではないでしょうか。
ダイエットを成功させるポイントは、どれだけ食事を我慢するのかではなく、どんな食材を摂り入れているのかという点です。
今回は、ダイエットに向いている食べ物や注意すべき食べ物を解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ダイエットの向き不向きを見分けるポイント
一般的にダイエットに向いているのではないか、と思っていても意外に向いていないケースもあります。
向き不向きを見分けるポイントは、以下の点です。
- 糖質量
- 脂質量
- 整腸効果
- 脂肪燃焼効果
太りにくい食事をするためには、まず糖質量と脂質量を意識しましょう。
近年、糖質制限が流行しているように、糖質量が少ない=太りにくいという考えが一般的になっています。
糖質は活動エネルギーとして消化できないと、脂肪に変身するのでダイエット中は必ずおさえておきたい栄養素です。
また、脂質量も多くなればなるだけカロリーが高くなるため、避けましょう。
脂肪燃焼効果や整腸作用がある食材は、ダイエットに向いています。
糖質や脂質の量が多くとも、脂肪燃焼や整腸作用がある食材なら日頃の食事に取り入れても問題はありません。
もちろん、過剰な量を取り入れると逆効果ですが、バランスがとても大事です。
【効果別】ダイエットに向いている食材
栄養素や効果作用が食材選びに大事だとわかっても、実際にどのような食事が望ましいのかわからないと悩みます。
以下では、ダイエットに向いている食材を効果別にみていきましょう。
1.糖質・脂質が少ない食材
糖質が少ない食材は、以下のとおりです。
- 鶏ムネ肉
- 豚ロース
- カツオ
- いわし
- 木綿豆腐
- ほうれん草
数ある食材の中でも、ダイエットに向いている食材として有名なのは鶏ムネ肉です。
100gで約108kcalと脂質も少なく、糖質も0gと非常に取り入れやすい食材といえます。
鶏ムネ肉は、ヘルシーながらもダイエットで不足しがちなタンパク質もしっかり含まれていて、ビタミンも豊富に入っているため積極的に取り入れたい食材です。
カロリーが高いと思われがちな豚ロースも糖質が100gで約0.1gとかなり低く、タンパク質・ミネラルが豊富に含まれています。
ダイエット向きと考えられる魚類の中でも、カツオやイワシは糖質が低く非常に扱いやすい食材です。
また、木綿豆腐は糖質や脂質が低いですが、絹ごし豆腐は意外にも脂質が多く不向きだといえます。
ほうれん草はカリウムを多く含むので、糖質も脂質も少なく、体内の老廃物を除去する効果が期待できます。
2.脂肪燃焼を促進する食材
脂肪燃焼を促進する食材は、以下のとおりです。
- りんご
- 玉ねぎ
- 赤身肉
脂肪燃焼を促進する食材は、すべてタンパク質が豊富で筋肉を作る材料となります。
そのため、自然と代謝が良くなる食材を摂り入れていることになるため、食事に摂り入れて運動をするとより効果が期待できるでしょう。
脂肪燃焼を促すカルニチン・新陳代謝を促す硫酸アリル・内臓脂肪を減らすポリフェノールが豊富に含まれているので、体内環境を整えてくれるのです。
積極的に摂取すると、デトックス効果が期待できるため、ダイエットに向いている食材といえます。
3.整腸作用がある食材
整腸作用がある食材は、以下のとおりです。
- キムチ
- きのこ
- 納豆
- ヨーグルト
キムチや納豆などの発酵食品は、胃酸に強く、しっかりと大腸まで届いて善玉菌を活性化させ、腸内環境を整えてくれます。
きのこやヨーグルトは、食物繊維や乳酸菌が豊富に含まれており、腸内の汚れを落とす効果が期待できるのです。
腸内環境が悪いと老廃物が出しにくく、代謝が悪くなり、痩せにくい体になってしまいます。
そのため、積極的に整腸作用が期待できる食材を取り入れましょう。
4.ダイエット向きでストックしやすい食材
ダイエットに向いていて、ストックしやすい食材は、以下のとおりです。
- 豆腐
- 大根
- しめじ
- えのき
- 鶏ムネ肉
- まいたけ
- ほうれん草
- ブロッコリー
それぞれ、小分けにして冷凍したり下茹でをして冷凍したりすると使いやすいです。
食材をまとめて冷凍すると実際に使用する際に、料理がしにくいため、必ず小分けにしましょう。
しめじやえのきは石づきを切って、バラバラにしてから冷凍すると使いやすいです。
また、得意の料理があるのならお惣菜を作った状態で小分けにして冷凍すると、すぐに食べることができるのでおすすめといえます。
ダイエット中は注意したい食材
ダイエット向きイメージされていても、実は注意したい食材は以下のとおりです。
- そうめん
- ビーフン
- 春雨
さっぱりしていて、食べやすいことから、ダイエット中にそうめんをとる人は多くいます。
しかし実は、他の麺類よりも糖質・油分が多く、ダイエットに不向きです。
春雨スープやビーフンも、あっさりした見た目なので手軽に取り入れられて食べやすいと感じますが、実際は違います。
春雨はでんぷん、ビーフンは米粉を原料にしているため、糖質が多くダイエットには向いていません。
ツルツルした喉越しの食材を取り入れたい場合は、糖質が少ないしらたきを使いましょう。
まとめ
ダイエットに向いている食材や注意したい食材を解説しました。
痩せるために摂り入れていた食材が、実は注意したい食材というケースも多く、しっかりと食べ物の栄養素や効果について理解しておきましょう。
今回ご紹介した食材を参考にしていただきながら、ストックも活用し、スムーズにダイエット中の食事を作ってくださいね。