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“襟足が浮くのはどのような状態?似合う髪型やスタイリングのポイントについて紹介”
毛量や髪質に個人差があるように、髪の毛の生え方やクセも個人差が大きいです。
特にショートヘアにした際、襟足が浮くと悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
襟足の部分は、生え方のクセに大きく左右されるため、浮きやすいといえます。
しかし、似合う髪型やスタイリングのポイントを理解することでキレイに収めることは可能です。
今回は、襟足が浮いてもキレイに収まる髪型やスタイリングのポイントについて紹介します。
襟足が浮くとはどのような状態?
襟足は、自分で見ることができない部分なので、どのような生えグセがあるのかわからない方も多くいるでしょう。
できれば、前後に鏡を合わせて自分で確認したり、スマホで写真を撮って確認したりしてください。
美容室でも、担当の美容師にどのような襟足なのか確認するのも1つの方法です。
襟足が浮いている状態というのは、髪の毛が下向きになっておらず、上向きになっている状態をさします。
襟足が浮いた状態になると、全体的なバランスが悪く見える可能性もあるでしょう。
浮かないようにあえて襟足が重いデザインにするのも1つの方法ですが、垢抜けない印象になったり、ゴワつきやすいのでより似合う髪型を理解すると良いです。
襟足が浮く人でも似合う髪型
生えグセによって、襟足が浮やすい・浮きにくいは異なります。
襟足が浮くことを気にするあまり、理想的な髪型を目指せないということがないようにしましょう。
以下では、襟足が浮く人でも似合う髪型について紹介します。
ショートボブ
襟足が浮くタイプの人でも、相性の良い髪型はショートボブです。
襟足の長さは短いものの、トップの髪の毛が長めに残っているため、全体的に落ち着いた印象が魅力といえます。
ボブスタイルなので、後頭部に丸みが出る点も特徴で、スタイリングしやすい髪型です。
ショートボブは、あえて襟足に軽さを出すことでよりキレイな状態を作り出し、生えグセのある人でもすっきり見せることができます。
下記の記事では「ショートヘア」について詳しく解説しておりますので、あわせてご覧ください。
ネオウルフ
生えグセがある人の場合、思い切ってハネることを楽しむというのも1つの方法といえます。
そのような場合におすすめなのは、ネオウルフです。
ウルフカットよりも少し重さがあり、ボブのような丸みも帯びているため、襟足が浮いてもまとまりやすい点が魅力でしょう。
内側と外側で長さを変えるケースがほとんどなので、首元に髪の毛がキレイに沿った仕上がりになります。
マッシュショート
ショートボブよりも、さらに丸みがあるシルエットが特徴のマッシュショートは、襟足が浮く人でもスタイリングが簡単です。
首元をすっきりさせるのも良いですが、おすすめは襟足をリップラインまで残す形です。
重さを出すことによって、よりスタイリングしやすくなります。
全体的に長くすると重さだけが際立ってしまうので、前髪は透け感を出して軽やかな印書を出しましょう。
マッシュショートは、ひし形になりやすいのでバランスも良く、小顔効果もアップします。
襟足が浮きにくいオーダーのポイント
生えグセがあっても、ショートを楽しみたいという人は、オーダーの際にしっかりと相談することが大切です。
以下では、美容室でオーダーする際に参考にしてほしいポイントを紹介します。
襟足を少し長めに残す
浮きやすい襟足は、極端に短くするとそのまま生えグセの形が出てしまうのでおすすめできません。
襟足が下を向きやすい長さギリギリになるようにオーダーすると、浮いたとしても目立ちません。
長くしすぎると野暮ったく見えてしまうため、ギリギリの判断は美容師の技術や経験の成せる技といえます。
襟足に束感を出す
襟足を押さえようと直線的にしたり、重くしたりするとより浮いて見えるので軽さは残し、束感を出してもらうようにオーダーしてください。
重い襟足は、首がすっきりせずに太く見えてしまいます。
束感を出せば、襟足が浮きにくく、首元もすっきりした印象になるのでおすすめです。
耳の後ろにある髪の毛を活用する
襟足が浮く人は、耳の後ろにある髪の毛がキレイに見えません。
そのため、耳の後ろにある髪の毛を長めに残すようにオーダーし、襟足っぽく見せるようにしましょう。
髪の毛と襟足を食い合わせることで、全体的にバランスの良い仕上がりとなるため、オーダーの際は覚えておくと良いです。
あえて襟足をハネさせる
美容室でのオーダーの際は、基本的に自分の襟足に生えグセがあることを伝えましょう。
その上で、あえて襟足がハネるようなスタイルにしてもらうと逆に生えグセが気にならなくなります。
襟足が浮くことを気にしているのに、ハネさせるの?と感じるかもしれませんが、思い切って軽くしてハネさせることで、垢抜けた印象になるのです。
ハネるデザインのスタイルにしてもらえるよう、生えグセを伝えた上でオーダーしてください。
自分でもできる!襟足が浮きにくいスタイリングのポイント
襟足が浮く人でも似合う髪型にすることで、ある程度抑えられます。
しかし、朝の忙しい時間でヘアスタイリングをする際、思うようにまとまらないと悩む方も多いのではないでしょうか。
以下では、自分でできるスタイリングのポイントについて紹介するので、参考にしてみてください。
ワックスで抑える
スタイリングをする際、浮きを抑えやすいスタイリング剤はワックスです。
つける時に、襟足を首筋に沿うよう、上から下に向かってつけると浮きが目立ちません。
毛先につける時は、前に向かってつけるような感覚で流すとより効果的です。
ドライヤーで抑える
襟足だけではなく、髪の毛全体の浮き具合が決まるタイミングは、濡れている髪の毛が乾く瞬間と暖かくなった髪の毛が冷える瞬間の2つです。
そのため、髪の毛を乾かす際のドライヤーの使い方は、とても大切だといえます。
以下の方法を参考にしてみてください。
- 後ろ斜め上から風を当てる
- 襟足の浮く部分を手で押さえる
- 乾かした後も襟足を上か手で押さえて温風を当て続ける
- 髪の毛が温まったら冷風に切り替えて冷やす
こうした一手間を加えることで、襟足が落ち着くのでぜひ覚えておきましょう。
下記の記事では「美髪になるドライヤー方法」を紹介しておりますので、あわせてご覧ください。
後頭部だけコテで巻く
例えば襟足が浮いたとしても、キレイに全体がまとまっていれば違和感はありません。
後頭部がふんわりしていると、対比で襟足がすっきり見えるので後頭部だけコテで巻くと良いでしょう。
トップの部分から後頭部にかけて巻くと、よりふんわりとした印象になるので自分の好みに合わせて調整してください。
ポイントは、襟足の部分は巻かないということです。
襟足も巻くと一層ボリュームが出てしまうので、メリハリを出すためにもトップから後頭部にかけて、もしくは後頭部だけを巻きましょう。
まとめ
今回は、襟足が浮く人でも似合う髪型やスタイリングのポイントについて紹介しました。
キレイなスタイルにしても、まとまりがなければコンプレックスに感じてしまうでしょう。
襟足が浮く人でも似合う髪型や、スタイリングのポイントを理解しておくことで、まとまりのあるスタイルを楽しめます。 今回紹介した美容室でのオーダーのポイントも参考にしていただきながら、襟足の浮きを気にせずヘアスタイルを楽しみましょう。