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“おでこの肌荒れが治らない!原因や治し方について解説”
肌荒れの中でも、おでこの肌荒れは繰り返しやすいと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
なぜ治ったのにまた肌荒れをしてしまうのだろうと考えてしまいますが、さまざまな原因があります。
今回は、おでこの肌荒れが治らない原因や治し方についてご紹介するので、参考にしてみてください。
おでこの肌荒れが治らない原因
おでこの肌荒れが治らない原因は、多くあるので以下で見ていきましょう。
自分の生活や習慣に照らし合わせ、より近い原因を見つけてみると良いです。
食生活
肌荒れなど異常が起きる根本的な原因は、皮脂の分泌量が大きく関わっています。
皮脂の分泌量は食生活が大きく関わっているため、おでこの肌荒れが治らないという人は、まず食生活を見直しましょう。
例えば、糖質や脂質の多いジャンクフードやお菓子などを食べすぎると皮質の分泌が多くなりやすいです。
食べ物の中でも、肌に良い効果を得られるビタミン類などをしっかりと摂るようにすると、肌の新陳代謝をサポートするため皮脂の分泌量を調整できます。
そのほか、健康的な肌を目指すためには、タンパク質・炭水化物・脂質のバランスをしっかりと意識しましょう。
栄養バランスの良さは、肌状態を安定させることにつながるので十分に注意してください。
髪型や整髪料
髪の毛はおでこにつきやすい部分なので、前髪を長くしていると肌への刺激につながります。
そのため、肌荒れしている時は極力前髪を作らずにおでこに触れないように注意しましょう。
また、髪の毛をセットする際に使用する整髪料もあまり使いすぎてはいけません。
整髪料には油分が含まれているので、おでこにつくと毛穴を詰まらせてニキビの原因となる可能性もあります。
清潔にしていない
肌荒れしにくい肌状態にするためには、肌を清潔に保つことは必須です。
適切な洗顔を行い、肌に負担のないケアを行ってください。
洗顔する前にもしっかりと手洗いをして、清潔な手で顔を洗うことでより清潔さを保てるでしょう。
洗顔料を洗顔ネットなどで泡立てて、きめ細かい泡で洗うと指先が肌を擦らずに刺激を減らすことができます。
泡を洗い流す際もお湯の温度が高すぎると、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまい、乾燥の原因になる可能性が高いので注意しましょう。
大体35〜37°程度のぬるま湯で洗い流すのがベストです。
ホルモンバランスの乱れ
おでこの肌荒れは、日常のストレスや疲れなどからホルモンバランスの崩れることによっても引き起こされます。
疲れた状態だと自律神経の働きに悪影響を与えてしまい、男性ホルモンの分泌が過剰になりやすいです。
そのため、適度なストレス発散や体の休養はとても大切なので、意識的に行ってください。
ストレスの原因となるものから距離を置くようにすると、心と体のバランスも上手にとれるので自分で調整してみましょう。
おでこの肌荒れの治し方
おでこが肌荒れしてしまった時、どのように改善すると良いか迷ってしまうでしょう。
以下では、おでこの肌荒れの治し方について紹介します。
洗顔やクレンジングでは肌をこすらない
基本的な洗顔・クレンジングで、肌を刺激しないことが重要です。
洗顔料は弱酸性のものを使用し、肌に優しい成分のものを選んでください。
肌のお手入れだとしても、スクラブ入りなどは肌荒れを悪化させてしまうので避けましょう。
まずは手を清潔にしてから、ぬるま湯で顔を予洗いし、ふわふわの泡で顔を洗います。
しっかりと汚れを落としたいと考え、ゴシゴシ洗ってしまうと肌の炎症を引き起こすためNGです。
クレンジングも同様に、肌への刺激が強くなりやすいので拭き取りタイプのクレンジングは避けましょう。
肌への影響が少ないクリームタイプがおすすめです。
肌の保湿を徹底する
肌が乾燥していると、皮脂が過剰分泌するためしっかりと保湿を行ってください。
アクネケアが可能なスキンケアコスメを使用すると、より肌荒れに効果が期待できます。
また、保湿ケアの際も順番が大事で、化粧水をたっぷりとつけてからクリームや乳液でしっかりと水分に蓋をしましょう。
順番を誤ると適切な効果が得られないため、保湿ケアは適切に行ってください。
どうしても治らない時は専門医へ相談
どれだけ洗顔、保湿ケアを行ってもおでこの肌荒れがなかなか治らないという人は、美容皮膚科へ相談するのも1つの方法です。
一般皮膚科でも肌荒れに対応していますが、保険適用の治療薬でも改善されない、ニキビなどの炎症が強いという場合は、自由診療ですが美容皮膚科の治療も良いでしょう。
ただ、いきなり美容皮膚科に行くのではなく、まずは一般皮膚科を受診して様子をみてください。
治らないおでこの肌荒れでしてはいけない行為
なかなかおでこの肌荒れが治らない時、ついついやってしまいがちなNG行為を紹介します。
無意識にやってしまうこともあるので、よく理解し、注意しましょう。
肌荒れ部分に触れる
おでこだけに関わらず、肌荒れしている部分が気になってついつい触れてしまうケースもあります。
しかし、荒れている部分は非常にデリケードになっているので、触れるのはNGです。
ニキビができている部分を潰す、無理に引っ掻くなどすると結果的に肌の炎症を引き起こし、より肌荒れを悪化させてしまいます。
そのほかにも、頬杖をつく癖がある人も無意識に顔の色々な部分に触れる可能性があるため、注意しましょう。
過度な洗顔
ほとんどの方が、肌荒れを治すためには清潔を保つことが大事と考えています。
もちろん、患部を清潔に保つことは大事ですが、意識しすぎて過度に洗顔することもNGです。
1日に何度も洗顔をすると、どうしても肌への刺激となってしまうため、肌荒れ状態の繊細な肌には避けた方が良いでしょう。
過度な洗顔は、皮脂の分泌を過剰にさせてしまいさらに肌状態を悪くしてしまう可能性があります。
洗顔は、朝晩の1日2回にとどめてください。
髪の毛で隠す
おでこが肌荒れ状態になっていると、コンプレックスを感じてしまい髪の毛で隠す方も多いのではないでしょうか。
肌荒れを隠したいという気持ちからしてしまいがちですが、髪の毛が擦れて肌への刺激になる可能性が高いです。
荒れている状態の肌は、少しの刺激でも過剰に反応してしまうので、なるべく肌に何も触れないようにするのがベストといえます。
髪の毛は刺激になるだけではなく、ホコリや汚れも肌につきやすいため、肌荒れの原因になりやすいです。
髪の毛はピンで留めるなどして、触れないようにしましょう。
まとめ
おでこの肌荒れについて、今回は紹介しました。
一度治ってもまた肌荒れしやすく、悩む方も多いおでこの部分ですが生活習慣や食生活の見直し、スキンケアの見直しを行うことで改善できるケースも多いです。
どうしても治らずに困った時は、一般皮膚科や美容皮膚科など専門医への相談も1つの方法といえるでしょう。
今回ご紹介したNG行為なども参考にしていただきながら、肌荒れ改善を目指してください。