美容情報サイト Beauty Web(ビューティーウェブ)がお届けする今回のテーマは
“ジェルネイルを続けると爪が薄くなる？原因や改善方法について紹介”
もともと爪が薄い人は、ジェルネイルを使用することでしっかりと補強が可能です。
一方で、ジェルネイルを続けていると徐々に爪が薄くなる人もいます。
せっかく、おしゃれや爪を補強する意味でジェルネイルをしていても爪が薄くなってしまうと悩んでしまいますよね。
今回は、ジェルネイルを続けると爪が薄くなる原因や改善方法について紹介するので、参考にしてみてください。
ジェルネイルを続けて爪が薄くなる原因
爪が薄くなってしまうと、表面を押した時に歪みが起きたり、痛みを感じたりする可能性があります。
さらに、水に触れて冷たさがしみる、爪が欠けやすいなど私生活にも支障をきたしてしまうでしょう。
ジェルネイルをするには、基本的に土台である爪がしっかりしているかどうかが重要です。
一方で、もともとはしっかりした爪だとしてもジェルネイルを続けることで薄くなる可能性もあります。
以下では、なぜ爪が薄くなってしまうのか原因をみていきましょう。
過度なサンディング
ジェルネイルを塗る前に、下準備としてサンディングを行います。
自爪との密着度を高める効果が期待できるので、必ず行うものですが、過度なサンディングは爪の表面を傷つけ、爪を薄くさせてしまうのです。
サンディングは基本的に力を入れず、爪の表面に軽く傷がつく程度で問題ありません。
近年は、サンディング不要のジェルも販売されているので、爪が薄くなって気になる方は利用してみましょう。
ジェルオフの方法が誤っている
爪にしっかりと密着させるジェルネイルは、施術自体もコツが必要ですが、オフもしっかりと方法を理解しておく必要があります。
ネイルオフする際は、目の粗いネイルファイルを使用して、表面を削り落としますが、優しく・丁寧にが基本です。
早くオフしたいからといって、ネイルファイルで必要以上にガシガシと削り落とす、無理矢理剥がすなどは絶対に避けましょう。
強く引っ張ったり、削り過ぎたりすることで、自爪を傷つけ、薄くしてしまいます。
ジェルネイルに慣れてきたといっても、安易に考えずゆっくりと慎重にオフするようにしてください。
アセトンの使いすぎ
ジェルネイルをオフする際に、アセトンと呼ばれる溶剤を使用して落とします。
アセトンは揮発しやすい性質なので、コットンに含ませてから指1本1本アルミホイルを巻いて浸透させるものです。
浸透させている間、アセトンの成分が指先・爪先に影響を与えます。
一般的な付け替えの時期に使用するぶんには、一時的に爪が乾燥する程度です。
しかし、頻繁にアセトンを使用することで指先や爪が必要以上に乾燥するため、大きなダメージを与えてしまいます。
ダメージを受けた爪は、薄くなりやすいので、注意しましょう。
ジェルネイルで薄くなった爪を改善する方法
ジェルネイルを繰り返し行うことによって、爪が薄くなってしまった場合、どのような改善方法があるのか気になる方も多いのではないでしょうか。
以下では、ジェルネイルで薄くなった爪を改善する方法を紹介します。
爪切りは使用しない
手軽に爪を短くできるので、爪切りを使用したいと考える人が多いでしょう。
しかし、爪切りを使用して爪を切ると、欠けやすくなったり、二枚爪になったりする原因につながるのです。
二枚爪になると、爪が一層薄くなりますし、衣服や髪の毛にひっかかりやすく、見た目も美しくはありません。
爪切りは爪の強度を弱めてしまうので、極力使用せずにヤスリで整えるようにしてください。
伸びた爪を大幅に短くしたい場合は、先端だけに爪切りを使用して、残りはヤスリでキレイにしていきましょう。
一方向にのみ動かして、優しく丁寧に爪の形を整えてください。
下記の記事では「正しい爪の切り方と切るタイミングや理想の長さ」について解説しておりますので、あわせてご覧ください。
乾燥を防ぐ
爪が乾燥している状態だと、ジェルネイルの密着度も悪く、強度がないため爪が薄くなりやすいです。
そのため、ネイル専用の保湿オイルを爪周りに少量つけて、指先で優しくもみこむように馴染ませてください。
毎日繰り返すことで、爪の乾燥対策ができるので水仕事の後・お風呂上り・就寝前にケアを行うと効果的です。
少しでも気になった時には、サッとネイルオイルをつけて保湿しようというクセがついていれば、丈夫な爪に育ちやすくなります。
下記の記事では「ネイルオイルの効果と選び方や使うタイミング」について解説しておりますので、あわせてご覧ください。
指先の血行を良くする
指先の乾燥を防ぐのはもちろんのこと、指先をマッサージして血行を良くすることも効果的です。
爪を形成する組織は、細胞分裂によって成長するので、血液中からエネルギー源となる栄養をたくさん吸収する必要があります。
細胞分裂が活発に行われることで、健康的な爪に育てることにつながるでしょう。
ネイルオイルをつける際に、指の根元から指先にかけて、弧を描くようにもみほぐしてください。
血行が良くなると保湿効果もアップするので、おすすめです。
栄養バランスを考える
厚みのある丈夫な爪を育てるには、栄養バランスの良い食事も重要です。
爪はケラチンという繊維状のたんぱく質でできており、タンパク質を豊富に含む食品をたくさん食べることで、爪への栄養も与えられます。
ジェルオフまでの期間は3週間は空ける
一般的にジェルネイルは、1ヶ月に1回程度は付け替える必要があります。
例えば、2週間以内で浮いてしまったとしても、早いペースで付け替えを繰り返してしまうと、爪が薄くなりやすいです。
そのため、万一取れたり浮いたりしたのであれば、ネイルオフし、少し爪を休ませるといったことが必要になります。
ジェルネイルが取れやすい人は、何らかの原因があるので持ちを良くする方法を見直しましょう。
薄くなった爪を補強する方法
一度爪が薄くなってしまうと、改善するまでにはある程度の時間が必要になります。
以下では、一時的にでも薄くなった爪を補強する方法を紹介するので、参考にしてみてくださいね。
コーティングする
爪が薄くなってしまった時に、応急処置として効果的なのはジェルを薄く塗る「コーティング」という方法です。
ジェル自体が強度の高いものなので、薄くでも塗っておくことによって、爪を保護・強化しておくことで日常生活でも安心だといえます。
爪が薄くなっている状態では、ジェルネイルの持ちが悪いですが、クリアジェルで薄くコーティングしている程度であれば、すぐに外れることもありません。
万一、何かしらの事情でジェルが塗れない場合は、マニキュアのベースコートやトップコートを塗っておくだけでも保護につながるでしょう。
下記の記事では「クリアジェルの塗り方」について解説しておりますので、あわせてご覧ください。
ネイルハードナーを使う
自爪に厚みを作ってくれるネイルハードナーは、ネイルポリッシュのように使用が可能で誰でも簡単に爪を補強できます。
爪が薄くなっている間は、ジェルネイルを使用する予定がない人に特におすすめの方法です。
薄く、柔らかくなった状態で日常生活を過ごすよりも、ネイルハードナーを使用することで、自爪の割れや欠けの予防になります。
最近では、ナチュラルカラーがついたものや爪の保護成分が含まれたものなど、さまざまなバリエーションの商品が販売されているので、選択肢の広さも魅力です。
まとめ
今回は、ジェルネイルを繰り返し行うことで爪が薄くなった時の対処法について紹介しました。
一度爪が薄くなってしまうと、すぐに厚みが戻るわけではないので、コーティングやネイルハードナーなどを活用しましょう。
今回紹介した改善方法を参考にしていただき、健康的で美しい指先を目指してくださいね。
