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“ジェルネイルをオフした後の“48時間ルール”とは?マニキュアを塗るタイミングとケア方法”
ジェルネイルをオフした後、すぐにマニキュアを塗っても大丈夫なのか疑問に思う人は多いでしょう。
オフ直後の爪は乾燥しやすく、ダメージを受けやすい状態になっているため、適切なケアをせずにマニキュアを塗ると持ちが悪くなったり、爪が割れたりするリスクがあります。
そこで注目されているのが「48時間ルール」。
爪をケアしてあげてからマニキュアを塗ることで、爪の健康と美しさを両立させるための方法です。
本記事では、ジェルオフ後に爪を守るための正しいケア方法と、ジェルオフ後にマニキュアを塗る際のポイントを詳しく解説します。
ジェルネイルオフ後の爪の状態
ジェルオフ直後の爪は見た目は問題なくても、内側ではダメージを受けていることが多く、適切なケアをしないと爪の健康を損なう可能性があります。
アセトンによる乾燥が進んでいる
ジェルをオフする際に使われるアセトンは、爪の水分と油分を奪うため、オフ直後の爪は乾燥しやすくなっています。
乾燥が進むと、爪が白くなったり、ひび割れやすくなったりすることがあります。
爪の表面が薄くなっていることがある
ジェルオフの際にファイルで爪の表面を削ることが多いため、オフ後の爪は通常よりも薄く、柔らかくなっている可能性があります。
この状態でマニキュアを塗ると、爪が折れやすくなることもあるため、慎重に扱うことが大切です。
爪の油分バランスが崩れている
健康な爪には適度な油分があり、それが強度や弾力性を保つ役割を果たします。
しかし、ジェルオフ後の爪は油分バランスが崩れており、ダメージを受けやすい状態になっています。
【48時間ルール】爪を回復させるためのステップ
ジェルオフ後の48時間をどのように過ごすかで、爪の健康と次のマニキュアの持ちが大きく変わります。
この期間に意識すべきケア方法を紹介します。
徹底的な保湿で爪に潤いを取り戻す
爪の乾燥を防ぐためには、ネイルオイルやハンドクリームをこまめに塗ることが重要です。
特におすすめの成分は以下の通りです。
- ホホバオイル:爪の内部まで浸透し、しっかりと保湿
- アルガンオイル:爪を強化し、割れにくくする
- ビタミンE:爪の修復をサポートし、健康な状態に戻す
下記の記事「ネイルオイルの効果とは?選び方や使うタイミングを徹底解説!」では、ネイルオイルについて詳しく解説しておりますので、あわせてご覧ください。

爪の表面を優しく整える
爪がガタガタしている場合は、バッファーで軽く磨いて滑らかにすると良いでしょう。
ただし、削りすぎるとさらに薄くなってしまうため、やさしくケアすることが大切です。
爪に負担をかけない生活を心がける
オフ直後の爪は弱っているため、以下のような習慣を意識することで、さらなるダメージを防ぐことができます。
- 食器洗いや掃除の際にはゴム手袋を着用する
- 爪先を使って物を開ける動作を避ける
- 爪を長時間水に浸けすぎない
48時間後にマニキュアを塗る際のベストな手順

ジェルをオフしてから48時間が経過し、爪の状態が落ち着いたら、正しい手順でマニキュアを塗ることで美しく仕上げることができます。
ベースコートを忘れずに塗る
ベースコートは、カラーの発色を良くするだけでなく、爪を保護する役割もあります。
補強タイプのベースコートなどもあり、普通のベースより爪を優しく守ることができます。
薄く均一にマニキュアを塗る
マニキュアを厚塗りすると乾きにくく、ヨレやすくなるため、薄く均一に塗ることが大切です。
速乾性のあるものを選ぶと、仕上がりが綺麗になります。
トップコートで仕上げて持ちを良くする
マニキュアの持ちを良くし、ツヤ感を出すためにはトップコートが必須です。
ジェル風の仕上がりになるタイプを選ぶと、より長持ちしやすくなります。
マニキュアを塗る前に知っておきたいNG習慣
せっかく綺麗に塗ったマニキュアも、ちょっとした習慣のせいで持ちが悪くなったり、爪が傷んだりすることがあります。
ここでは、マニキュアを塗る前に避けるべきNG行動を紹介します。
爪を無理に削りすぎる
爪の表面を削りすぎると爪の負担が大きいだけでなく、マニキュアの密着度が高まりすぎてオフしにくくなり、次回のネイル時に爪への負担が大きくなります。
爪を削るときは、軽く整える程度にしましょう。
爪に油分が付着している状態でマニキュアを塗る
保湿をすることは大切ですが、マニキュアを塗る直前に爪にオイルやクリームが残っていると、密着が悪くなります。
マニキュアを塗る前は、余分な油分を取り除いた方が良い為、エタノールを含んだコットンで軽く拭きます。
乾く前に水に触れる
マニキュアを塗った後にすぐ水に触れると、ヨレやすくなり、持ちが悪くなります。
マニキュアを塗った後は、最低30分は水仕事を避けるのがベストです。
爪を回復させるための【インナーケア】
ネイルをオフした後は、ダメージを受けた状態になっていることがよくあります。
見た目が悪くなるだけでなく、爪が割れやすくなったり、二枚爪になったりする原因にも。
そんな時に重要なのが、爪のインナーケアです。
外側からのケアだけでなく、内側からもしっかりと栄養を補給することで、爪を健康的に回復させることができます。
爪の主成分「ケラチン」を意識した食事
爪はケラチンというたんぱく質でできています。
そのため、たんぱく質をしっかり摂取することが爪の回復を早める鍵となります。
以下の食品を意識的に摂ると、健康的な爪の成長を促せます。
- 動物性たんぱく質:鶏肉、卵、魚、赤身肉など
- 植物性たんぱく質:大豆製品(豆腐、納豆、豆乳)、ナッツ類
- ビタミンB群:玄米、レバー、豚肉、バナナ(爪の成長を助ける)
- 亜鉛:牡蠣、牛肉、ナッツ類(爪の強度を高める)
- 鉄分:ほうれん草、ひじき、赤身の肉(爪の割れを防ぐ)
水分補給で乾燥から守る
ジェルネイルをオフした後の爪は、水分を保持する力が弱くなっています。
爪の乾燥が進むと、ひび割れやすくなるため、しっかりと水分補給をすることが大切です。
1日1.5~2リットルの水をこまめに摂取し、爪や指先の乾燥を防ぎましょう。
さらに、ビタミンCを含む柑橘類や野菜を摂ることで、コラーゲンの生成を助け、爪の強度をサポートできます。
サプリメントで効率よく栄養補給
食事だけでなく、サプリメントを活用するのも一つの方法です。
特に以下の栄養素を含むサプリメントは、爪の回復に効果的です。
- ビオチン(ビタミンB7):爪を強くし、割れにくくする
- コラーゲン:爪の弾力性を高め、乾燥を防ぐ
- シリカ(ケイ素):爪の成長を促進する
ジェルネイルオフ後すぐにマニキュアを塗るのはOK?
「ジェルネイルをオフしたらすぐにマニキュアを塗ってもいいの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
結論から言うと、すぐにマニキュアを塗るのはあまりおすすめできません。
爪がダメージを受けている状態でマニキュアを塗ると、さらに乾燥や二枚爪を引き起こす可能性があります。
もしマニキュアを塗る場合は、ベースコートに保湿成分や栄養成分が配合されたものを選び、爪を保護しながら使うようにしましょう。
ジェルネイルオフ後の爪は、丁寧なインナーケアをすることで健康的に回復します。
食事やサプリメントを活用しながら、内側からも美しい爪を育てましょう。
まとめ
ジェルネイルをオフした後の爪は、すぐにマニキュアを塗るのではなく、「48時間ルール」を守って適切なケアを行うことが大切です。
オフ後はネイルオイルやハンドクリームでしっかりと保湿し、爪の表面を優しく整え、できるだけ爪に負担をかけない生活を心がけましょう。
48時間経過後にマニキュアを塗る際は、補強タイプのベースコートを使い、マニキュアは一度で塗ろうとはせず、薄く均一に二度に分けて塗るのが理想的です。
仕上げにトップコートを塗ることで、ツヤが出て長持ちしやすくなります。
また、爪を内側から強くするための「インナーケア」も重要です。
タンパク質やビタミン、ミネラルを積極的に摂取し、栄養をしっかり補うことで、爪の回復を早め、美しく健康的な状態を保つことができます。
ジェルオフ後に正しいケアを行うことで、爪の健康を守りながら次のネイルをより楽しむことができます。
毎日のケアを大切にしながら、美しい指先をキープしていきましょう。