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“ジェルネイルでよくある失敗例!きれいに仕上げるポイントや失敗を防ぐ方法について紹介”
ジェルネイルをセルフでできると、日常的に爪先のおしゃれを楽しめるでしょう。
自分の好きな時間に好きなデザインを楽しめるので、モチベーションもアップします。
一方で、セルフで行ったジェルネイルが思うように仕上がらないといった悩みを抱く人も多いのではないでしょうか。
せっかく時間をかけたジェルネイルが失敗してしまうと、悲しいですよね。
今回はジェルネイルでよくある失敗例やきれいに仕上げるポイントについて紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
セルフネイルでよくある失敗例
セルフでジェルネイルができると、自宅で手軽に爪先のおしゃれを楽しめます。
しかし、慣れていない人や不器用な人の場合、思わぬ失敗をしてしまう可能性もあるでしょう。
以下では、セルフネイルでよくある失敗例を紹介するので、参考にしてみてくださいね。
すぐに浮いてくる
最も多い失敗例は、すぐに浮いてくるという点です。
ジェルネイルが浮いてしまう原因はさまざまですが、爪表面の油分が残っていることで密着度が低くなってしまったり、ジェルの量のバランスが悪かったりすると浮きやすくなります。
自分で作ったジェルネイルがすぐに浮いてしまうと、もったいないという気持ちからそのままにする方もいるでしょう。
しかし、そのままにしておくとグリーンネイルの原因になったり、髪の毛にすぐ引っかかったりしてトラブルの元になります。
結果的にやり直す手間も増えるので、すぐにオフをしてネイルをやり直してください。
下記の記事「グリーンネイルとは?対処法や原因について徹底解説」では、グリーンネイルがどのようにして起こるのか原因とその症状、そして対処法まで解説しておりますのであわせてご覧ください。

仕上がりの厚みがバラついている
ジェルネイルは、人によって好みの厚さが異なります。
一方で、最低限必要な厚みがなければ薄すぎて強度が低くなり、自分の爪に亀裂が入りやすくなってしまうのです。
ネイルが薄すぎるとマニキュアと見間違えられたり、素人のような仕上がりになるなど見た目の悪さが目立ちます。
逆に厚すぎるとボテボテの膨らんだフォルムになるので、美しさが半減するでしょう。
ジェルネイルは、仕上がりの美しさが大きな魅力なので、厚みのばらつきは大きな失敗です。
厚みにばらつきがあると、光が当たった時に屈折が入りやすく、デザインがキレイに見えにくいという点もデメリットです。
ツヤが出ない
ツルツルとしたツヤが魅力のジェルネイルですが、施術を失敗すると表面がくすんで見えるケースもあります。
失敗の原因としては、硬化の際のライトの入れ方や効果時間によってまだらな硬化をしてしまうことです。
そのほかにも、トップジェルが古かったり、酸化していたりすると黄ばみやくすみの原因になります。
硬化に問題がない場合は、使用しているトップジェルの見直しを行ってください。
気泡が入る
ジェルネイルは、マニキュアと違って専用のネイルブラシを使用します。
そのため、ブラシの運び方や動かし方によっては、空気が入ってしまい気泡ができるケースもあるのです。
気泡が入ると見た目も汚いですし、ジェルネイル特有の艶やかさが失われてしまいます。
仕上がりがイメージと違う
よくある失敗例は、仕上がりのイメージが違うというものです。
デザインの写真を見ながら行ったとしても、例えば自分が選んだカラーとの相性が悪かったり、デザインのバランスが悪かったりするとアンバランスになってしまいます。
ただデザインを詰め込めばいい、というわけではなく、しっかりとメリハリのあるバランスに仕上げることが大事です。
また、複数のデザインを組み合わせるなどは初心者の場合おすすめできません。
まずは、単調で簡単なデザインから始めるようにしましょう。
失敗例を防ぐ方法

失敗例を紹介しましたが、繰り返し失敗していくうちに技術は向上していきます。
ただ、失敗を防ぐ方法がわからないとそもそも成功しにくいので、以下で失敗例になりにくい方法を紹介するので参考にしてみてください。
浮きにくい状態を作る
ジェルネイルが浮いてしまう人は、浮きにくい状態を作ることが重要です。
例えば、ジェルがはみ出した時は硬化前に拭き取る、油分をしっかりと除去して爪の表面が乾燥した状態で塗り出すなどの意識が大事といえます。
ベースジェルがはみ出した状態でそのままにしておくと、甘皮の上にジェルが乗ってしまい、浮きやすくなるので丁寧に塗ってください。
油分除去の際に、爪表面が乾燥していないとしっかりジェルが密着せず空気が入る原因になります。
もともと、爪先というのは日常生活でよく使用する部分なので、隙間ができやすいです。
密着度を上げることで、ジェルネイルが浮きにくい状態になるのでよく意識しましょう。
きれいなフォルムに仕上げる
自爪は個人差が大きく、違った形をしているので表面は真っ直ぐではありません。
多少でこぼこしていたりするので、ベースジェルの時点でカバーしておくことできれいなフォルムに仕上がります。
横から見た時に、波打った形にならないようブラシの先端でジェルをそっと移動させて平らにすることで、仕上がりがキレイに見えるでしょう。
厚みも爪の真ん中を一番高く作って、なだらかな山型に仕上がり、キレイなフォルムになります。
美しいフォルムに仕上がると、触れた時にぼこぼこしておらず、引っかかりもないので持ちが良くなるのです。
ライトの入れ方や硬化に注意する
ジェルネイルのツヤをしっかり出すためには、硬化が重要です。
ライトを入れる時、必ず爪を真上に向けて真っ直ぐにしましょう。
指同士をくっつけすぎると影ができ、一部硬化できない場合もあるので、1本ずつ硬化させるか指を離して入れましょう。
ネイル部分全体に光が当たるように入れると、偏りなく硬化が可能なので丁寧に行ってください。
ライトによって硬化時間は異なるので、使用しているライトの硬化時間を守り、早く出したり遅く出したりしないことが大事です。
下記の記事「ジェルネイルが固まらない原因と対処法を徹底解説!硬化の仕組みも紹介」は、ジェルネイルが上手く固まらない場合に参考になる内容となっておりますので、あわせてご覧ください。

ジェルは優しく扱う
気泡ができないように、ジェルは優しく扱うようにします。
圧をかけずにそっと塗ることで、キレイでムラのない仕上がりになるので、丁寧に扱うことが基本です。
コンテナからジェルをブラシに取る際にも、なるべく端の方からそっと救うようにすることで量の調節もつきやすくなります。
ジェルネイルが失敗した時のリカバリー方法
万一、ジェルネイルが失敗したとしても、場合によってはリカバリーが可能です。
以下では、リカバリー方法を紹介するので参考にしてください。
未硬化ならエタノールで拭き取るだけでOK
硬化前のジェルであれば、失敗した部分をエタノールで拭き取るだけでも十分にリカバリーできます。
爪の周辺にジェルがはみ出した場合は、コットンではなくウッドスティックにエタノールをしみこませて拭き取るとキレイにできます。
とっさの失敗に慌てることもあるので、できる限り事前にエタノール・カットしたコットン・キッチンペーパー・ウッドスティックを用意しておきましょう。
下記の記事「未硬化ジェルネイルを拭き取る方法は?押さえておきたいポイントと注意点について紹介」では、より詳細に解説しておりますので、あわせてご覧ください。

硬化後なら完全にオフするか削って修正
硬化後のジェルは、完全にオフしてしまうのが最も簡単です。
削って修正することも可能ですが、初心者の場合はあまりうまくいかない可能性も高いので完全にオフする方が早いです。
ただし、何度もやり直してジェルネイルのオンオフを繰り返すと自爪への負担が大きくなるので失敗した、と思ったら硬化前に修正することをおすすめします。
下記の記事「セルフでジェルネイルをオフする方法は?キレイに落とすポイントや失敗した時のリカバリー方法を紹介」では、セルフでジェルネイルをオフする方法を詳細に解説しておりますので、あわせてご覧ください。

まとめ
今回は、よくあるジェルネイルの失敗について紹介しました。
セルフネイルに不慣れな場合、気泡が入ったり思うような仕上がりにならなくて気持ちが下がってしまうこともあるでしょう。
今回紹介した失敗を予防するポイントを参考にしていただきながら、キレイな仕上がりを目指してみてください。
コツさえ掴めば、ジェルネイルをセルフで行うことも不安なくできるので、練習が大事です。