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“ヘアカラーで人気のハイライトとは?魅力や失敗しない美容室での入れ方について紹介”
おしゃれなヘアスタイルを目指している人の中には、ヘアカラーで個性を出したいと考えている場合も多いのではないでしょうか。
さまざまなカラーの方法はありますが、中でもハイライトを入れると立体感が出てよりおしゃれに見えます。
一方で、ハイライトは入れ方や量、ベースの明るさがどの程度かなどによって大きく印象が変わるものです。
今回は、失敗しない入れ方のオーダーポイントについて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
ハイライトのメリット
ハイライトは名前のとおり、髪の毛全体よりも明るめのカラーという意味です。
全体的に入れるのではなく、ポイント的に入れることによって、立体感を出す技術を指しています。
ハイライトの入れ方によって、髪の毛を軽やかに見せたり、暗めの髪の毛でも透明感を出す仕上がりができたりします。
そのほかにも、多くのメリットがあるので以下でみていきましょう。
ツヤのある質感が出せる
日本人の場合、明るいカラーをすると赤みが出やすく、見た目がおしゃれに見えません。
全体にブリーチをすることで、赤みの少ない透明感のあるツヤ髪カラーを実現できます。
一方で、ブリーチは髪の毛や頭皮に大きなダメージ・負担をかけてしまうので、頻繁に利用はできないです。
ハイライトであれば、部分的に明るくするだけなので、髪の毛や頭皮への負担を最小限に抑えながらツヤのある髪の毛に仕上げられるでしょう。
髪の毛のダメージに悩んでいる人屋、カラーをしたいけど負担をかけたくない人に向いています。
ボリューム感・動きを出せる
髪の毛が柔らかい人や、ショートの人は髪の毛がペタッとしやすいです。
パーマやヘアスタイルを変えてみたとしても、なかなかボリュームが出ずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
ハイライトを入れることによって、ベースカラーよりも明るい色がプラスされ、ふんわりとエアリーな雰囲気を得られます。
優しい雰囲気にもなりますし、透明感と動きが出せるのでよりおしゃれにも見えるでしょう。
白髪が目立ちにくい
年齢を重ねていくと、白髪に悩まれる方も多いのではないでしょうか。
ハイライトを入れることで、黒髪と白髪のコントラストが和らぎ、白髪が目立たなくなります。
全体にカラーを入れると、染めたては美しい仕上がりになっていても1ヶ月程度経てば、また白髪が目立ってくるでしょう。
頻繁にカラーをすると髪の毛に大きなダメージを与えるため、白髪を目立たなくしたい人にはハイライトがおすすめです。
暗い髪色もナチュラルに明るくできるという点も、大きな魅力です。
根本が伸びても不自然にならない
一度カラーをすると、定期的なメンテナンスを行わないと地毛と染めた部分が分離して不自然になります。
しかし、家事や育児、仕事で忙しくしている人にとっては美容室に行く時間を確保するのはなかなか難しいでしょう。
そのような場合は、ハイライトを入れると根元が伸びてきたとしても境目が強調されないので不自然にならず、メンテナンスの頻度も少なくすみます。
キレイな見た目をキープできるので、忙しいけどおしゃれを楽しみたいという人に良いでしょう。
派手な色でも使用しやすい
ハイライトは、部分的なカラーリングなので少し派手な色を使用しても全体的に見ると目立ちません。
フルカラーで入れると目立ってしまう、浮いてしまうような色でもハイライトで入れることによって、違和感なく利用できる点が大きな魅力といえるでしょう。
自分の個性を出したい、仕事で明るい色は利用できないけどおしゃれを楽しみたい人に向いています。
失敗しないハイライトの入れ方!美容室でおすすめするオーダーのポイント
ハイライトはセルフで入れるよりも、美容室でしっかりと入れてもらう方がキレイに仕上がります。
入れ方はさまざまあるので、どのようにオーダーすると良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
以下では、失敗しないオーダー方法を紹介するので参考にしてみてくださいね。
太さと量のイメージを伝える
ハイライトは、太さや量によって大きく印象が変わります。
そのため、美容室に行く前に生活スタイルや目的に合わせてデザインのイメージを考えておきましょう。
例えば、オフィスにもなじむようなカラーにしたいのであれば、ハイライトを細かく入れて、狭い範囲で入れると良いです。
狭く細かく入れることで、ナチュラルな雰囲気に仕上がります。
逆に個性を出したい、デザイン性を出したい、という場合は太めのハイライトを少なめに入れると良いです。
入れる範囲が少ないとナチュラルに仕上がるのでは、とイメージされますが、実際はコントラストを強調して存在感をアピールできます。
あまり自分ではよくわからないという場合は、担当した美容師に相談してみてくださいね。
ベースとハイライトのカラーバランスを決めておく
全体にカラーを入れるわけではないので、ハイライトの場合はベースカラーと2色が組み合わされたデザインです。
そのため、それぞれのカラーバランスも重要だといえます。
バランスよくまとめるためには、同系色で揃えましょう。
例えば、ブラウンベースならハイライトはベース系、アッシュ系がベースならハイライトはシルバー系にするとまとまりのあるデザインになります。
個性を出そうと反対色を組み合わせたり、極端に明るさに差があったりすると違和感のあるデザインになってしまうため、おすすめできません。
ハイライトをオーダーする時は、同色系で明度差が6トーン程度になるようにしましょう。
ブリーチの有り・無しを相談する
フルカラーを入れる時と同様に、ブリーチを使用するかしないかは重要です。
ほとんどの場合は、ブリーチを使用しますが、髪の毛の状態を優先する場合やそのほかのシチュエーションによっても使用しない場合があります。
髪のダメージが強い人は、基本的にブリーチをせずにハイライトを入れますが、ダメージがあまりなくともハイライトの持ちを重要視する人もブリーチを使用しません。
ブリーチは色持ち期間が短く、定期的なメンテナンスが必要になるので、手入れをする時間がそこまで取れない人はブリーチを使用しないオーダーを行ってください。
一方で、デザイン性や変化を求める人は通常通りブリーチを使用するオーダーを行いましょう。
迷った時は、担当した美容師に相談すると髪の毛の状態や希望のトータル的に答えてくれます。
ハイライトを入れる範囲を相談する
ハイライトを全体に入れるわけではないので、入れる範囲を自分で決めることができます。
どのようなスタイルを目指しているのか、デザインはどのような雰囲気が良いかなどで違うものです。
例えば、ストレートヘアの方であれば、髪の内側が見えないため、表面に入れるだけでも十分に魅力的なデザインを作ることができます。
よくあるハイライトの失敗例
ヘアスタイルをより魅力的に見せてくれるハイライトは、おすすめのカラー方法です。
一方で、失敗するケースも多いため、よくある失敗例を理解しておきましょう。
基本的に、ハイライトは一般的なカラーリングと比較すると高度な技術が必要になります。
そのため、よくある失敗は明るくなりすぎたり、違和感のある仕上がりになったりすることです。
例えば、ハイライトは明るいカラーを使用するので補色ができていなければ、違和感を抱いてしまうでしょう。
補色とは、もとの髪色を打ち消す反対色を指しており、人によって髪色は異なるのでそれぞれに合ったカラー剤を洗濯しなくてはいけないのです。
よくある失敗は、明るくなりすぎて違和感が出たり、思った以上に暗かったりとイメージどおりに仕上がらないケースです。
そのほかにも、ハイライトの幅が狭すぎて白髪っぽく見えてしまうなどもよくある失敗だといえます。
失敗を防ぐためには、美容師の経験値・技術が必要になります。
通っている美容室であれば信頼があるので、失敗しにくいでしょう。
一方で初めて行く美容室で失敗を防ぐためには、ハイライトやカラーが得意の美容室に行くことをおすすめします。
多くのハイライトカラーを入れている美容師であれば、当然技術力も高いことが予想されるので、美容室を探す際はそれぞれの美容師が得意とする施術で決めてください。
まとめ
今回は、ハイライトカラーのメリットや美容室での入れ方のポイントについて紹介しました。
ハイライトを入れることで、透明感やボリューム感を出すことができます。
ツヤも出せるため、デザイン性を求める人にはおすすめのカラー方法でしょう。
一方で、オーダー方法を誤るとイメージしていた仕上がりにはならないので、今回紹介したオーダーのポイントを参考にしていただきながら理想的なスタイルになってくださいね。