美容情報サイト Beauty Web(ビューティーウェブ)がお届けする今回のテーマは
“ツヤ髪をキープできるヘアオイルの正しい使い方&選び方について”
髪の状態は、季節によってその時々で変わります。
日頃のヘアケアだけではなんとなくパサついている気がする…と感じる方も多いのではないでしょうか。
髪の毛の潤いを取り戻したいと悩んでいる場合、試していただきたいのはヘアオイルです。
ヘアオイルは髪の毛にうるおい・ツヤを与えてくれる他、ドライヤーの熱からも守ってくれます。
なめらかで美しい髪の毛を保つために取り入れたいケアアイテムですが、使い方を誤ると思うような効果を得られません。
ここでは、ヘアオイルの正しい使い方や選び方をご紹介します。
ヘアオイルの効果
ヘアオイルは、以下の効果が期待できます。
- 髪にうるおいを与える
- まとめやすく整えやすい
うるおいがある髪の毛にしてくれるため、乾燥に悩む方におすすめのへアアイテムです。
使用することで表面を保護するので、髪に必要な水分を逃さずドライヤーの熱やブラッシングといった刺激からも守ってくれます。
また、髪の毛がなめらかになるため、まとめやすく整えやすいというのも魅力の1つです。
髪の毛が広がりにくくなり、湿気が多い時期でもキレイなヘアスタイルをキープできます。
ヘアオイルの効果的な正しい使い方
基本的に使用する時間が決まっていない、いつでも使えるアイテムですが、おすすめは朝出かける前に使用すると美しいスタイルをキープできます。
夜の場合はお風呂上がりに使用するとオイルが浸透しやすいですが、就寝前は寝具に染み込む可能性もあるので避ける方が無難です。
使い方も難しい決まりはありませんが、コツがあるので効果的な使い方を覚えておきましょう。
1.髪の毛をタオルドライする
ヘアオイルは濡れた状態で使用しますが、水滴が垂れるほど濡れているとオイルがつきにくいのでしっかりタオルドライしてください。
逆に乾いた髪の毛に付けてもオイルの成分が浸透しにくいので、しっとり濡れた状態の髪の毛に付けるよう意識します。
2.毛先から馴染ませる
ヘアオイルは、必ず毛先から馴染ませるようにしましょう。
ツヤを出せるからといきなり多くの量を付けても、ベタつきボリュームが全くなくなってしまうので注意してください。
使用する量は、ショートカット・ボブヘアなら1〜2滴、ミディアムヘアなら2〜3滴、ロングヘアなら3〜4滴です。
手のひらに馴染ませた後、痛みやすい毛先から徐々に中間あたりまで伸ばします。
根本まで付ける必要はなく、痛みやすい部分に付けるだけで十分にツヤのある髪の毛になるでしょう。
3.目の粗いクシでとかす
髪の毛に馴染ませた後は、目の粗いクシでとかしてください。
濡れている髪の毛は些細なことでも負担になるため、粗めのクシだと軽減されます。
手ぐしだとムラができてしまうので、均一にオイルを馴染ませるためにはクシを利用してください。
オイルを付けた部分を中心にとかしていき、キレイに髪の毛の流れを整えるようにします。
4.ドライヤーで乾かす
全体的にオイルが浸透した後は、しっかりと髪の毛を乾かしましょう。
乾かさない状態だと、ボリュームが落ち着かない・ツヤが出ずに乾燥したようになるなど、せっかくの効果が半減します。
自然乾燥させずに、髪の根本から毛先まで丁寧に乾かしてください。
もしも、濡れ髪や束感ヘアにしたいという場合は、乾かした後にスタイリングオイルを少量付けて整えると良いですよ。
自分に合うヘアオイルを選ぶ4つのポイント
ヘアオイルは、とてもたくさんの種類が販売されています。
そのため、どんなヘアオイルが自分に合うのだろうと迷うものです。
ヘアオイルの選び方で意識しておきたい、4つのポイントをみていきましょう。
1.髪質に合わせて質感で選ぶ
人によって髪質は違いますが、健康的なタイプ・柔らかいタイプ・硬い、ダメージ毛タイプなどによって、相性の良いヘアオイルの質感が違います。
ヘアオイルは、植物性・動物性・鉱物性と3つの種類に分かれていて、植物性はさらっとした仕上がりで、動物性や鉱物性はしっとりとした仕上がりです。
健康的・柔らかい髪質の人は、サラサラな付け心地のヘアオイルを選ぶと良いでしょう。
髪の毛がふわふわの人が、しっとりするタイプのヘアオイルを使用するとベタついた印象になるので、おすすめできません。
一方で、硬い髪質・ダメージ毛・くせ毛の人は、しっとりとした付け心地のヘアオイルを選ぶと良いです。
サラサラタイプのヘアオイルのは、ツヤが出せずに物足りなさを感じるでしょう。
ウェットな質感の仕上がりにしたい場合は髪質関係なくしっとりタイプがおすすめといえます。
2.好みに合った香りを選ぶ
毎日使用するヘアオイルは、香りも大事です。
洗い流すものではないため、爽やか系・甘い系・フローラル系とさまざまなあります。
また、天然香料と人口香料の2種類あり、優しい香りを好むなら天然香料、香りが長持ちして欲しいなら人口香料がおすすめです。
もしも香りが苦手、という場合は無香料のものを利用しましょう。
3.予算に合わせたヘアオイルを選ぶ
ヘアオイルは、平均的に1,000〜2,000円程度で販売されていますが、価格が高い安いで安易に決めないようにしましょう。
大事なことは価格ではなく仕上がりなので、入っている成分や実際に使ってみた感覚で決めることが大切です。
そのため、一旦決めた予算内でヘアオイルを購入して試してみてください。
まとめ
ヘアオイルは髪の毛にうるおいとツヤを与え、スタイリングしやすくしてくれます。
キレイな仕上がりにするためには、しっかりとタオルドライをすることや毛先から付けるなど正しい使い方を理解しておきましょう。
自分の髪質や好みの香りなどを考慮して、ヘアオイルを選んでみてください。
1つだけではなく色々試し、自分の気に入る仕上がりになるものを見つけてくださいね。