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“ひじ・かかとのケア方法を徹底解説!見えないところもツルツルにする方法”
スキンケアやハンドケアは入念に行う方はたくさんいますが、ひじやかかとなど見えない部分のケアはなかなかできていないという方も多いのではないでしょうか。
ひじやかかとは、顔よりも露出が少ないので、ケアをしなくても問題ないのではと感じます。
しかし、サンダルを履いたり、半袖を着たりと季節が変わればひじやかかとをケアしていないとカサカサで気になるものです。
そのままにしておくと黒ずみに発展する可能性もあるため、しっかりとケアを行いましょう。
今回は、ひじ・かかとのケア方法をご紹介します。
ひじ・かかとがガサガサする原因
ひじやかかとがガサガサする大きな原因は、皮脂腺が少ないことです。
皮脂腺は、天然の保湿クリームとも呼ばれるほど肌の潤いを保つために欠かせない要素といえます。
皮脂と汗から作られるものですが、ひじは皮脂腺が少なく、かかとにいたっては皮脂腺が存在していないので、肌を保護する機能が弱いのです。
そのため、とても乾燥しやすいパーツなのでしっかりとケアしなければ、すぐにガサガサしてしまうでしょう。
かかとは黒ずむ可能性もある
ガサガサしているだけではなく、かかとの場合は歩行や運動によって、刺激・圧迫を受けやすいので角質が厚くなって黒ずみに発展しやすいです。
ひじを机・床・椅子などにつける癖がある人も多く、その場合も角質が厚くなってしまいます。
常に刺激や圧迫を受けている状態だと、体は刺激や圧迫に負けないように反応し、角質をどんどん厚く・硬くするのです。
そのため、ケアを怠っていると色素沈着し黒ずみに発展します。
ひじ・かかとを効果的にケアする方法
ひじやかかとは、放っておくとガサガサ乾燥したり、黒ずんだりと気になる部分が多くなりやすいです。
そのため、早めにケアをしてあげることが大切なので、効果的にケアする方法をみていきましょう。
皮膚の状態によって保湿剤を使い分ける
ひじやかかとのケアは、保湿が基本ですが皮膚の状態によってきちんと保湿剤を分けてください。
タイプ別に、以下のように選ぶと良いです。
- 皮膚がカサカサしているときはヘパリン類似物質
- 角質が硬くなっているときは尿素
- ひび割れてしまった時はワセリン
皮膚が乾燥している状態の場合は、高い保湿力が期待できる「ヘパリン類似物質」が多く含まれている商品を利用しましょう。
乾燥がひどくなり、角質が硬くなってしまった場合は、角質柔軟化作用のある「尿素」が含まれている商品を利用してください。
高濃度の尿素は角質のもととなるタンパク質に作用し、硬くなった角質を柔らかくするため尿素の配合率が高いものを選ぶと良いです。
ただし、皮膚が剥けていたりひび割れてしまったりした場合は、ワセリンを利用しましょう。
ワセリンは皮膚の外側に膜を作り、水分の蒸発を防ぐので皮膚を守ってくれます。
乾燥対策にはマッサージが大事
角質が厚くなり、ガサガサしている状態のひじやかかとに直接保湿クリームなどを塗っても皮膚に浸透していきません。
まずはマッサージしながら不要な角質を取り除く、角質ケアを行いましょう。
角質を柔らかくする方法は簡単で、入浴の際にボディスクラブで優しくマッサージし、徐々に柔らかくしていきます。
一度ですぐに柔らかくならない場合もあるので、焦らず週に1回角質ケアを行い、少しずつ柔らかくなるようケアしてください。
早く効果を得ようと、焦ってゴシゴシ強く擦ると肌へダメージを与えてしまうため、ゆっくりと進めていきましょう。
ひじにもかかとにもラップパックは効果的
即効性があり、おすすめのケア方法はラップパックです。
ひじやかかとのガサガサは、一度起きるとすぐにはツルツルにはなりません。
そこで、週に一度でも十分に効果を期待できるラップパックを試してみてください。
方法はとても簡単で、以下の方法です。
- ボディクリームをひじやかかとの気になる部分に塗る
- 水に浸したキッチンペーパーをひじやかかと当てる
- ラップをぐるぐると巻いて剥がれないようにする
- 10分程度蒸らす
- ラップを剥がして再度クリームを塗る
工程はとても簡単ですが、パックをする回を重ねるほど、効果が期待できます。
毎日せずとも効果が期待できるため、週に1〜3回程度試してみてください。
ひじ・かかとで避けたいNG行動
ひじやかかとをキレイな状態で保つためには、日頃からNG行動をしないことが大事です。
ひじとかかとそれぞれ注意したい行動をご紹介します。
摩擦は大敵
ひじなどの関節部分は、摩擦が起きやすい部分です。
摩擦が日常的に発生すると、刺激から守ってあげようと肌の角質が厚くなってしまいます。
人間の防御反応としては自然なものですが、キレイなひじを保つためにも以下の点に注意しましょう。
- 洋服との擦れ
- テーブルにひじをつく
- 硬いタオルでゴシゴシ拭く
長袖を着用する季節の場合、洋服との擦れはなかなか防ぎようがありませんが、摩擦が発生しやすい原因の1つです。
半袖の季節でもパジャマなどで長袖を着用するケースもあるため、摩擦を避けるためにも、肌にやさしい素材のものを着用しましょう。
また、よくある摩擦としてはテーブルにひじをついてしまうことです。
人によってはテーブルなどにひじをつく癖がある人もいるでしょうが、極力ひじをつかないよう意識してください。
入浴後に汗を拭き取ろうと、硬いタオルで腕をゴシゴシ拭くなども摩擦が起きる原因なので避けるようにします。
硬くなったかかとを放置
かかとは乾燥が激しくなり、角質が厚くなるとひび割れが発生する可能性があります。
本来であれば、ケアを行って角質を柔らかくして保湿をするようにしますが、そのままにした場合は何かの衝撃で硬くなった部分がひび割れを起こしてしまうでしょう。
ひび割れが発生すると、強い痛みが出てくるケースも多いです。
痛みが出るほど放置した場合、改善するまでに時間がかかってしまうため、かかとが硬くなったなと感じた段階でしっかりとケアを行いましょう。
まとめ
ひじ・かかとのケアについてご紹介しました。
摩擦や刺激を多く受ける部分なので、知らぬ間に乾燥したり、黒ずんだりします。
早めのケアが重要になるため、今回ご紹介したケア方法を参考にしていただきながら、キレイな状態を保ってくださいね。