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“ジェルネイルはベースが重要!トップジェルとの違いや選び方&持ちを良くする方法を徹底解説”
セルフでジェルネイルをする上で、ネイルに必要なアイテムを揃えるのは大切です。
その中でも、ベースジェルは必須アイテムの1つとされており、数多くの商品が販売されています。
一方で、似ている商品でトップジェルがありますが、違いがわからないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回は、ベースジェルの役割やトップジェルとの違いについて紹介します。
さらに、ベースジェルの選び方についても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
ベースジェルの役割
ベースジェルは、美しいジェルネイルに仕上げるためには必要なアイテムです。
しっかりと役割を理解しておくことで、適切な使い方ができます。
以下で、ベースジェルの役割をみていきましょう。
自爪との密着性を良くする
ジェルネイルは、未硬化ジェルと密着させる特性を持ちます。
ベースジェルは、わざと未硬化ジェルが残るので、爪の上からカラージェルを塗布することで密着性をより良くするアイテムです。
そのため、ベースジェルを塗った後にカラージェルを塗ると、密着性がよりよくなりキレイな仕上がりになります。
また、粘度が高いので自爪を保護したい人にもぴったりです。
自爪が薄い人、柔らかい人などは、特にジェルネイルの持ちも悪くなるのでベースジェルでしっかりと保護してあげることで衝撃を受けた時のしなりを軽減してくれるでしょう。
なめらかな表面を作る
ベースジェルを塗らずにカラージェルを塗ると、爪のでこぼこが残ったままなので色ムラが発生する原因になります。
ベースジェルを使用することで、セルフレベリングと呼ばれるジェルが勝手に広がり、流れる特性を活かせるのです。
セルフレベリングが起きた爪は、でこぼこのないなめらかな表面の爪を実現させます。
表面がなめらかな爪にカラージェルを乗せると、ムラにならないだけではなく、まっすぐな光の反射でツヤ感もアップします。
万一、自爪のクセや二枚爪などがあるとベースジェルをさっと塗るだけではでこぼこが解消されない場合はへこみが気になる部分を多めに塗布するようにしましょう。
カラージェルの色素沈着を予防する
ジェルネイルは、そのまま自爪に塗布すると、色素沈着を引き起こす可能性があります。
ベースジェルを使用することによって、自爪を保護できるので色素沈着も予防が可能です。
色素沈着が起きるのは、カラージェルが顔料に含まれていることが原因です。
万一、自爪が色素沈着を起こすとどんなに拭き取っても顔料が残るため、爪が伸びきるまでそのままとなってしまいます。
黄ばみにも見えますし、例えばネイルチェンジをしてもカラージェル本来の発色を期待できないでしょう。
また、部分的に色素沈着を起こす場合もあり、そうなるとどれだけキレイに塗ったとしてもムラのように見えるのです。
本来、爪は伸び続けるので永遠に色素沈着が残るわけではないですが、ベースジェルを使用する方がリスクなくキレイなネイルに仕上げられます。
下記の記事では「セルフネイル」をする手順についてまとめておりますので、あわせてご覧ください。
トップジェルとの違い
トップジェルは、ジェルネイルのツヤを出し、作り上げたデザインをコーティングする役割を担っています。
そのため、ベースジェルとはいくつか違いがあるので、以下でみていきましょう。
塗るタイミングが違う
同じ透明なアイテムなので、トップジェルとベースジェルは似ているように感じられますが、大きな違いは塗るタイミングです。
ベースジェルは、名前の通りネイルのベースとなる部分に塗るアイテムといえます。
そのため、塗るタイミングは下地として塗り、カラージェルの発色や密着性を良くするアイテムです。
トップジェルは、ジェルネイルらしくツヤ感のある仕上がりにするために、ネイルの最後に塗るアイテムといえます。
仕上がりを美しくするためのアイテムなので、ベースジェルのように最初に塗ったとしてもあまり意味がありません。
ベースジェルの代用としてトップジェルを使用するケースもありますが、使用するカラージェルによっては密着性がなくすぐに剥がれてしまいます。
仕上がりの硬さ
ベースジェルとトップジェルの違いは、仕上がりの硬さです。
ベースジェルの場合は、カラージェルとの密着性を高めるために柔軟性があります。
ボンドのような役割を果たしているので、カラージェルの発色も良くするという特徴があるのです。
一方で、トップジェルの場合は仕上げに塗るアイテムなので、強度が高いです。
例えば、ジェルネイルを仕上げた後に小さな傷や汚れを防ぎ、保護する役割もあります。
強度が高いからこそ、ピカピカの光沢が魅力です。
役割が違うからこそ、強度も違うので使い分けましょう。
密着性の有無
ベースジェルは、爪の表面を整えて、カラージェルとの密着性を高める点が特徴です。
トップジェルは、より美しい仕上がりにするためにラストに塗るアイテムだといえます。
そのため、密着性の違いもあるでしょう。
トップジェルは、そもそも密着性を必要としていないのでサラッとしています。
一方で、ベースジェルは密着性が必要なので粘度があるという違いもあります。
下記の記事では「ジェルネイルが固まらない原因と対処法」についてまとめておりますので、あわせてご覧ください。
ベースジェルの選び方
近年、数多くベースジェルが販売されているので、何を選べばいいのだろうと迷ってしまいます。
以下では、ベースジェルの選び方について紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
サンディングの有無
サンディングという爪の表面をやすりにかけてなめらかにする方法で、ベースジェルもサンディングが必要なタイプと不要なタイプに分かれています。
サンディングが不要な商品は手間がかからず、すぐにネイルができる一方で、不健康な爪には十分密着しない場合もあるでしょう。
サンディングが必要な商品はどのような爪にも密着しやすいですが、手間がかかり、繰り返すことで自爪が薄くなる可能性がある点がデメリットです。
セルフネイル初心者の場合は、サンディングで爪を削り過ぎてしまう恐れがあるのでサンディング不要の商品を選びましょう。
容器の形状
ベースジェルもカラージェルも、コンテナタイプとボトルタイプに容器の形状が分かれています。
コンテナタイプの場合は、自分の好きなブラシを使用でき、フォルムも整えやすい一方で、価格がやや高い点がデメリットです。
ボトルタイプの場合は、安価で手に入れやすく初心者に向いていますが、ネイルに慣れている人には物足りなさを感じる可能性があります。
コンテナタイプは、有名なメーカーからも数多く販売されており、デザイン性に優れている商品が多いです。
ボトルタイプは、100円ショップなどの身近な場所でも購入ができます。
ベースジェルを長持ちさせる方法
ベースジェルを塗っているのに、カラージェルがすぐに剥がれてしまうと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
ベースジェルを長持ちさせる方法をご紹介するので、参考にしてみてください。
プレパレーションをする
ベースジェルを塗る前に、プレパレーションと呼ばれる以下のケアを行ってみましょう。
- 甘皮処理
- 油分や水分を除去
- 表面を削る場合は必ず行う
カラーを塗る時のポイントにも似ていますが、最初に自爪に付けるベースジェルの段階でプレパレーションをすることでしっかりと爪に密着し、持続します。
表面を削る「サンディング」は、ベースジェルによって必要・不要が違うので必ずチェックしてください。
ベースジェルを長持ちさせる基本となるので、必ず毎回行いましょう。
指先の扱いを丁寧にする
仕事や家事などで、指先をたくさん使用する人は注意してください。
例えば、爪を使って缶を開けるクセがあったり、キーボードの打ち込みなど指先や爪を使う人はネイルが剥がれやすいです。
指先を使わないというのはとても難しいので、作業する際は「指の腹」を使用するなど、ちょっとした意識がけを行い、指先を大事にしてくださいね。
ジェル用のプライマーを使用
ジェル用の密着剤であるプライマーを使用するのも1つの方法です。
専用のアイテムなので、ベースジェルがしっかりと爪に密着します。
中には、油分・水分を除去するプレプライマーもあるので、自分の悩みに合わせて使ってください。
ただし、プライマーは酸性が強いので肌トラブルがある人や敏感肌の人は注意しましょう。
まとめ
今回は、ベースジェルの役割や選び方、トップジェルとの違いについて紹介しました。
ベースジェルを使用することによって、爪の表面がなめらかになり保護が可能です。
さらに、カラージェルを塗ると発色が良くなり、美しい仕上がりになります。
今回紹介した、ベースジェルの選び方を参考にしていただき、自分と相性の良いベースジェルを選んでみてくださいね。