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“ジェルネイルが固まらない原因と対処法を徹底解説!硬化の仕組みも紹介”
ジェルネイルは、セルフでも手軽にできる魅力的なネイル方法ですが、うまく固まらずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
ネイルサロンではツヤツヤのキレイな爪になるのに、セルフだとなぜか固まらないケースもあります。
今回は、ジェルネイルが固まらない原因や対処法を解説します。
硬化の仕組みも紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ジェルネイルが硬化する仕組み
ジェルネイルは、ジェルに含まれている「光重合開始剤」と「光」が組み合わさることで化学反応が起こり、硬化します。
可視光線であるLEDライト・紫外線UV-A波の光であるUVライト・冷陰極管を使用したCCFLライトを当てると、化学反応が起きます。
化学反応によって硬化しますが、自然光や室内の照明では必要な化学反応が起きないため、硬化しません。
使用するジェルネイルによって固まる種類の光やライトの強さに違いがあり、適切な方法でライトを照射しなくてはいけないのです。
ジェルネイルは、どれだけ乾燥させても固まることはありません。
さらに、適切な光のワット数・照射時間を行わないと、硬化がうまくいかないのです。
硬化熱が発生する場合
ジェルネイルは、照射する際に指先が熱いと感じる人も多くいます。
硬化熱とは、ライト照射時に発生する熱のことで、基本的には防げません。
硬化熱が発生するのは、以下が原因と考えられているので参考にしてください。
- 自爪が薄い
- ジェルが厚すぎる
- ライトが強すぎる
自爪が薄くなっている人は、神経との隔たりが薄くなるので、熱を感じやすいのです。
硬化熱を我慢していると、爪が剥がれる・やけどをする可能性もあるので、ライトから手を離し、数回に分けて照射するとジェルは固まります。
ジェルが厚すぎる、ライトが強すぎると硬化熱が発生しやすいため、ジェルの1回量を少なくしたり、ローヒートモード機能がついたライトを使うなど、配慮しましょう。
ジェルネイルが固まらない4つの原因
ジェルネイルが固まらない原因はいくつかあるので、代表的な4つの原因をみていきましょう。
原因が分かれば、きちんと対処もできるので参考にしてみてください。
ライトが正しく照射されていない
きちんとライトを当てていないと、きれいに固まることはありません。
そのため、以下の点を意識してライトを当ててみましょう。
- 反射板を取り付ける
- 手指全体を奥まで入れる
反射板を外せるライトもありますが、基本的には反射板を取り付けている方が上下にライトの光を浴びられるので、爪全体をムラなく硬化できます。
また、手指はライトに向かってまっすぐな状態で全体を入れることで硬化をスムーズにしてくれます。
傾きやすい親指もしっかりと爪が上向きになるように手を入れて、十分な照射を意識してください。
ライトの照射時間が短い
ジェルの硬化とライトの照射は、深いつながりがあります。
そのため、きちんとライトを当てることと当てる時間を守ることが重要です。
LEDライトの場合は約30秒、UVライトの場合は約3分が望ましいでしょう。
ただし、ライトを取り扱っているメーカーによって推奨時間が異なるため、必ず設定された時間を守ってください。
時間を守っていても固まらない場合は、ジェルを厚く塗りすぎている可能性があるので、塗り方を考え直します。
ジェルを開封して時間が経過しすぎている
マニキュアも似ていますが、ジェルネイルは時間が経過すると、ボトル内で成分が分離してしまいます。
硬化に必要な成分は上部に浮きやすく、そのままにしておくと最後に残った成分は硬化しなくなるのです。
最後までしっかりジェルを使い切るためにも、使用する直前にスパチュラなどで優しく撹拌しましょう。
あまりにも時間が経過していて、なかなか撹拌できないという場合は底からゆっくりとかなり時間をかけて混ぜていましょう。
ひたすらゆっくり混ぜると少しずつでも撹拌できますが、混ぜても成分が沈殿していたり、分離していたりしている場合は使用できなくなっているので廃棄が望ましいです。
中には撹拌不要のジェルもあるので、使いやすい方法を選びましょう。
ライトが劣化している
硬化するために使用するライトは、一定期間使用を継続すると劣化してしまいます。
劣化することによって、光が暗くなる・使用時間を守っても硬化に時間がかかるのです。
ライトなので、見た目的な変化は感じられないケースがほとんどですが、使用感でわかるため1年以上同じライトを使用している場合はまず劣化を疑ってみましょう。
UVライトよりもLEDライトの方が長持ちする傾向がありますが、1年以上経過するとどのような商品でも劣化しやすいので注意してください。
ジェルネイルが固まらない時の対処法
セルフでのジェルネイルは、施術の方法やライトの当て方によって硬化しにくいケースがあります。
そのため、硬化しないなと感じる時の対処方法をみていきましょう。
カラージェルは極力薄めに塗る
ジェルを厚く塗ってしまっていると、未硬化になりやすいです。
そのため、必ず塗る前に余分なジェルを取り除いて薄く塗ってください。
いきなり厚く塗ると未硬化の他にも、カラーがよれてしまう可能性も高まるので注意してください。
爪の油分をしっかり落とす
ジェルを塗る前に手洗いを行う、ネイルクレンザーで爪を拭くなどして、油分を取り除いてからカラーを塗りましょう。
水分・油分の量が多いと、ジェルが定着せずに硬化しません。
施術前に爪を乾燥させることで、硬化しやすい状況を作ることができるので、まずはしっかりと爪をきれいにしてくださいね。
まとめ
セルフでジェルネイルを使用した際に、なかなか固まらない…と悩む方へ原因や対処法をご紹介しました。
ジェルネイルはマニキュアと違い、自然乾燥しないものなので使用するライトの種類や照射時間が間違っていないのかをきちんと確認しましょう。
また、ジェルネイルを塗る際に厚く塗らないように注意します。
今回ご紹介した対処法を参考にしていただき、ネイルを楽しんでくださいね。