美容情報サイト Beauty Web(ビューティーウェブ)がお届けする今回のテーマは
“美容院で前日髪の毛を洗わないとバレる?前日にしておきたい準備について紹介”
美容院へ行く際、前日に忙しくてシャンプーをできなかったという方も多いのではないでしょうか。
美容院はおしゃれな雰囲気があるので、もしも前日髪の毛を洗わないで来店するとバレてしまうのか?と不安になるものです。
さらに、髪の毛を洗わないことでカラーやパーマの持ちが悪くなるかも、と色々考えてしまいます。
今回は、美容院で前日に髪の毛を洗わないとバレるかについてや、前日の準備についても紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
美容院で前日髪の毛を洗っていないとバレる
美容師は、毎日多くのお客様の髪の毛に触れているので、一般的な人よりも髪の毛の変化に気づきやすいです。
そのため、1日洗わなかった髪の毛の状態も美容師によってはすぐにバレてしまいます。
当然、洗っていないことがバレても美容師から「髪の毛洗ってないですよね」と指摘されることはありません。
ただ、人によっては1日洗っていないだけでも頭皮から皮脂が過剰に分泌されて、ベタついてしまっている可能性もあります。
個人差が大きな部分なので、人によっては気づかれないケースもありますが、以下でバレやすいポイントについてみていきましょう。
髪・頭皮の匂いでわかる
髪や頭皮は、体の中で特に臭いがでやすく、付きやすい箇所です。
最も影響されるのは前日の食事で、油っぽい食事をした人は翌日髪の毛や頭皮がベタついているというケースはよくあります。
髪が長い人、毛量が多い人は髪の毛に臭いがでやすく、雑菌が繁殖しやすい傾向にあるので、1日洗っていないだけでも美容師にバレてしまうでしょう。
頭皮の臭いは、皮脂量によって大きく変わるため、個人差がある部分です。
皮脂量が多いと、雑菌が繁殖しやすいので臭いを発生させます。
自分の頭皮の臭いなどは、すぐに慣れてしまうので多少臭いがしても気付きにくいです。
美容師の場合は、お客様と距離が近い職種なのですぐにわかります。
頭皮の状態でわかる
臭いだけではなく、頭皮の状態を見てもバレるケースが多いです。
例えば、頭皮が脂っぽくてフケが付着している方はすぐにわかるでしょう。
脂性フケと呼ばれるもので、雑菌の繁殖が原因のため、一度発生すると一般的なシャンプーでは汚れが落としきれない場合もあります。
そのほか、前日のスタイリング剤が頭皮に残っていると、すぐに手触りでバレるので、頭皮を見れば一目瞭然です。
美容院に行く前日に髪の毛を洗わないメリット・デメリット
前日に髪の毛を洗っていないことは、基本的に美容師にバレると理解しておきましょう。
ただ、デメリットばかりではなく、髪の毛を洗わないメリットもあるので、以下で説明をします。
メリット
前日に髪の毛を洗わないことによって、髪と頭皮に自然な油分が残ります。
シャンプーをすることで、頭皮に必要な皮脂まで取り除くケースも多く、そのような場合は乾燥・かゆみを引き起こしてしまうのです。
洗わないことで、適度な油分を残せるため、カラーやパーマの持ちが良くなりやすいです。
施術の効果を最大限引き出したい、という場合は洗わずに行くというのも1つの選択肢といえます。
ただし、頭皮の皮脂量が多い人は必要以上に油分が残ってしまうので、状態に合わせて決めましょう。
デメリット
髪の毛を洗わずに美容院へ行くことで、皮脂で髪の毛がベタつき、ブローをした際にセットしにくくなるケースもあります。
特にシャンプーなしカットなどを選択した場合は、来店した状態のままの髪でカットを行うので、クセが出やすかったり、思うようにセットされなかったりするのです。
自分で髪の毛に触れてみて、ベタついたついているなと思う時は、シャンプーしてから来店しましょう。
前日髪の毛を洗っていないことを伝えるべき?
予約したメニュー内容によりますが、美容院でもシャンプーをする際、髪の毛を洗っていないことを伝える必要はありません。
シャンプーなしやカラー・パーマなどの施術を依頼する場合、正直に髪の毛を洗っていないことを伝えるのも良いです。
例えば、「カラーやパーマの持ちが良くなると聞いたので洗ってない」とか「忙しくて前日シャンプーできなかった」とか、簡単に説明するだけでも美容師の意識が変わります。
メニューによっては、施術に影響があるかどうかなども説明してくれるので、状況によってはシャンプーを追加するなどの対応をとってください。
美容院に行く前日にしておきたい準備
髪の毛を洗う・洗わない関係なく、美容院へ行く前日にしておきたい準備について紹介します。
お客様として来店しますが、快適な施術を受けるためにも髪の毛の状態についてはよく考えておきましょう。
髪を洗わないならドライシャンプーを使ってみる
前日、忙しいなどでどうしても髪の毛を洗えないという時は、ドライシャンプーの利用を検討してみてください。
ドライシャンプーは、皮脂吸着成分が含まれているので、頭皮に分泌された余分な皮脂を取り除き、臭いもすっきりさせます。
髪の毛を洗えない時の応急処置的なアイテムとしておすすめで、商品によっては香り付きのものや低刺激タイプがあるので、自分に合ったものを選びましょう。
ただし、皮脂や臭いを消そうと過剰に使用するのは逆効果なので注意してください。
下記の記事では「ドライシャンプー」について解説しておりますので、あわせてご覧ください。
スタイリング剤を使った時は必ずシャンプーする
日常的にスタイリング剤を使用している人は、翌日美容院に行く場合必ずシャンプーしましょう。
スタイリング剤が残っている髪の毛で美容室に行くと、メニューによっては効果を妨げてしまう可能性があるのです。
スタイリング剤には、油分が多く含まれているのでカラーやパーマの液が浸透するのを妨げやすいといえます。
カラーが思うように入らない、パーマがかかりにくいといった原因の1つになります。
カットのみでもべたつきが気になったり、キレイなセットができなかったりと仕上がりに不満が残る可能性も高いです。
スタイリング剤を使用した場合には、しっかりとシャンプーでキレイにすることが大切です。
下記の記事では「シャンプーの選び方」について解説しておりますので、あわせてご覧ください。
シャンプーする場合は必ず指の腹を使って洗う
頭皮の汚れをしっかりと落とそうと、ごしごし爪を立てて洗ってしまう方も多いのではないでしょうか。
爪を立てて洗うと、頭皮の汚れがキレイになるのではなく、逆に傷つけてしまう可能性が高いです。
頭皮が傷ついてしまうと、シャンプーやカラー剤が染みたり、強い痛みを感じたりするケースもあります。
痛みを感じると、カラーやパーマはできないので、せっかく美容室に来店しても施術を受けられなければ意味がありません。
そのため、シャンプーをする場合は指の腹を使って丁寧に優しく洗うようにしましょう。
癖で爪を立ててしまう人は、無理して洗わずに美容室でシャンプーをしてもらってください。
美容院での施術後のケア
美容院で施術をした後、キレイな髪の毛を長持ちさせるためには、自宅でもセルフケアを心掛けることが大事です。
例えば、シャンプーは髪や頭皮への刺激が少ないアミノ酸系やベタイン系のものを使用する、しっかりと洗い流すなど洗髪方法を意識するだけでも十分に効果を得られるでしょう。
また、髪の毛を乾かす際に、しっかりと乾かさなければ頭皮に雑菌が繁殖しやすくなったり、キューティクルがはがれやすくなったりと髪への負担が大きくなります。
そのため、丁寧に髪の毛を乾かし、濡れていないことが大事です。
乾かす際のポイントは、タオルの上からドライヤーをかけることです。
スピーディーに乾かし、熱ダメージから多少なりとも髪の毛を守れるでしょう。
下記の記事では「美髪になるドライヤー方法」について解説しておりますので、あわせてご覧ください。
まとめ
今回は、美容院へ行く前日に髪の毛を洗わないと美容師にバレてしまうのか?について紹介しました。
髪の毛や頭皮の状態や臭いなどで簡単にバレてしまいますが、基本的にシャンプー込みの美容院がほとんどなので、あまり気にすることはありません。
しかし、スタイリング剤を使用している場合はしっかりとシャンプーで汚れを落としてから、美容院へ来院しましょう。
シャンプーができなかった場合は、正直に美容師へ伝えて施術への影響があるかどうか確認してみてくださいね。