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“髪のうねりを改善する方法!うねる原因や予防法方も解説”
季節の変わり目や年齢を重ねていくと、髪質の変化を感じる方も多いのではないでしょうか。
髪の毛の状態は、自身の環境によってもかなり変化するため、悩みやすいです。
特に髪のうねりやツヤがなくなり、髪の毛がまとまらない…と思う方は多いため、今回は髪のうねりを改善する方法をご紹介します。
髪のうねりが起きる5つの原因
髪がうねるのは、毛根を包んでいる毛穴が何かしらの原因で歪んでしまい、まっすぐ生えない状態を指しています。
1つの原因ではなく、いろいろ考えられるのでそれぞれみていきましょう。
1.妊娠、出産
妊娠・出産は、女性ホルモンが大きく変動します。
妊娠中は女性ホルモンが非常に増加する一方で、産後は女性ホルモンが減少するため、ホルモンバランスの変化が髪の毛へも影響しているのです。
産後に気持ちが不安定になる女性が多いのも、ホルモンバランスの変化が原因と考えられていて、髪質変化も同じだといえます。
さらに、妊娠・出産は女性にとって大きな環境の変化にもなるため、生活習慣も乱れやすくなります。
慣れない生活にストレスや疲労を感じる方も多く、頭皮の血行が悪くなり、髪質が悪くなりやすいです。
2.加齢
肌と同様に、頭皮も35歳以降から筋力が衰えてきて、頭皮がたるんできます。
そのため、年齢を重ねるごとにだんだんと頭皮がたるんで、毛穴が歪み、髪の毛がうねって生えてくるのです。
特に耳の周辺や襟足のあたりは頭皮がたるみやすい部分なので、髪がうねるようになった人はどの部分がうねりやすいのかをよくチェックしましょう。
また、年齢を重ねることによって、髪内部の成分バランスが崩れやすくなります。
髪の内部は吸水性・撥水性のタンパク質で構成されていますが、加齢によって偏りが生じやすいのです。
偏ると水分バランスが崩れてしまい、髪の毛が膨らんだり、スカスカになったりと髪質が悪くなり、うねりが生じます。
3.外部からの刺激
季節的な乾燥・紫外線・ドライヤーなど外部の刺激によって、髪表面のキューティクルが剥がれ落ちてうねりが起きることがあります。
外部からの刺激によって水分が髪の内側に入り込み、膨張したせいで髪の形が歪み、うねりやすいのです。
髪の毛をしっかりとケアすることはもちろん、睡眠や食生活など生活習慣の乱れから髪の痛みが悪化しないように正すことも大切といえます。
4.遺伝的な要因
例えば、両親もしくはどちらかがくせ毛の場合、生まれつき髪の毛にうねりがあるといった遺伝的要因の可能性が高いです。
遺伝の場合は、親と似たような毛穴の形や髪内部の成分バランスになるため、髪がうねりやすいといえます。
遺伝的な要因でうねる場合、細かく縮れてボリューム感があるケースと波打つようにうねるケースとあります。
5.頭皮の汚れ
頭皮の清潔感は、うねりが起きる・起きないに大きな関わりがあるのです。
なぜなら、もともと外的刺激が多い頭皮はケアをしないと毛穴が歪みやすくなっています。
歪みが生じている毛穴に汚れが詰まると一層毛穴の状態が悪くなり、うねりが強くなるでしょう。
うねりが徐々にひどくなっていると感じる場合は、毛穴の歪みと汚れが発生していると思ってください。
髪のうねりを改善する3つの方法
髪のうねりがあると、思うようなヘアスタイルを目指せずモチベーションが低下します。
ただ、日頃のケアによって髪のうねりを改善する方法があるので覚えておくと良いです。
1.ヘアケアアイテムを変える
髪のうねりを改善させるためには、髪内部の水分量をコントロールすることだといえます。
しっかりとバランスを整えて、保湿成分がたっぷり含まれているアイテムを利用すると頭皮の環境が改善されて毛穴の歪みも緩和されるのです。
健康的な頭皮になることが、髪のうねりを改善させる第一歩なので、ヘアケアアイテムをまずは見直してみましょう。
近年は頭皮ケア用のシャンプーを使用するのがとてもおすすめで、自分が得たい効果を考慮して選ぶと良いです。
2.定期的な頭皮マッサージ
毛穴の歪みが悪化しないように、頭皮を常にキレイにして血行を良好にしておく必要があります。
血行を促進するためには、頭皮の汚れや皮脂を落とし、毛穴を清潔にしましょう。
おすすめなのは、自身でも簡単にできる頭皮マッサージを行うことです。
週に1〜2回程度頭皮マッサージを行うと、頭皮の血行が良くなり、清潔な環境を整えられて、毛穴の歪みを改善しやすくしてくれます。
3.正しいスタイリング
ヘアケアだけではなく、洗髪後のスタイリングについても正しい方法で行いましょう。
きちんとスタイリングを行わずに放置していると、髪の毛がダメージを受けてしまいまい、うねりが生じやすくなるのです。
正しく髪の毛に負担をかけないように、タオルドライをした後、髪の毛全体の根元からしっかりと乾かしてください。
ドライヤーをかける時はこまめに動かしながら、丁寧に乾かすことでダメージを与えにくいです。
ブラシを使用して乾かす時やヘアアイロンを使用する時は、少し引っ張るようにして乾かすとうねりが伸びてきれいに仕上がります。
全体を乾かした後、仕上げとしてドライヤーを冷風に変えて整えると、キューティクルが出て、うねりのないツヤがあるヘアスタイルになります。
髪のうねりがひどい時はヘアサロンで髪質を整える
セルフケアでもスタイリングをしても、髪のうねりが改善されない場合は、ヘアサロンへ行きましょう。
ヘアサロンの場合は、サロン専用トリートメントやプロが行うヘッドスパなど、自分ではできないヘアケアを行ってくれます。
また、うねりの状態がひどい場合は縮毛矯正やホット系パーマをかけるとナチュラルに仕上がりますよ。
まとめ
髪のうねりは原因を理解することで、改善が見込めます。
頭皮の状態を整えると、毛穴の歪みが改善されやすくなるため、頭皮マッサージやヘアケアアイテムの変更をまずは検討してみてください。
どうしても髪のうねりがひどい場合は、我慢せずにヘアサロンを利用してみましょう。