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“体がだるい原因は?考えられる理由やすぐに実践可能な対処法を解説”
原因はわからないけれど、なぜか体がだるい…と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
日常で感じるだるさと疲労感は、単純に肉体的な疲れだけではなくて、精神的にも休息を求めているサインの可能性も高いです。
今回は、体がだるい原因や対処法について解説するので、参考にしてみてください。
体がだるい状態とは?
なんとなく体がだるい、という状態は「倦怠感」と呼ばれる症状を指します。
例えば、インフルエンザなどにかかると高熱になるタイミングで、全身が重たくなる方がほとんどです。
このような体が重たく、起き上がっているのが辛い状態を「だるい」といえるでしょう。
基本的に、だるいというのは病気になった時に現れる症状ですが、病気ではなくともだるさを感じることが多いです。
体がだるいと感じる仕組み
病気ではない原因でだるい状態は、体内のエネルギー不足によって引き起こされます。
元気・やる気・気力などの気といった体内エネルギーの異常を指しているのです。
体は「休みたい」とサインを送っているため、危険信号といえます。
ホメオスタシスと呼ばれる、体の状態を一定に保とうとする働きが崩れそうな時に起きる症状がだるさです。
そのほかにも、体の痛みや突発的な熱なども同様の理由です。
だるさは体をたくさん動かすことでも一時的に発生しますが、少し休めばすぐに回復します。
一方で、メンタル的な要因が強いだるさもあり、そのような場合は慢性的にだるく思うように体が動きません。
体がだるい原因5つ
体がだるい原因は、肉体的なものと精神的なものの両方考えられます。
ここでは、体がだるくなる大きな原因を5つご紹介するので、参考にしてみてください。
女性ホルモンの乱れ
女性では、生理周期に関連してだるくなるケースが多いです。
生理前は女性ホルモンのバランスが乱れ、肌トラブルや体のだるさを感じられます。
生理中もなんとなく体がだるく、やる気が起きないという人もいるので、女性の場合は生理の前後1週間はだるくなりやすい時期だと思いましょう。
精神的なストレス
仕事のプレッシャーやプライベートな人間関係の悩み、そのほか環境・生活の変化など、ストレスが体のだるさにつながっているケースが多いです。
強いストレスは体に良い影響を与えず、自律神経が乱れてしまい、だるさを感じやすくさせます。
環境・生活の変化がストレスの原因であれば、慣れてくることでだるさも軽減していくでしょう。
一方で、慢性的な悩みに直面している場合、解決しないまま時間だけが経過し、だるさを超えて精神的に疲弊してしまう可能性もあります。
相談できる人がいないかどうか、改めて考え行動してみてください。
風邪などの急性的な病気
風邪のひき始め、治りかけもだるさの原因です。
病気が原因なので完治することでだるさは消失しますが、治るまでだるさがとても辛いというケースがほとんどだといえます。
特にインフルエンザのような強力なウイルスが原因の場合、高熱・関節の痛みなども合わせて出てくるため、立ち上がるのもやっとという状態の人は多いです。
食生活の乱れ
仕事で忙しく、朝食や昼食を抜いたり、夕食もコンビニ弁当ばかりだったりすると栄養の不足や偏りが生じて、疲れやすくなります。
野菜・果物を食べないと、栄養バランスはどんどん崩れてしまい、気力が落ち込んで体調不良を引き起こすでしょう。
体力・気力がなくなるとだるさが引き起こされるので、食事の内容を今一度見直してください。
また、食べないことも問題ですが、食べ過ぎることもだるさを引き起こします。
体が必要としている以上のエネルギーを摂取すると、消化のために余計な負担を体にかけるため、どんどんだるくなってしまうのです。
食生活は体調面に直結するので、意識的に改善を行いましょう。
疲労が溜まりやすい生活スタイル
忙しくて休息がとれず、睡眠不足が続いていると疲労とストレスが蓄積し、体がだるくなります。
睡眠時間と食事の時間が毎日バラバラだと、体内時計が整わないのでだるくなってしまうでしょう。
自律神経の乱れを引き起こす行為は、だるさにつながりやすいので、昼夜逆転の生活をしないことや少しでも休息をとる時間を作ってください。
すぐに実践できる対処法
体がだるい時、どうにかして解決したいと感じるでしょう。
パッとだるさがなくなる方法はありませんが、継続することで少しずつだるさの改善が期待できる対処法をご紹介します。
深く良質な睡眠をとる
体がだるい時に試してほしいのは、まず良質な睡眠をとることです。
自律神経を正常に回復するためには、睡眠が何よりも大事で良質な睡眠とは寝入ってから、3時間程度の間に深く眠ることを指します。
深い眠りは体を一気に休め、寝起きもスッキリさせてくれるでしょう。
きちんと深く良質な眠りについていない人は、どれだけ長時間寝ていても全く疲れがとれませんし、だるさも残ったままです。
良質な睡眠をとるために心がけてほしいポイントは、以下のとおりです。
- 食事は就寝の3時間前には済ませておく
- 入浴はシャワーではなく浴槽に浸かる
- 就寝前はスマホやパソコンは見ない
だるさは体に負担をかけることで発生するので、心と体がリラックス状態にした上で睡眠に入りましょう。
特に寝る前のスマホやパソコンは睡眠の質を著しく低くするので、避けてください。
栄養バランスに気をつける
1日3食きちんと食べていても、栄養バランスが偏っていては体調を崩してしまいます。
体がだるいと感じやすくなるので、栄養バランスの良い食事を心がけて疲労回復に努めてください。
とりの胸肉や大豆類、赤身肉などは取り入れやすく、栄養価も高いのでおすすめです。
どうしても食事じゃ補えないという場合は、サプリや栄養補助食品でも問題ありません。
何をしてもだるさが治らないなら受診も1つの方法
いろいろな方法を試してみても、一向にだるさが治らない場合は医療機関を受診するのも1つの方法です。
だるい原因は、ストレスだけではなく、病気の可能性もあるのでだるさが続く場合は早めの受診をしてください。
もしくはだるいと思ったら、まずは病院を受診して検査を行い、何もなければ改めて日常生活の見直しをするという流れでも良いです。
まとめ
体がだるい原因について、ご紹介しました。
風邪や肉体的な疲れなど、わかりやすい理由でだるさを感じるケースもありますが、精神的な疲れやストレスでだるさを感じる可能性も高いです。
今回ご紹介した対処法を参考にしていただき、少しでも軽減できるようにしてください。
もしも、効果がない場合は肉体的・精神的どちらが原因にせよ、無理に自分で何とかしようとせず医療機関を受診しましょう。