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“その化粧水でいいのかな?肌に合ったものを選ぶ4つの重要なコツ”
化粧水ってとりあえずなんでもいいって買っていませんか?
肌につけてコンディションを変化させる化粧水は、とても大事な存在です。
どんなものを選ぶかによって、調子が変わるかもしれません。
なにかおかしいと思ったら、合っていないものを使っていたなんてこともあるのです。
理解度を高めていけば、自分の肌を守るコツにもつながりますよ。
必ず押さえておきたい化粧水に関する大事な知識
何気なく使っているかもしれませんが、見逃してはいけないことがいくつもあるのです。
4つコツご紹介しますので、化粧水を探すときには活用してくださいね。
肌質を理解して選ぶこと
どの化粧水を使おうかなと思ったら、なにを重視していますか?
最初に押さえるのは肌質を理解してぴったりのものを選ぶことです。
肌質を理解しなければ、どんな成分を選んだらいいかわかりませんよね。
つまり、肌質に合わないものを使っているなら、効果を発揮できないのです。
これでは使っていても意味はないですよね。
それどころかネガティブな結果を引き出しかねません。
乾燥肌の人にドライ感が強まるものを使ったらどうでしょうか。
これでは逆効果になるのはすぐにわかりますよね。
肌のために使うのが化粧水です。
この基本を忘れないようにして選ばなければいけません。
※このあとで状態にわけて解説します。
狙いはなにか?で見つけてみる
肌を保湿するために水分を与える。
これが基本的な考え方で、整えるために使われます。
ですが、よく見てください。
それぞれ成分に大きな違いがあると思いませんか?
あたりまえですが、違いがあるため役割も微妙に違うことになるわけです。
ざっとですが、違いを上げていきましょう。
・これが一般的!:肌の保湿メイン
・引き締めてニキビも予防!:収れん型
・メイク落としや洗顔の補助に!:拭き取り型
・白い美しい肌に!:美白特化型
・殺菌作用に注目!:ニキビ対応型
なんとなく違いがわかるでしょうか。
ざっとした違いで分類していますが、これだけ違いが出てくるわけです。
自分が目指しているものはなにか。
ここに注目するだけでもこれだけ違いが出ますよ。
値段は目安にしかならない
高いからいいと思うのは、購入する側のサガ。
素晴らしいものや珍しい成分が含まれていると思うでしょう。
その期待感は間違いともいえません。
ですが、自分にぴったりなのが重要。
高いから自分にぴったりではないのです。
極端に安価なものも考えもので、成分としてちょっとねと思うようなもので構成されていることもよくあります。
安かろう悪かろうというわけでもないのですが、ある程度の目安になるのは確かです。
そこから先は、口コミなども併せてみて、本当に選択として正しいか判断してみる必要があるでしょう。
年齢を考慮する
あなたはいま何歳でしょうか。
実は大事なポイントなのです。
年齢とともに、どうしても衰えを見せるのが肌。
だからこそ、年齢に合わせたものを使っていかないと、衰えを止められなくなるわけです。
悩みもいろいろ出てくるでしょう。
その悩みを正面から受け止めて、判断することが大切なんです。
あとから後悔しても遅いかもしれません。
肌質で解説!どんなものを選ぶといい?
肌質を考慮してどんなものを選ぶといいか、順番に考えてみましょう。
普通の肌
普通の肌という判断も難しいところがありますが、水分と皮脂がちょうどいい状態と考えてみます。
あまり異常な感じはないよ!という人もこのタイプです。
肌質をみると、きめが整っていて、もっちりやわらか、しっとり感もある状態。
実に健康な肌といえますよね。
年齢的に若いときには、普通の肌で取りたてなにかがあるとはいえないはずです。
なにかこだわるという部分もない状態で、好みでも構いません。
ただし、保湿を忘れると悪化するかもしれないので注意しましょう。
乾燥している肌
しっとり感がなく、かさかさと乾燥していると感じるのは、水分と皮脂のバランスが狂い始めているからです。
分泌量が下がったことで、しっとり感が失われ、乾燥してかさかさとした感じになっていきます。
このバランスを取り戻すためにも、セラミドやヒアルロン酸、コラーゲンといったしっとりとさせる成分が中心のものを選ぶといいでしょう。
もうひとつの特徴としては、皮膚が薄い人もなりやすいことが知られています。
つまり、内部をカバーするのが苦手なタイプです。
外部からの刺激も受けやすくなるので、刺激の強いものや添加物を多く配合しているタイプに注意すると安心して使えます。
ほかの人には向いている美容成分にも注意が必要なタイプです。
脂っぽい肌
脂っぽく感じる人は、乾燥しやすい人と真逆の特性を持っています。
皮脂が過剰分泌しやすく、ニキビや毛穴でトラブルにつながりやすい体質です。
全体的にてかてかした感じがあり、べとっとした手触りがあるような人はこのタイプといえるでしょう。
脂っぽいとメイクも長持ちしにくいですよね。
対応策としては、潤いというところに注目です。
潤いを与えると状況はだんだんと改善していきます。
収れん型の化粧水も引き締めてくれることで、分泌のコントロールがしやすくなるので向いています。
皮脂汚れなどをふき取りやすいのでいいですよね。
いろいろなパターンを持っている肌
混合肌ともよばれますが、ひとつの特性ではなく、複数の特性が混じっている人がいます。
場所によって違いがあることが多く、Uゾーンだけ脂っぽく、ほかはかさかさとか。
どこに合わせたらいいんだろうってなりますよね。
いろいろと混ざっているときには、部位ごとに対処するしかありません。
スキンケアとしても、商品を複数使いましょうということです。
ひとつにまとめてしまうと、デメリットも目立ちます。
大事な肌のことですから、狙いを外さないようにしていきましょう。
敏感な肌
敏感なタイプの場合、バリア機能が落ちていることが考えられます。
ちょっとつけても、チクチクとした刺激を感じたり、違和感を覚えたりする人は、このタイプに該当するでしょう。
痛みのような刺激だけではなく、かゆみを覚える人もいますし、赤く反応するケースもあります。
刺激物が引き起こすパターンともいえるので、アルコール系や香料には注意しなければいけません。
美白成分も刺激に代わることがあるため、含まれていないもののほうが安心です。
浸透しながら保湿するセラミドやアミノ酸などのほうが、刺激は少なくて使っていても違和感を覚えにくくなります。
まとめ
化粧水を選ぶのはとても大切です。
自分の肌に直接つけるというだけではなく、状態の改善や維持を目的としているのを忘れないでください。
大事な肌を作り守るためのもの。
そう思うと、状態に合わせたものを選ぶ意味や大切さもわかると思います。