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“ラベンダーコスメを使ったメイクのコツは?肌色に合わせたメイク方法について紹介”
肌に透明感を与え、どこか儚い印象を与えるラベンダーメイクですが、メイク方法を誤ると古い印象になる可能性もあります。
ラベンダーコスメを使ってみたいけど、メイクのコツがよくわからないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回は、ラベンダーコスメを使用したメイク方法や、パーソナルカラー別のメイク方法について紹介します。
ラベンダーメイクの魅力
ラベンダーカラーは、落ち着いた印象がありつつも、ブラウン系とは違う儚さがあります。
以下では、ラベンダーメイクの魅力についてみていきましょう。
透明感がある
ラベンダーコスメを使用してメイクをする大きな魅力は、肌の透明感を出せる点です。
特に黄ぐすみで悩んでいる人は、透明感のある肌へと導いてくれます。
メインのメイクだけではなく、ベースメイクの際にラベンダーカラーをコントロールカラーに使用すると肌の透明感を底上げしてくれます。
夕方以降に肌のくすみが気になる、という人はメイク直しの際にラベンダーカラーのフェイスパウダーをつけるとさっぱりした印象になるのでおすすめです。
上品さが出せる
柔らかく、落ち着いた印象のラベンダーコスメは、上品さを出せます。
淡めのラベンダーカラーをアイシャドウやチークで使用し、広めにふんわりとつけると表情が明るく見せてくれるでしょう。
チークで使用すると、顔全体に血色感が与えられます。
アイシャドウで使用すると、色っぽいアイメイクに仕上がるので、自分が理想とするイメージに合わせて選んでください。
大人っぽさだけではなく、可愛らしさも出したい場合は、ピンクと組み合わせるのがおすすめです。
差し色になる
ラベンダーカラーは、基本的に淡い発色ですが、コスメによっては発色がはっきりしているアイテムもあります。
しっかり発色するアイテムを使用すると、儚さではなくシャープな印象を与えられるのです。
イベントや特別なパーティーなど、自分を目立たせたい、アピールしたいという時に差し色として使用すると良いでしょう。
例えば、好きな芸能人のライブやイベントに行く際に担当カラーがパープルであればぜひ取り入れてみてくださいね、
差し色にする際は、アイシャドウはもちろんのこと、アイライナーやマスカラを使ってみるのも良いでしょう。
【部分別】ラベンダーコスメを使ったメイクのポイント
肌に美しい透明感と上品さを与えてくれるラベンダーカラーですが、アイシャドウだけではなくさまざまな部分に使用ができます。
以下では、部分別に覚えておきたいメイクのポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ベースメイク
ラベンダーカラーをベースメイクで使用する時は、下地で使用しましょう。
色の白さを出せるような補正力が高いカラーなので、下地として薄く伸ばしておくだけで十分に効果が期待できます。
使用のポイントは、以下のとおりです。
- ラベンダー下地を顔の中心にのばす
- クリームファンデーションを顔の上半分にのばす
- 全体にパウダーファンデーションをつける
簡単な手順ですが、ラベンダー下地を顔全体にのばすのではなく、中心だけにのばすことがポイントです。
全体にのばすと、肌が白く見えて膨張して見えるため、サイドや上下のフェイスラインは塗らずにいましょう。
クリームファンデーションは、薄付けが基本ですが目の下や頬骨の高いところは軽く重ねてください。
アイメイク
ラベンダーカラーは、色っぽさとフェアリー感を出しやすいです。
それぞれのメイク方法について紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
まず、色っぽい雰囲気を出す方法は以下のとおりです。
- ブラシにライトグレーのアイシャドウをアイホールに薄くのせる
- 上まぶたのキワに発色の良いラベンダーカラーのラインを引く
アイホールは、きちんと発色させないことがコツなので、薄付けを意識しましょう。
ラインを引く際、目尻よりも少しだけ長めに引くと透明感の高い色を効かせられます。
次に、フェアリー感を出す方法は以下のとおりです。
- ピンクをアイホール全体に薄くのせる
- ラベンダーを目のキワに引く
- 目尻側と目頭側に「く」の字でのせる
- 3と同じ範囲に偏光ラメを重ねる
- 黒目の下にオレンジをのせる
ピンクと組み合わせることで、可愛らしさを演出できます。
偏光ラメは、粒子が細かく繊細なアイテムを使用すると上品な印象になるのでおすすめです。
下記の記事では「アイメイクで目元に奥行きを作って美しくする方法」について解説しておりますので、あわせてご覧ください。
チーク
チークにラベンダーカラーを使用することで、血色感をより出すことができます。
基本的に、淡い雰囲気が魅力なので、幅を広めに逆三角形型に乗せることで澄んだ雰囲気を出せるでしょう。
ツヤ感を出す場合は、バームチークを使用し、目元と口元をつなげるようなイメージで控えめにのせてください。
リップ
リップにラベンダーカラーを使用する、というのは難易度が高いのではと感じる方も多いでしょう。
ラベンダーピンクを使用することで、甘さとセンシュアルさのバランスがとれた絶妙な雰囲気を演出できます。
リップを塗る際は、あまりたっぷりのせてしまうと幼く見えてしまうので、軽くひと塗りする程度の感覚でつけてくださいね。
唇の輪郭もオーバーしないように、丁寧に塗りましょう。
下記の記事では「立体感のあるリップメイクのポイント」について解説しておりますので、あわせてご覧ください。
【パーソナルカラー別】ラベンダーカラーの選び方
個人差のある肌色は、それぞれパーソナルカラー別に分けることができます。
パーソナルカラーによって、似合うラベンダーカラーに違いがあるので、以下でみていきましょう。
イエベ・スプリング
明るくてキュートな印象を与えるイエベ・スプリングタイプは、彩度と明度ともに明るいカラーが似合います。
以下のラベンダーカラーが似合うので、参考にしてみてくださいね。
- クロッカス
- スウィートバイオレット
クロッカスは、濁りがなく明るく鮮やかなカラーなので使い勝手の良い色味です。
スウィートバイオレットは、青みが強いバイオレットですが優しい発色なので、イエベ特有の黄み肌を抑えてくれます。
イエベ・スプリングタイプと相性の良いラメやパールを取り入れると、ツヤ感のある仕上がりになり、より輝く肌を手に入れられるでしょう。
イエベ・オータム
ゴージャスな雰囲気があり、彩度・明度どちらも低いカラーのイエベ・オータムは、ダークな色味が似合います。
以下のラベンダーカラーが似合うので、参考にしてみてくださいね。
- レッドパープル
- ディープバイオレット
レッドパープルは、赤みが強く血色感を与えられるカラーです。
ブラウンのアイシャドウと相性が良いので、ラベンダーメイク初心者でも取り入れやすいでしょう。
ディープバイオレットは、深みを感じるカラーで大人っぽくゴージャスな雰囲気をまとえます。
ただし、アイホール全体に塗ると派手になってしまうため、アイラインなどでポイント使いするのがおすすめです。
ブルベ・サマー
爽やかで柔らかい雰囲気のブルベ・サマーは、明度が高く彩度が低いカラーです。
青みが強いパープル系と相性が良く、特に淡いラベンダーカラーが似合います。
以下のラベンダーカラーが似合うので、参考にしてみてくださいね。
- ラベンダー
- プラム
ラベンダーは、ふんわりと淡い発色が魅力でブルベ・サマーの人によく似合います。
アイシャドウやチークにも取り入れやすく、ラベンダーメイク初心者におすすめのカラーです。
プラムは、濃いめの発色なのでリップに向いています。
アイメイクに使用する際は、目尻のアイラインや下まぶたなどのワンポイント使いを意識してください。
ブルベ・ウィンター
シャープな雰囲気のあるブルベ・ウィンターは、明度が低くて彩度が高いカラーです。
青みを感じる鮮やかな色味が似合うとされているため、しっかりとした色のパープルカラーでも上品に使いこなせます。
以下のラベンダーカラーが似合うので、参考にしてみてくださいね。
- マゼンタ
- オーキッド
マゼンタは、ラベンダーカラーの中でも赤みが強く、ヴィヴィットな印象が強いです。
透明感をより際立たせてくれるので、ブルベ・ウィンターならではの魅力を引き出してくれるでしょう。
オーキッドは、ピンクに近いカラーで使用しやすい色味なので、アイメイク・リップメイクなどあらゆる部位で使用できます。
下記の記事では「パーソナルカラー」について解説しておりますので、あわせてご覧ください。
まとめ
今回は、ラベンダーコスメを使ったメイクのコツを紹介しました。
ラベンダーカラーは、淡い発色が魅力的で、使用することによって透明感を演出できるでしょう。
メイクのコツを理解することで、自分の理想的な肌質やメイクの仕上がりを目指せます。
今回紹介したパーソナルカラー別に似合うラベンダーカラーも参考にしていただき、より魅力的なメイクをしてくださいね。