美容情報サイト Beauty Web(ビューティーウェブ)がお届けする今回のテーマは
“メイクが濃く見える原因とは?濃く見えない引き算メイクのポイント”
濃くメイクしているつもりがなくても、なぜか濃く見えると悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
はっきりした顔立ちの人は、特にメイクが濃く見えるのでナチュラルメイクが難しいと感じます。
派手になってしまう人におすすめなのは、引き算メイクです。
今回は、メイクが濃く見える原因や引き算メイクのポイントをご紹介します。
メイクが濃く見える原因
薄く塗っているつもりでも、なぜか濃く見える人は一定数います。
顔立ちの問題もありますし、カラーの選び方などさまざまな原因があるのです。
以下では、メイクが濃く見える原因をみていきましょう。
カバーしたい気持ちが強くて重ね塗りをしている
メイクが濃く見える原因の多くは、ベースメイクを重ね塗りし過ぎているケースです。
シミや肌のデコボコなど、気になる部分を隠そうとして、ファンデーションを重ね塗りする人は多いです。
重ね塗りは、どうしてもメイクを浮き立たせてしまうので、カバー力が高いファンデーションならうっすら塗るだけで問題ありません。
もしくは、パウダーファンデーションを使ってサラッとした肌を目指しましょう。
肌色に合ったコスメを使っていない
ファンデーションやアイカラーなどを選ぶ際、自分の肌色に合ったコスメを使用しないと違和感が残ります。
派手に見える、濃く見える場合は、メイクカラーが自分に合っていないから、浮いてしまうのです。
例えば、肌色より明るいファンデーションを使用すると白浮きしますし、暗ければ顔色が悪く見えます。
首元に近い色を選ぶと、自然な仕上がりになるでしょう。
ハイライトやシェーディングのパール感が強い
小顔効果やツヤ肌効果を狙って、ハイライトやシェーディングをする人も多いですが、パール感の強いものを使用すると濃く見えがちです。
パール感があるとツヤ肌に見えますが、全体的につけてしまうと結果的に主張が強くなり、メイクが濃い人に見えます。
肌馴染みの良いナチュラルカラーをポイントでつけるようにしましょう。
チークを塗る範囲が広い
可愛い印象になるチークは、塗る範囲が広いとメイクが濃く見えます。
顔の中心に塗るアイテムなので、目に留まりやすく、塗った瞬間は自分で濃さがイマイチわかりません。
そのため、自分で見て「少し薄いかな?」と思う程度を頬骨のあたりに塗る、もしくはカラーのチークを塗るなどしましょう。
濃さの調節がしやすいカラー選択がベターといえます。
リップが濃い
リップカラーが濃い人は、メイク全体が濃く見えがちです。
カラーだけではなく、質感によっても印象がだいぶ変わるパーツなので、メイク全体のバランスを見て選択しましょう。
もし、使っているリップが濃いと感じるのなら、ツヤ感のあるリキッドタイプのリップを使ってみてください。
マットなリップは唇を強調するため、アイメイクを薄めにするなど、調整をすると良いです。
どんな人でもナチュラルに見える!引き算メイクのポイント
メイクが濃く見えると、どんな風にこれからメイクをすると良いのか気持ちが迷子になります。
メイクの方法には、足し算・引き算が存在しているので、濃くなってしまう人はまず引き算メイクを覚えましょう。
以下では、引き算メイクのポイントをご紹介します。
クリームファンデーションを薄付け
ついコンプレックスを隠したくてファンデーションを重ね塗りしてしまう人は、クリームファンデーションを活用してください。
薄付けするだけでもきちんと肌をカバーしてくれるので、厚塗り感ゼロでメイクを仕上げられます。
ポイントは、気になる部分に対してやや多めの量を使用するだけです。
塗る際は、両手の指全体に薄く広げ、均一に広げましょう。
ムラがあると違和感が出るので、注意してください。
クリームファンデは、肌にツヤが出る仕上がりになるので、サッとコンプレックスをカバーしてくれます。
ポイントファンデーションでツヤ肌
ツヤ肌にはなりたいけど、濃く見えたくないという人はポイントファンデーションを試してください。
薄くベースのファンデーションを塗り、頬・鼻まわりなどくすみや毛穴が気になる部分にポイントファンデーションを軽くつけるだけです。
ポイントファンデーションの多くは、保湿成分が含まれているので、みずみずしいナチュラルな表情になります。
1点盛りを心がける
メイクが濃く見える人は、全てのパーツをしっかりメイクするのではなくて、1つだけ盛りましょう。
アイメイクをしっかりするなら、リップなヌーディーカラーにするなど、メイクにメリハリが必要です。
全体的にきちんとメイクをすると、どうしても濃く見えてしまうので、自分が主張したい部分だけを盛りましょう。
淡いベージュのアイメイクはシンプルで美人見えする
ナチュラルに盛れるアイメイクは、淡いベージュを使いましょう。
通称「白湯メイク」と呼ばれる方法で、はっきりしたカラーは使用せずに、淡いベージュでグラデーションを作ると立体感のある美しい目元に仕上がります。
方法は、淡いマットベージュをアイホールに広げ、コンシーラーを目尻・下まぶたに重ねましょう。
次に濃いマットブラウンでアイラインを引き締めて、ベージュのグリッターアイシャドウを重ねると派手にならず、魅力的な目元になります。
メイクが濃く見える人の特徴
ナチュラルメイクをしても、なぜかメイクが濃く見える人の特徴をみていきましょう。
自分の顔立ちやパーツが濃く見える人に該当するかによって、メイクの方法も変わっていくので、参考にしてみてください。
彫りが深い
メイクが濃く見える人で多いのは、彫りが深い場合です。
しっかりとした顔立ちで、存在感がありますが、顔全体に凸凹があるため、メイクが引き立ちやすくなります。
そのため、厚化粧をしていなくてもかなりくっきりとして見えるので、引き算メイクを活用しましょう。
どの部分を引き立てたいかによって、ポイントメイクが変わるので意識してみてください。
まつ毛や眉毛がしっかりしている
まつ毛や眉毛が濃い・太い人も、メイクが濃く見えます。
1本1本の毛がしっかりとしている人は、マスカラや眉メイクをサラッとしても濃く見えてしまうので、下まつ毛だけマスカラを塗らないなどしましょう。
上のまつ毛にマスカラを塗るだけでも十分にぱっちりな目元になるため、下まつ毛は塗らなくてもメイク感は崩れません。
また、マスカラやアイブローはブラックを使用せずにブラウンなどを使用すると、ふんわりとした印象になります。
1つ1つのパーツが大きめ
目元・口元・鼻など、1つ1つのパーツが大きめの人もメイクが濃く見えます。
パーツがそれぞれ主張しているため、きちんとメイクをするとかなり印象が強くなるでしょう。
そのため、1つ1つのパーツが大きめの人は、どこか1つだけしっかりメイクして、そのほかは薄くしてください。
目を印象的にしたい場合は、アイメイクだけをきちんとし、リップメイクなどは淡いカラーを選びましょう。
まとめ
メイクが濃く見える原因をご紹介しました。
顔立ちによって、どうしてもメイクが濃く見えてしまう場合もあるので、今回ご紹介した引き算メイクを参考にしてみてください。 ポイントさえおさえると、濃くなりすぎないので試してみましょう。