美容情報サイト Beauty Web(ビューティーウェブ)がお届けする今回のテーマは
“単色塗りでも映える!濃い色のマニキュアをムラなく塗る方法”
セルフネイルは、細かいアートをするのは難しいものの、さまざまな色を気軽に試せるのが魅力です。
普段はピンクやベージュといった落ち着いたネイルをしている人も、たまにはボルドーやネイビーなどの濃い色を試したいときがあるのではないでしょうか。
しかし、濃い色をムラなく自分で塗るのは、案外難しいものです。
今回は、単色塗りでもムラなくキレイに見える、マニキュアの塗り方のコツを紹介します。
セルフネイル派の人は、ぜひ参考にしてみてください。
マニキュアの基本の塗り方
まずはマニキュアの基本の塗り方をおさらいしましょう。
正しい塗り方を知らず、マニキュアがキレイに仕上がらないという方も意外と多いはずです。
普段の塗り方を思い出して比べながら読んでいってみてください。
まずは爪を整えます。
エメリーボードと呼ばれる爪専用のやすりで、好みの長さ・形になるよう丁寧に削っていきましょう。
また、ささくれや甘皮が気になる場合は、マニキュアを塗る前に処理しておきます。
続いてベースコートを塗ります。
ベースコートとは、カラーの前に爪に塗る、透明なマニキュアのことです。
爪の中央にハケをのせ、軽い力で引くように全体へ塗り広げましょう。
これにより、爪への色移りを防いだり、カラーの発色を良くする効果があります。
なお、ベースコートが爪からはみ出てしまった場合は、爪楊枝などで丁寧に取り除きましょう。
カラーは二度塗りが基本です。
まずは一度塗りを行いましょう。
ボトルのフチでハケを一度しごいてマニキュアの量を調節し、中央→サイド→逆サイドの順で3回に分けて塗ります。
この段階ではムラがあっても問題ありません。
一度塗りが乾いたら、二度塗りをしましょう。
まずは一度塗りのときと同じように、マニキュアの量をボトルのフチで調節します。
そして、ムラがある部分から塗り重ねていきましょう。
これにより、色を均一に広げることができます。
最後にトップコートで仕上げます。
トップコートは、表面をつややかにし、ネイルの持ちを良くする役割のある透明なマニキュアです。
ベースコートと同じように、マニキュアをキレイに仕上げるためには大切な工程なので、絶対に忘れないようにしましょう。
濃い色のマニキュアをキレイに塗るコツ
マニキュアの基本の塗り方をおさらいしたところで、濃い色のマニキュアをキレイに塗るコツを解説します。
普段と違う色に挑戦してみたいときに参考にしてみてください。
古いマニキュアは使わない
古いマニキュアは、空気と触れ合うことによって変質し、テクスチャが固くなってしまっていることがあります。
マニキュアは、乾かしている間に爪の上で適度に流れることによって、色が均一になっていく仕組みがあります。
しかし、固くなってしまったマニキュアは流れないので、ムラがいつまで経っても消えません。
古いマニキュアは使わないようにするか、市販のうすめ液を利用して復活させてから塗りましょう。
爪の油分やホコリを落とす
爪の上に油分やホコリが残っていると、ムラができてしまう原因になります。
ホコリは、メイク用ブラシなどを使って払い落としましょう。
また、油分を落とすためには、エタノールを含ませたコットンで爪先を拭くのがおすすめです。
面倒でもこの工程を挟むことによって、マニキュアがキレイに発色するようになります。
また、持ちが良くなる効果もあります。
一度塗りが完全に乾いてから二度塗りを行う
マニキュアを塗り重ねるときは、一度塗りが完全に乾いてから行いましょう。
急いでいるからといって、完全に乾いていない状態で二度塗りをすると、一度塗りの部分がヨレてムラができやすくなってしまいます。
早く乾かしたい場合は、ドライヤーの冷風を当てるのがおすすめです。
必要に応じて三度塗りする
カラーは二度塗りが基本ですが、どうしてもムラが気になる場合は、必要に応じて三度塗りをしても大丈夫です。
その際は、マニキュアの量を少なめにとり、薄く塗り広げるようにしましょう。
ただし、これ以上ムラをなくしたいと思っても、四度塗りはNGです。
マニキュアを厚く重ねすぎると、持ちが悪くなって剥がれ落ちやすくなってしまいます。
そのため、三度目でラメ入りのマニキュアを塗り、ムラが目立ちにくくするのもおすすめです。
まとめ
濃い色のマニキュアはムラなく塗るのにコツが必要ですが、キレイに塗ることができれば単色塗りでも非常にキレイに映えます。
そのため、濃い色のマニキュアをムラなく塗る方法をマスターすることで、セルフネイルがより楽しくなるはずです。
どうしても上手に塗れず、ムラができてしまう場合は、ラメなどでカバーするのも可愛く見えておすすめです。
今回の記事を参考に、ぜひさまざまな色のネイルに挑戦してみてください。