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“ネイルが不潔といわれる原因は?清潔さを保つためのケア方法や衛生管理のポイントについて紹介”
幅広いデザインを楽しめるジェルネイルや、シンプルに指先をおしゃれに見せてくれるマニキュアなど、さまざまなネイルがあります。
指先がキレイに輝いて見えるため、ネイルを楽しむ方も多いのではないでしょうか。
一方で、ネイルは不潔といった考えから、ネイルを制限している職種もあったり、人によっては不衛生に見えたりとさまざまな観点があります。
せっかく爪先をキレイにしたとしても、不潔に見えてしまうというのは残念ですよね。
今回は、ネイルが不潔といわれる原因やケア方法について紹介します。
ネイルが不潔に見える原因
爪先をキレイに見せてくれるネイルですが、なぜか不潔に見えてしまうケースもあります。
ネイルが不潔に見える原因はいくつかあるので、以下でみていきましょう。
爪が長すぎる
ネイルアートとして、爪の長さ出しをしている場合でも、あまりにも長い爪は清潔には見えません。
時間が経過することで、ジェルネイル特有のツヤなども消失するので、くすみが出てしまい、汚れのように見えるのです。
ネイルを放置しているように見える指先は、不衛生に見えてしまうため、爪周りの手入れをしているかどうかも重要といえるでしょう。
爪が長く、爪周辺も手入れがされていないと、だらしない印象になるため、キレイなネイルも台無しです。
ジェルネイルを付け替えていない
もともと、ジェルネイルは2週間~1ヶ月程度もつと考えられています。
頻繁に付け替える必要がないので、楽にネイルを楽しめますが、一方でデメリットもあるのです。
爪は1日に約0.1mm、1ヶ月で3~4mm程度伸びると考えられており、個人差はあれど1ヶ月で1mm以上は伸びています。
適宜、ジェルネイルを付け替えなくては、どんどん爪とジェルの密着度がなくなり、浮いた状態になります。
浮いた状態になる前に付け替えるのが基本ですが、忙しい・気づかなかったなどで付け替えずにいる人もいるでしょう。
そうなると、浮いた部分から雑菌が入り込み、グリーンネイルになる可能性があるのです。
グリーンネイルは、ジェルネイルと爪の間が本来透明のはずなのに、白になり、さらに緑色へと変化していきます。
緑色になった爪の部分は、伸びきるまでは色が落ちないケースがほとんどなので、見た目的にも悪いです。
ネイルが割れていたり一部剥がれたりしている
ネイルを長く続けていると、どうしても日常的なケアが難しい場合もあります。
強度の高いジェルネイルは、利用者がいかに指先を使用しているかによっても持ちに変化がありますし、場合によっては割れる可能性もあるでしょう。
マニキュアの場合は、膜が薄いので手洗いや水仕事をしているうちに剥がれてしまうことも多いです。
そのような状態になった時、例えばカラーを塗り替えたり、割れている部分をカット・付け替えたりせずに放置していると不潔に見えてしまいます。
髪の毛や肌と同様に、爪も日頃から手入れをしていることがわからないとだらしないという印象になるので、不潔だと思われかねません。
ネイルが変色している
美しい発色とツヤが魅力のジェルネイルですが、なぜか日を追うごとに変色しているような気がするという場合があります。
原因はさまざまありますが、特に多いのは別々のメーカーのジェルを組み合わせて使用している場合やジェルネイルの劣化によるものです。
いくつかのメーカーのジェルを組み合わせて使用している場合、成分が異なるので相性が悪いケースも多く、変色の原因となってしまいます。
また、ジェルネイルは年月が経過すると劣化していくので、古くなったジェルを使用すると黄色くくすんだ見た目になりやすいです。
清潔なネイルを保つためのケア方法
爪周りは、菌に触れる機会も多いのでしっかりと清潔を保っておく必要があります。
以下では、清潔なネイルを保つためのケア方法を紹介するので、参考にしてみてください。
こまめな手洗い
爪先は、清潔にしているつもりでも気づいた時には爪の間が汚れてしまっていたというケースはよくあります。
知らぬ間に雑菌が繁殖する可能性もあるので、こまめな手洗いは必須です。
手洗いの基本は、手のひらや甲だけではなく、指も1本ずつ丁寧に洗うことが大切だといえます。
手のひらにハンドソープの泡を乗せて、反対の手の爪で軽くひっかくようにして洗うと効果的です。
ただし、ジェルネイルは水に弱いため、手洗いをした後はしっかりと指先を保湿しましょう。
爪の保湿に効果的でお勧めなのがネイルオイルです。
下記の記事「ネイルオイルの効果とは?選び方や使うタイミングを徹底解説!」もあわせてご覧ください。
適度な長さ
長すぎる爪は、どうしても不潔に見えてしまうので、適度な長さをキープするということが大事です。
ジェルネイルをするために必要な長さは、大体1cm程度爪があれば問題なので、極力長さは整えておきましょう。
さらに、ジェルネイルをずっとつけているのではなく、爪が伸びてきたとか浮いてきた、というときはきちんと対処することが大事です。
下記の記事「ネイルに適した長さや形の種類とは?ネイルケア方法」で詳しく解説しておりますので、あわせてご覧ください。
ジェルネイルは付け替えの時期を守る
ジェルネイルの持ちは、大体2週間〜1ヶ月と考えられていますが、あまり長く利用していると自爪をキレイに保てません。
大体2週間程度経過すると、根元の部分から自爪が少しずつ見え始め、1ヶ月近く経過するとかなり自爪は伸びています。
自爪が伸びると、ジェルネイルを塗っている部分が爪の先端の方に移動してしまうでしょう。
ジェルネイルが爪の先端に移動すると「ストレスポイント」と呼ばれる、爪のピンク部分と爪先の白い部分の境目が接している部分に負担がかかります。
負担がかかると、自爪に亀裂が入ったり、欠けたりするのです。
爪に負担をかけないためにも、基本的に2週間を過ぎたあたりにジェルネイルを付け替えるようにしましょう。
浮きや欠けを放っておかない
ジェルネイルを使用していると、日数が経過するごとに爪は伸びていきます。
爪が伸びていくと、ネイルが浮いてしまうので浮いたことがわかったら、すぐに浮いている部分をカットしましょう。
カットする時間がない、浮いている範囲が広いという場合は、いったん全てオフしてしまうのがおすすめです。
そのまま放置すると、結果的に不衛生な状態になってグリーンネイルなどの爪の病気になりかねないので注意しましょう。
ネイルが浮いているのかわからないかも、とイメージする人もいますが、実際にネイルが浮くと髪の毛に引っかかったり、ジェルネイルが白くなったりするのですぐに気づきます。
浮いた状態が続くと、欠けや割れの原因にもなるため、浮いた部分・欠けた部分・割れた部分は早めに対処してくださいね。
下記の記事「グリーンネイルとは?対処法や原因について徹底解説」で、爪の病気であるグリーンネイルについて詳しく解説しておりますので、あわせてご覧ください。
指先だけではなく足の爪も清潔にする
足の爪も手と同様に清潔にしておくと、爪水虫などの病気を防ぐことができます。
指先と違い、足元はあまり意識が向かない部分ですが、足は季節関係なく蒸れやすく不衛生な状態に陥りやすい部分です。
フットネイルを楽しむ人もいると思いますが、足の爪はこまめに洗浄することと足のネイルの長さは常に短くしておきましょう。
下記の記事「フットネイルケアの方法!注意点やセルフケアのポイントを解説」をご覧になり、フットネイルケアをされてみてくださいね。
ネイルを施術する際に意識しておきたい衛生管理のポイント
セルフネイルをする際、爪の長さや手指の衛生面だけではなく、ネイル道具の衛生面にも十分に注意してください。
ジェルネイルの場合は、筆を使用して行うので、ネイル道具をいくつか用意する必要があります。
そのため、ネイルに必要な道具もしっかりと消毒用のエタノールや煮沸消毒を行っておきましょう。
特にプッシャーやキューティクルニッパーなど、直接肌に触れるようなものはより入念に消毒が必要です。
徹底したい、という人は施術中でもキレイな状態を保てるように、ガラス容器に消毒用エタノールを入れて、プッシャーやキューティクルニッパーの刃先を漬けておくようにするのがおすすめです。
これからセルフネイルをしようと思われている方は、下記の記事「セルフネイルに必要な道具って?初心者さんにおすすめのアイテムを紹介」をご覧になり、ネイル道具を揃えてみてくださいね。
まとめ
今回は、ネイルが不潔といわれる原因について紹介しました。
ジェルネイルの付け替えをしていない、爪が長すぎるなどが大きな原因です。
そのため、定期的なジェルネイルの付け替えや爪のカットなどを意識しておくと良いでしょう。
さらに、ネイル道具についてもしっかりと消毒を行うことで、衛生的なネイルを楽しめますよ。