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“若くて痩せてるのに二重アゴ?意外な原因や予防法を紹介”
ふと鏡を見た時に二重アゴになっていると、ギョッとしませんか?
二重アゴは太って見えるだけでなく、実年齢よりも老けて見えてしまいます。
多くの場合、太ったことや加齢を気にすると思いますが、二重アゴの原因はそれだけではないのです。
実は、若くて痩せているのに、二重アゴの方もいます。
その原因は、身近で意外なところにあります。
今回は、二重アゴの原因や、予防法、アゴのたるみを改善するエクササイズを紹介します。
実はあなたも当てはまる?二重アゴになる3つの原因
①太り過ぎ
当然ですが、太り過ぎは二重アゴの原因になります。
身体が太っている方は、単に太っていることが原因と言っていいでしょう。
身体が痩せているのに二重アゴになっている場合は、他の原因が考えられます。
②加齢による肌のたるみ
太っていないのに二重アゴが気になってきた方や、肌のハリが失われてきたように感じる方は、加齢が原因で二重アゴになっているのかもしれません。
肌細胞は、早くて30代後半から急激に劣化して、ハリを失い、たるんできます。
首やアゴの周辺は皮膚がとても薄いので、特にたるみを感じやすく、目立つので分かりやすいです。
③ストレートネック
太ってもいないし、まだ若いのに二重アゴになっている、という方も多いのではないでしょうか。
そんな方は、ストレートネックによって二重アゴになっている可能性が高いです。
ストレートネックは、スマホ首とも言われています。
最近では、在宅ワークでの作業時間が長くなったり、スマートフォンの画面を長時間見ることも多くなってきましたよね。
通常、骨の首は緩やかなカーブを描いています。
ストレートネックは、間違った姿勢のまま長時間硬直していることが原因で、首の骨が真っ直ぐになってしまうのです。
頭が前方に傾いている状態で長時間過ごしていると、首が頭の重みに耐えられず、骨が変形してしまいます。
女性は男性より筋肉量が少ないので、ストレートネックになりやすいです。
スマートフォンを長時間見ること以外にも、ヒールをよく履く方は、要注意です。
ヒールをよく履く方は、前重心の傾向があることから反り腰になりやすく、ストレートネックになりやすいのです。
二重アゴに目が行きがちですが、実はストレートネックになっていると、首のシワやむくみにも繋がります。
むくみも二重アゴの原因になりますので、ストレートネックがいかに危険な状態であるかが分かります。
二重アゴだけでも太って見えるのに、首に深いシワがあると、さらに老けて見えてしまいます。
また、ストレートネックは首周辺の筋肉が常に緊張した状態のため、頭痛や吐き気などの症状が出ることもあります。
症状はまだ出ていなくても、すでに首の骨が歪んでいる可能性があります。
壁を使ったストレートネックのセルフチェックをして、自分の状態をチェックしましょう。
- 壁を背にして立つ
- かかとを壁に付ける
- お尻・肩の順で壁に付ける
後頭部が壁に付かない方や、意識して後ろに倒さないと付けられない方は、ストレートネックの可能性が高いです。
二重アゴを撃退!日常的にできる予防法
太らないように注意する
顔についた脂肪は、非常に落としにくいです。
そのため、余計な脂肪がつかないよう、食生活に気を付けましょう。
また、適度な運動を積極的に行いましょう。
アンチエイジングをする
アンチエイジングなんて、まだ早いと思っている方もいるかもしれません。
一般的に、アンチエイジングは20代後半から必要と言われています。
意外に早いと思う方もいるかもしれませんが、早めのアンチエイジングを取り入れることで、肌の老化スピードを緩やかにすることができます。
二重アゴの原因の一つである肌の弾力不足は、コラーゲンの減少が関係しています。
また、加齢による女性ホルモンの減少も、肌がたるんでしまう原因となります。
失われていく肌の弾力を保つためにも、保湿成分を多く含む美容液や化粧水で、しっかりスキンケアを行うことが大切です。
普段の食事に、大豆製品やローヤルゼリーなど、女性ホルモンに似た働きをするものを取り入れて、身体の内側からもケアしましょう。
姿勢に気を付ける
若くて痩せている人の二重アゴの原因であるストレートネックは、ほとんどがスマートフォンやパソコンを使う時の姿勢の悪さにあると言えるでしょう。
スマホやパソコンの画面を目線の高さに合わせることで、首への負担を軽減することができます。
長時間の使用は避け、適度な休憩をとったり、ストレッチをするなどして、姿勢を変えるように心がけましょう。
顎のたるみをスッキリさせる3つのエクササイズ
①美しい姿勢を保つエクササイズ
背筋をまっすぐに伸ばして立ちます。
鏡で自分の体を真横から見て、猫背になっていないか、反りすぎていないかを確認します。
胸を突き出すような姿勢をとりがちなので、注意しましょう。
アゴをぐっと前に突き出します。
アゴに指を2本あてて、そのまま後方に押します。
②首の筋肉をリラックスさせるエクササイズ
頭の後ろに手をまわし、手の平が上を向いている状態で指を組みます。
頭を後ろにゆっくりと倒し、そのまま3回程度深呼吸します。
肩の力をゆっくりと抜き、頭を前方に起こします。
③アゴのむくみをとるエクササイズ
鎖骨の下に両手を添えて、そのまま皮膚を下に引っ張り、首の皮膚を伸ばすようにします。
その状態のままアゴを上向きにし、左右にゆっくりと動かします。
これを4回程度繰り返します。
まとめ
太り過ぎによる二重アゴ、肌のたるみが原因の二重アゴ、ストレートネックやむくみによる二重アゴなど、二重アゴの原因は様々です。
特に太っていないのに二重アゴになっている方は、普段の姿勢を見直すだけで効果が現れます。
今回紹介した3種類のエクササイズを行えば、筋肉の緊張をほぐして、リンパの流れを改善してくれます。
リンパの流れが改善すれば、血行も良くなり、老廃物も流れて、いいことずくめです。
老廃物が流れるということは、太っている方にも顔痩せの効果があります。
リンパの流れが改善できるということは、加齢による肌の衰えを感じている方にも、ターンオーバーを整える効果があります。
どれも短時間でできるエクササイズなので、仕事中のリフレッシュとして実践してみてください。
二重アゴを改善すれば、ふとした瞬間に映る鏡の中の自分に、ギョッとする必要もなくなります。
肌のたるみをなくし、すっきりとしたフェイスラインを取り戻して、自分の横顔に自信を持ちましょう!