お肌のゴールデンタイムは実在する?美肌を導く睡眠法に迫る

お肌のゴールデンタイムは実在する?美肌を導く睡眠法に迫る│美容情報サイト Beauty Web(ビューティーウェブ)

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お肌のゴールデンタイムは実在する?美肌を導く睡眠法に迫る

「ゴールデンタイム」という言葉を、一度は耳にした事のある人も多いのではないでしょうか?

ゴールデンタイムに睡眠をとると、荒れた肌が修復されやすく、美肌に繋がりやすいと言われています。

ただ、中には「ゴールデンタイムなんて存在しない」という声も挙がっています。

実際のところ、どうなのでしょうか?

本記事では、ゴールデンタイムと肌の事情について詳しく解説いたします。

目次

肌のゴールデンタイムとは?

肌のゴールデンタイムとは、成長ホルモンがたくさん分泌される時間の事です。

一般的には、22時~2時に成長ホルモンが多く分泌されるため、この時間をゴールデンタイムと言うようになりました。

成長ホルモンとは?

成長ホルモンは別名「若返りホルモン」とも呼ばれ、紫外線や摩擦、メイクなどでダメージ受けた肌を眠っている間に修復する役割があります。

他にも肌のうるおいを保つために必要な水分のキープ、ターンオーバーの促進、コラーゲンやケラチンの生成を促す、シミやシワを防ぐなど、肌に必要不可欠な働きが備わっています。

ゴールデンタイムは存在しない?

ここまでゴールデンタイムについて解説してきました。

しかし、昨今ではこの時間帯に成長ホルモンが多く分泌されるという説は、医学的根拠がない事から、信ぴょう性は薄れています。

ゴールデンタイムなんて存在しないと言われるのも、このためです。

ただ、22時~2時からというのが薄いだけで、ゴールデンタイムが存在しないわけではありません。

なぜなら、成長ホルモンは入眠時間に関係なく、眠り始めの3時間に分泌されることが分かっているからです。

例えば、深夜の2時に眠り始めれば、以降の3時間がゴールデンタイムとなる感じですね。

では、なぜ22時~2時の間がゴールデンタイムと言われていたのか?

それは日本人の平均就寝時間が関係しています。

日本人が就寝に入る時間は、平均23時というデータが出ています。

この平均時間を元に考えると、22時~2時がゴールデンタイムに該当する感じですね。

22時~2時が必ずしもゴールデンタイムではないけど、ゴールデンタイムそのものは存在すると思って頂ければ幸いです。

美肌に大事なのは睡眠の質

ゴールデンタイムもですが、それ以上に大事なのは質のいい睡眠をとることです。

たとえ早寝早起きをしていても、睡眠の質が低いと、成長ホルモンはたくさん分泌されません。

そのため、質のいい睡眠を心がけましょう。

良質な睡眠をとるためのポイント

では、良質な睡眠をとるにはどうすればいいのでしょうか?

5つのポイントをまとめました。

①入眠から3時間は眠り続ける

先ほど解説しましたが、成長ホルモンが多く分泌されるのは入眠から3時間と言われています。

そのため、成長ホルモンを分泌させるには、入眠後3時間はぐっすりと眠り続けることが大事です。

例えば、入眠から1時間とかで目が覚めると、成長ホルモンの分泌が途切れてしまいます。

そうなると、肌の修復や再生にも支障をきたします。

ですので、しっかりと3時間は眠り続けるようにしましょう。

②睡眠は深く

入眠して途中で目を覚まさないためには、深い睡眠をとることが鍵となります。

そして、深い睡眠をとる際に鍵となるのがメラトニンという物質です。

メラトニンは、体温・脈拍・血圧を下げ、体を自然と眠りに誘う働きがあります。

私達人間がどんどん眠っていくのも、メラトニンが働いているからですね。

メラトニンは主に暗い時間帯になると、多く分泌されるようになります。

しかし、現在では昼も夜も関係なく、明るい光を浴び続ける生活が定着しています。

中でも問題視されているのは、パソコンやスマートフォン、ゲームなどの電子機器から発せられるブルーライトです。

ブルーライトは浴びすぎると、脳が昼間だと勘違いしてしまいます。

そのため、夜の時間でもメラトニンの分泌量が減ってしまうのです。

メラトニンの分泌量が少ないと、なかなか寝付けず、睡眠も浅くなります。

そうならないためには、睡眠の1時間前には電子機器の画面を見ないようにしましょう。

③食事も大事!トリプトファンを摂る

トリプトファンとは、必須アミノ酸の1種でメラトニンの材料となる成分です。

正確には体内に入った後に、セロトニンという物質に変わり、その後でメラトニンになります。

そのため、メラトニンの材料だと思って頂ければ幸いです。

トリプトファンですが、バナナ、乳製品、大豆製品、鶏卵、魚卵、肉、かつお節、アボカドなどに多く含まれています。

良質な睡眠をとる場合は、これらの食材を摂取していくといいでしょう。

ただ、トリプトファンをセロトニンに合成するには、炭水化物とビタミンB6が必要です。

炭水化物は白米やパンなどに多く含まれ、ビタミンB6は魚類、豆類などに多く含まれています。

ちなみに、バナナに関してはトリプトファン、炭水化物、ビタミンB6の3種類全てを含んでいます。

これらの成分を効率良く摂取したい方は、バナナがおすすめです。

④自律神経のバランスを!副交感神経を優位にさせる

良質な睡眠をとるには、副交感神経も働かせる必要があります。

副交感神経とは自律神経の1種で、精神をリラックスさせる役割を持っています。

副交感神経は夕方以降に優位となり、精神がリラックスすることで、深い眠りにつきやすくなるのです。

ただ、副交感神経の反対で交感神経と呼ばれるものがあり、こちらが優位な時は興奮状態になります。

興奮状態というのは、具体的に言うなら感情が高ぶっている時や激しい運動を行った直後の事が該当します。

興奮状態になると、寝付きも悪くなり、睡眠に支障をきたします。

交感神経が活発化する原因は、ストレスや不規則な生活、運動など様々です。

また、先ほど解説したパソコンのブルーライトも交感神経を優位に働かせます。

不規則な生活は控え、パソコンなどの電子機器も睡眠前には見ないようにしましょう。

⑤入浴は睡眠の60分~90分前に済ませておく

質のいい睡眠をとるには、入浴の時間も意識しましょう。

なぜなら、人の体は体温が下がるとスムーズに入眠しやすくなるからです。

逆に入眠の直前に入浴してしまうと、体温や血圧が上がり、脈拍は早くなります。

これは先ほど解説した交感神経の興奮状態に該当します。

そのため、入浴は就寝時間60分~90分前に済ませましょう。

まとめ

ゴールデンタイムは入眠から3時間が該当しますが、成長ホルモンを多く分泌させるには睡眠の質が大事です。

毎日のように繰り返される睡眠ですが、寝方1つで肌にも影響を与えます。

もちろん、肌荒れの要因は睡眠に限った事ではありません。

ただ、質のいい睡眠をとれていない方は、まず睡眠から見直してはいかがでしょうか?

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