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“毛穴ケアはワセリンが効果的?黒ずみをとる簡単な方法やデメリットについて解説”
鏡を見ると、小鼻や頬の毛穴が黒ずんでいると悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
しっかり洗顔しているつもりでも、知らぬ間に黒ずみができてしまい悩みを抱えている人は多くいます。
一度黒ずみができると、なかなかキレイにできないのでスキンケアに悩みますが、そのような時にワセリンを試してみましょう。
今回は、ワセリンが毛穴ケアに効果的な理由や簡単にケアする方法についてご紹介します。
ワセリンが毛穴ケアに効果的な理由
ワセリンは保湿剤として病院で処方されたり、ドラッグストアで購入できたりするものとして知られています。
なぜ毛穴ケアに効果的なのかを以下でみていきましょう。
スキンケアも同時にできる
少量でも伸びがよいワセリンは、毛穴ケア後の保水後に再度塗ることで成分にフタができます。
化粧水とワセリンだけでも十分にスキンケアができるので、日頃のスキンケアの時間を短縮できる点が特徴です。
毛穴ケアは過剰な皮脂分泌を防ぐことなので、スキンケア効果が期待できるのはとても魅力的といえます。
皮脂汚れにも効果が期待できる
毛穴ケアでワセリンを使用すると、皮脂汚れにもアプローチが可能です。
油と油なので親和性があり、角栓の原因となる皮脂汚れを取り除けるでしょう。
固くなった角栓も除去しやすくなるので、あらゆる毛穴ケアに効果が期待できます。
敏感肌でも使いやすい
ワセリンはアレルギーや副反応のリスクが低く、不純物も取り除いているので刺激も少ないです。
赤ちゃんでも使用できるアイテムなので、敏感肌でスキンケアや毛穴ケアに悩んでいる人でも不安がありません。
毛穴ケア以外でも全身のケアができ、汎用性が魅力です。
ワセリンで毛穴の黒ずみをケアする方法
よくある毛穴の黒ずみをワセリンでケアする流れは、以下のとおりです。
- 洗顔で顔の汚れを落とす
- 綿棒でワセリンを塗る
- ラップとホットタオルを乗せて5〜10分待つ
- クレンジングで毛穴汚れをキレイにする
- 再度洗顔する
- スキンケアをする
それぞれ解説するので、参考にしてみてください。
洗顔で顔の汚れを落とす
ワセリンを含めて、スキンケアをする場合は必ず洗顔することが大事です。
毛穴にある油分を落とすことで、適切に黒ずみへアプローチできます。
正しい洗顔方法は、まず手を洗い、顔をぬるま湯で予洗いをしてください。
予洗いをすることで、洗顔料に含まれている界面活性剤が肌に吸着にくくなり、肌への刺激を軽減できます。
次に洗顔料を適量手のひらに出し、しっかりと泡立てましょう。
ふわふわの泡を作った後は、皮脂汚れが目立ちやすいTゾーンから泡を乗せて、ぬるま湯でしっかりと洗い流してください。
熱いお湯で洗い流すと、必要な皮脂まで落としてしまうのでぬるま湯が基本です。
洗い流した後は、清潔なタオルで優しく水分を拭き取りましょう。
綿棒でワセリンを塗る
綿棒でワセリンを取り、毛穴の気になる部分に乗せてくるくると円を描くように塗ってください。
ワセリンは清潔が大事なので、綿棒を使うことで手を塗るよりも肌に成分が馴染みやすくなります。
薄付けよりも多めのワセリンを塗る方が効果が高いです。
ラップとホットタオルを乗せて5〜10分待つ
ワセリンをしっかりと塗った後は、塗った場所にラップを乗せてください。
そのまま待つだけではなく、ホットタオルを乗せて毛穴を開かせましょう。
ホットタオルの使い方はとても簡単で、ハンドタオルなどを水に濡らして固く絞ります。
絞ったタオルをラップで包み、500Wの電子レンジで30秒〜1分程度温めるだけでOKです。
タオルを取り出す際は、とても熱くなっているので火傷に注意してください。
クレンジングで毛穴汚れをキレイにする
毛穴を開いた後は、ワセリンをティッシュやコットンなどで優しく拭き取り、クレンジングで洗いましょう。
クレンジングを使用する理由は、汚れが肌表面に浮き上がりやすくなり、洗顔時の肌への負担を抑えられるからです。
再度洗顔する
クレンジングで毛穴の汚れを落とした後は、再度洗顔料で顔を洗います。
使用する洗顔料は、角栓を分解する酵素が含まれるものを使用するとより毛穴がキレイしやすいです。
最初の洗顔と同様に、ぬるま湯で洗い流した後、最後に冷水ですすぐと毛穴が引き締まりますよ。
スキンケアをする
洗顔後は、しっかりとスキンケアをしましょう。
特にビタミンCを配合したコスメでの保湿がおすすめで、皮脂の過剰分泌を抑えたり、毛穴の開きを解消する効果が期待できたりと万能です。
そのほか、毛穴をよりケアしたい人はグリセリン・ヒアルロン酸・コラーゲンといった保湿成分が豊富に含まれていると効果が期待できます。
ワセリンで毛穴ケアをするデメリット
毛穴ケアに効果が期待できるワセリンですが、デメリットもあるのでしっかりと把握しておきましょう。
どのようなスキンケアアイテムでも自分の肌との相性はあるため、よく検討してくださいね。
ワセリンだけで保湿はできない
ワセリンは、乾燥肌の治療でよく処方されるものですが、肌に潤いを与えて保湿するわけではありません。
皮膚から水分が奪われるのを防ぐ役割を果たしているので、化粧水などで保湿した後にワセリンを塗ると水分の蒸発を防ぐものだと思いましょう。
そのため、保湿や乾燥ケアのサポートする役割と考え、活用してください。
毛穴の詰まりが悪化する可能性もある
オイリー肌やニキビ肌の人がワセリンを使って毛穴ケアをすると、逆に毛穴が詰まって状況が悪化する可能性があります。
オイリー肌の場合、ワセリンを使用すると油の膜を作るため、毛穴が塞がり皮脂汚れが起きやすくなるので使用をおすすめできません。
また、ニキビ肌の場合も皮脂汚れが詰まることでアクネ菌が増殖し、よりニキビが増える、ニキビが悪化する可能性が高いです。
そのため、現状肌トラブルで悩んでいる人はワセリンではない方法を試しましょう。
まとめ
ワセリンでの毛穴ケアは、敏感肌の人でも不安なく利用することができます。
ただし、ワセリンのみで保湿をするというのはあまり効果が期待できないので、毛穴ケア後は保湿ケアをしっかりとしましょう。
今回ご紹介したケア方法を参考にしていただき、キレイな毛穴を目指してくださいね。