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“りんごで断食が始められる?自宅でできる簡単デトックス方法をレクチャー”
デトックスやダイエットに効果的な方法として断食が挙げられます。
ただ、断食といえば、その名の通り食事を断ち切らないといけないので、中々試したくても試す勇気が出ませんよね。
そこでおすすめの方法が、りんごを使ったりんご断食です。
りんご断食とは、りんごだけを少しずつ食べて断食することです。
断食とは言いつつ、りんごを食べながら行えるので、断食初心者に優しい方法と言えます。
初心者に優しいりんご断食ですが、嬉しい効果も備わっている事でも知られています。
そこで本記事では、りんご断食について詳しくまとめました。
りんご断食の効果とは
りんご断食には様々な効果があります。
本記事では、5つご紹介いたします。
①胃腸の疲れを取る
りんご断食には、疲れ切った胃腸を落ち着かせる効果があります。
というのも、最近の人は朝から晩まで色々な物を摂取しているため、胃腸が疲労しやすくなっています。
しかし、りんご断食を行うことで胃腸が自然と休まり、無理なく胃腸の疲れをリセットできるのです。
②デトックス効果
デトックス効果とは、体内に溜まった毒素や老廃物を排出する効果の事です。
りんご断食で胃腸を休ませることで、デトックス効果が高まると言われています。
というのも、漢方には「吸収は排泄を阻害する」という言葉があり、物を食べると胃腸が活動して、悪いものが体内から出ていかなくなります。
これは吸収の方にエネルギーが使われているからですね。
しかし、胃腸が休まれば、吸収に使われていたエネルギーは排泄の方に使われます。
これにより、お通じが良くなり、体内の毒素や老廃物が排出されやすくなるのです。
③ダイエット効果
断食そのものがダイエットにはなりますが、りんごに含まれる酵素には、よりダイエットを促進させてくれます。
酵素は新陳代謝を活発化させ、この際に脂肪が燃焼されやすくなり、ダイエット効果をもたらしてくれるのです。
断食を効率的に行いたい方と相性抜群と言えるでしょう。
④老化予防
りんごの皮には、ポリフェノールが豊富に含まれています。
ポリフェノールは、肌細胞を酸化させる活性酸素の発生を抑制する働きがあります。
そのため、りんごを皮ごと摂取すれば、老化予防にもなるのです。
ダイエットだけではなく、老化予防にも働きかけてくれるのは魅力的ですね。
⑤リラックス効果
断食してしばらく経つと、脳がリラックス状態になりやすいことが分かっています。
ストレスが溜まりやすい昨今において、これもまた需要のある働きと言えます。
りんご断食に最適なタイミング
色々な効果をもたらしてくれるりんご断食ですが、むやみやたらに行えば良い訳ではありません。
りんご断食に最適なタイミングをまとめました。
休日
平日は仕事で疲れが溜まりやすい事もあり、少しは食事したくなるでしょう。
ただ、食事すると胃腸が休まらなくなるので、平日にやるのはおすすめしません。
りんご断食は、身も心も休められる休日が向いているでしょう。
胃腸の疲れもリセットし、休み明けに頑張ることができます。
生理が終わった後もしくは生理が始まる1週間前
女性がりんご断食を行う場合は、生理(月経)のことも念頭に置いておく必要があります。
なぜなら、生理前は体調がコロコロ変わりやすい不安定な時期で、代謝が悪くなりやすいからです。
代謝が悪くなると、断食の効果も見込めません。
そのため、りんご断食を行う際は、生理中や生理直前は避けましょう。
生理終了後、もしくは次の生理が始まる1週間前までの間に行うのがベストです。
簡単にできるりんご断食の方法6選
りんご断食の方法は、シンプルかつとても簡単です。6つのポイントをまとめました。
①生のまま食べる
りんごに含まれる酵素には、新陳代謝を活発化させる役割があります。
ただ、酵素を摂りいれるには、生のまま食べましょう。
なぜなら、酵素は加熱すると死活してしまうからです。
違うバリエーションで食べたいからと、生以外の食べ方は止めましょう。
②皮も食べる
りんごには、老化予防に役立つポリフェノールが含まれています。
ただ、ポリフェノールが含まれているのは皮だけです。
皮はつい剥いてしまいがちですが、それは非常にもったいない事と言えます。
ですので、皮ごと食べることを推奨します。
③ジュースや焼きりんご、色々なレシピを取り入れる
断食のためとはいえ、りんごだけを食うとストレスが溜まってしまいます。
ストレスが溜まっては逆効果なので、同じりんごでも色々なレシピを試してみるといいでしょう。
定番な「カットりんご」を始め、ジューサーで絞った「りんごジュース」、おろし金ですりおろした「すりおろしりんご」など。
調べてみると色々あるものですよ。
また、酵素に拘りがない場合は、加熱して「焼きりんご」にしてみるのもいいでしょう。
④水分補給も忘れずに
りんご断食の時には、水分補給もしっかりと避けましょう。
ただ、ジュースやコーヒーはあまりおすすめしません。
水か白湯にしましょう。
⑤長くて3日間にする
りんご断食を行う場合は、長くても3日間に済ませましょう。
りんごは栄養豊富な果物ですが、同じものばかり食べても栄養が偏ってしまうからです。
⑥慣れない間は1食だけりんごに
急にりんごだけというのが大変でしたら、1日3食の内の1食だけをりんごにする方法がおすすめです。
おすすめなのは朝食。
なぜなら、朝食は昼食や夕食と比べて軽めだからです。
そのため、朝食からりんご断食を始めるといいでしょう。
慣れてきたら、昼食や夕食もりんご断食されるといいかもしれません。
断食の後に必須!回復食について
りんごに限らず断食後というのは、胃腸の消化量が普段よりも弱まっています。
そのため、いきなり脂っこいものや多量の食事を摂ると、消化不良による腹痛を起こす危険があります。
断食後は、胃腸に優しい回復食を食べるようにしましょう。
回復食におすすめのメニューは「おかゆ」、「肉や魚の出汁」が挙げられます。
1つずつ見てまいりましょう。
おかゆ
おかゆは胃腸に優しいメニューで、回復食の代表的メニューでもあります。
また、梅干しを入れることで、酸味によって唾液が分泌されやすくなるため、こちらも摂りいれてみてください。
唾液に含まれる消化酵素には、デンプンの分解・消化を助ける働きが備わっており、胃腸への負担を軽減できます。
そのため、唾液は分泌した方がいいのです。
肉や魚の出汁
肉や魚は栄養豊富ですが、断食後に食べると負担がかかります。
しかし、肉や魚から取った出汁入りのスープであれば、胃腸への負担を抑えられます。
また、出汁入りのスープからは腸の栄養となるグルタミン酸やたんぱく質を摂取できます。
おかゆとのセットで一緒に飲んでみてはいかがでしょうか?
ただし、市販タイプの出汁はおすすめしません。
市販タイプは顆粒が含まれていることが多く、それが胃腸に負担を与えてしまう可能性があります。
出汁を飲むときは、生の肉や魚から取ったものにしましょう。
まとめ
りんご断食には、デトックス効果やダイエット効果、アンチエイジング効果など、体に様々なメリットをもたらしてくれます。
胃腸の疲れに心当たりのある方や、ダイエット中の方は、りんご断食を行ってみてはいかがでしょうか。