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“サウナの美容効果とは?効果的な入り方や注意点について解説”
セルフケアの一環で美容効果を期待し、岩盤浴に通う方も多いのではないでしょうか。
岩盤浴だけではなく、サウナも美容効果が期待できるといえます。
近年ブームが到来したことによって注目されているサウナですが、女性にとってどんな嬉しい効果があるのかをご紹介します。
また、効果的な入り方や注意点についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
サウナに期待できる美容効果
サウナに入ることで、期待できる美容効果は多くあります。
以下で詳しくお伝えするので、参考にしてください。
自律神経を整えて肌荒れの改善
サウナに入ることで、自律神経を整えられ、肌荒れやニキビの改善に効果が期待できます。
ストレスが溜まったり、疲れを感じたりする時に肌荒れになる人は多いでしょう。
ストレスや疲れによって、自律神経が乱れてしまうことで、肌荒れが引き起こされるのです。
人間がストレスを感じると、対処しようと交感神経が優位になって、血管が伸縮を起こします。
血管が伸縮し、覚醒状態になる時間が長くなるとバリア機能が著しく低下し、肌荒れやニキビが起きやすい肌になるのです。
サウナに入ることで、交感神経と副交感神経のバランスが整えられるため、肌のバリア機能も正常に戻ります。
血行促進でくすみ・毛穴のケアが可能
肌のくすみのほとんどは、血行不良によって引き起こされるものです。
そのため、サウナに入ることで血行がよくなり、体内を循環する血液量が増えるので肌の血色がよくなります。
大量に汗を流すことで、毛穴に詰まった皮脂や汚れを排出し、きれいな状態にしてくれるでしょう。
サウナに入ると、肌のトーンが1つ明るくなると感じやすいです。
ただ、サウナ後にスキンケアを行わないと汚れが入りやすくなるので、注意しましょう。
発汗によるデトックス効果
サウナに入ることによって、汗と共に疲労物質も排出されます。
美容と疲労回復は大きく繋がりがあるので、疲労回復効果が期待できるサウナは活用したい美容ケア方法といえるでしょう。
発汗するとあらゆる汚れが落ちるので、サウナ後の水風呂で引き締めるとよりきれいな肌へと導いてくれます。
HSPによる免疫力アップ
サウナは高温なので、肌に悪いとイメージする人も多いですが、実際は肌の温度が38〜40度程度になると肌をヒートショックプロテインが発生しやすくなります。
通称「HSP」と呼ばれるもので、ダメージを受けた肌を修復するタンパク質の一種です。
自然治癒力を高める機能なので、HSPが効率的に発生すると、ダメージに強い肌になり、シミ・しわ・肌荒れに効果が期待できるでしょう。
美容に効果的なサウナの入り方
サウナによる美容効果を実感するためには、きちんと正しい入り方を理解しておきましょう。
以下が、サウナの入り方の流れです。
- 体を清潔にする
- 1回8〜12分程度入る
- 一度上がって水風呂に入る
それぞれ詳しく紹介します。
体を清潔にする
体に汚れがついた状態だと、汗をかきにくいため必ず体と頭を洗ってからサウナに入りましょう。
公共の場なので、汚れたままでは他の利用者へのマナー違反ともなるので、体が清潔な状態にします。
より効果を得たい場合は、軽く入浴をして体を温めてから入ると汗をかきやすくなりますよ。
1回8〜12分程度入る
1回8〜12分程度、サウナに入る時間を設けてください。
サウナに不慣れな人は、3〜5分で上がりたくなりますが入っている時間が短いと期待できる効果が半減します。
逆に15〜20分など、長く入っても疲労感がひどくなり、美容効果を得にくいです。
そのため、大体8〜12分程度の時間がよくあるドライサウナではおすすめの時間だといえます。
温度が低めのスチームサウナの場合は、10分程度を意識してください。
適切な時間サウナに入ることが、よりサウナの効果を得られます。
一度上がって水風呂に入る
サウナ効果を高めるためには、必ず水風呂とセットで入りましょう。
サウナから上がった後、そのまま自然に体を覚ますのではなく水風呂に入ってください。
水風呂に入ることで、血行促進・自律神経を整える効果に大きく影響します。
水風呂に入る時間は、大体1〜2分程度にしましょう。
冷たすぎるのでは?と思うかもしれませんが、サウナで体が熱い状態で水風呂に入ると、皮膚温と水温の間にぬるい層が出来上がるので、冷たさが緩和されます。
もしも、冷たくて水風呂に入れないという人はサウナで十分に体を温めきれていない可能性があるでしょう。
サウナと水風呂のセットを3〜5回程度同じように繰り返してください。
複数回繰り返すことによって、サウナの効果を高められます。
ただし、サウナに不慣れな人が何度も繰り返すと脱水症状や疲労の原因にもなるので、サウナと水風呂を終えた後は一度休憩しましょう。
外気浴・室内浴どちらでもいいのでリラックスできる環境で5〜10分程度休み、足の末端が少し冷たくなったら次のセットへ移ってください。
サウナに入る際の注意点
サウナは気軽に入ることができるので、美容効果を得る方法としては魅力的です。
一方で、注意点をよく理解しておかないと思わぬ体調不良を引き起こす可能性もあるので、よく知っておきましょう。
必ずスキンケアを入念に行う
サウナ後は、必ず徹底したスキンケアを行いましょう。
サウナに入った後、肌は普段よりも乾燥しやすくなっています。
もともと乾燥肌の人は、サウナに入った後スキンケアをしないとニキビの原因となりやすいです。
サウナ後の肌は、スキンケアコスメの成分が肌に浸透しやすくなっています。
普段より入念にスキンケアを行うことで、より美容効果を実感できるでしょう。
体調に合わせて適切な時間を決める
サウナに入る時間は、平均的に8〜12分ですが体調に合わせて適切な時間を決めましょう。
肌が乾燥している人は8分程度、むくみが気になる人は10〜12分など、自分のその時の調子に合わせて時間を決めてください。
休憩や水分補給を意識しながら、無理のない範囲でサウナを利用しましょう。
また、少しでも体調が悪いと感じるのであればサウナは中止してください。
飲酒はしない
サウナに入る前の飲酒は避けてください。
アルコールを摂取すると、血圧が下がりすぎたり過剰に血管が広がってしまったりと、危険が伴います。
安全にサウナを楽しむためには、飲酒はNGです。
ただ、サウナ後の水分補給は重要です。
1回のサウナで汗は300ml〜400ml程度の量が出ていくので、目安である3〜5セット終える頃には水分が不足する状態になります。
水分不足だと、脱水症状を引き起こしたり血液がドロドロになったりするので、必ず水分補給は大事です。
そのため、お酒やジュースなどで補給しようとせずにイオンウォーターを飲みましょう。
イオンウォーターは、失った水分やナトリウムの電解質を整える効果が期待できます。
まとめ
サウナに入ることで得られる美容効果についてご紹介しました。
発汗は疲労回復・肌のくすみや毛穴の汚れケアなど、あらゆるメリットがあります。
効率的に汗をかけて、すっきりするのでセルフケアの一環としてサウナを取り入れてみましょう。
今回ご紹介した注意点を意識していただきながら、美容効果を得てくださいね。