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“セルフネイルの長さだしをする方法は?簡単な方法と必要なアイテムについて解説”
仕事などで爪を短くしている人や、自爪が弱く長さを保てない人の場合、ロングネイルに憧れていてもなかなかできないと悩むものです。
しかし、セルフネイルでも長さだしをすることは可能なので、覚えておくと便利ですよ。
今回は、長さだしが可能な方法やもしも自爪に亀裂が入ってしまった時の対処法までお伝えするので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
セルフネイルで長さだしをするメリット
長さだしをしたネイルは、さまざまなメリットがあります。
ショートネイルも可愛らしさを演出できますが、長さだしをすることによって得られる魅力もさまざまなので、以下でみていきましょう。
指先をエレガントに見せる
セルフネイルで長さだしをする大きなメリットは、指先がエレガントに見える点です。
指先が長く見えるので、手元を華やかに演出し、女性らしい魅力をより引き立ててくれます。
ロングネイルの場合、指に長さが出せるのでアクセサリーとの相性も抜群です。
女性の中には、手がぽっちゃりしている、指が短いなどコンプレックスを抱えている方も多いのではないでしょうか。
そのため、長さだしをすることによって、自分のコンプレックス解消を期待できます。
注目を集められる
ロングネイルは、ショートネイルよりも女性らしさや美しさを引き立てる存在として注目を集められる点も魅力です。
長さがあるので、自分好みのデザインを楽しみやすく、指先から個性を演出できます。
利用可能なデザインの幅も広がるので、希望の指先を作ることができるでしょう。
さまざまなトレンドを取り入れることができるので、指先に注目を集めることができ、デザイン性も楽しめます。
セルフネイルで長さだしをする方法
長さだしをする際、ネイルサロンでの対応だけではなく、セルフでも可能です。
いくつかの方法があるので、しっかりと理解しておきましょう。
自分が利用しやすい方法を選択してくださいね。
ジェルネイル
ジェルネイルの場合は、ソフトとハードの2種類があります。
どちらも長さだしの方法に違いはありませんが、ソフトの場合は大幅な長さだしには向いておらず、5mm以内程度であれば可能です。
ハードの場合は、1cm以上の長さだしも可能ですが、ネイルオフの際にネイルファイルや専用のマシンで削り落とす必要があります。
ジェルネイルを使用して長さだしをする際は、以下のアイテムが必要です。
- コットン
- エタノール
- 硬化用ライト
- クリアジェル
- ベースジェル
- ネイルファイル
- ネイルフォーム
手順もコツは必要ですが、以下のとおりに行うことでキレイに長さだしが可能です。
- 自爪を短くする
- 爪の上の汚れや油分を取り除く
- 爪全体にベースジェルを塗る
- 仮硬化させる
- ネイルフォームを指に装着
- クイアジェルを塗る
- 仮硬化させる
- クリアジェルをもう一度塗る
- 硬化させる
- フォームを剥がす
- 未硬化ジェルを拭き取る
- ネイルファイルで調整
- サンディングをする
まず、ネイルファイルを使用して自爪を短くしましょう。
ネイルフォームを差し込めるように、1mm程度は残しておくと良いです。
次に、エタノールを染み込ませたコットンを使って、爪の余分な油分と汚れを取り除いてください。
除光液だと、逆に油分が残ってしまう可能性があるのでエタノールを使います。
準備が整ったら、ベースジェルを丁寧に爪全体に塗り、仮硬化させましょう。
ジェルを塗る土台となるネイルフォームを指に装着し、クリアジェルを塗ります。
自爪からフォーム上の希望の長さまで塗り広げ、再度仮硬化させてください。
ジェルと自爪の間に隙間ができやすい場合は、少し多めのクリアジェルを境目にのせると、不自然になりません。
クリアジェルを二度塗りした後は、再度硬化させましょう。
硬化後、ネイルフォームをゆっくりと剥がし、未硬化ジェルを拭き取ってください。
剥がしにくい時は、やや下向きに動かして剥がし、無理やり引っ張らないようにします。
ネイルファイルで爪の形と表面を整えてから、サンディングをすることでキレイに仕上がりますよ。
スカルプチュア
スカルプチュアは、自爪の上にアクリルリキッドとアクリルパウダーを混ぜ合わせたものを乗せて長さを出します。
スカルプチュアを使用して長さだしをする際は、以下のアイテムが必要です。
- コットン
- エタノール
- スカルプブラシ
- ネイルフォーム
- ネイルファイル
- アクリルパウダー
- アクリルリキッド
- ダッペンティッシュ
- Cカーブスティック
スカルプチュアで長さだしをする際も、最初に自爪の長さを短くしてください。
ネイルフォームは、長さだしに欠かせないアイテムなので必ず1mmは残しましょう。
エタノールを染み込ませたコットンで、爪の油分と汚れを取り除いたあとは、以下のように長さだしを行います。
- ネイルフォームを装着
- アクリルリキッドとアクリルパウダーを混ぜる
- 自爪とネイルフォームの境目にミクスチャーをのせる
- ミクスチャーを自爪側にも伸ばす
- 硬化を待っている時にCカーブを作る
- 長さと形を整える
スカルプチュアで長さだしをするポイントは、アクリルリキッドとアクリルパウダーを混ぜて、ミクスチャーを作ることです。
混ぜる量を注意しないと、硬くなりすぎたり柔らかくなりすぎたりするため、適度な硬さを目指します。
ミクチャーを作った後は、まず自爪とネイルフォームの境目に載せましょう。
そのまま理想の長さまで伸ばし、ネイルフォームと境目にもミクスチャーをプラスします。
段差ができないように、なだらかにつなげるようなイメージでのせてください。
形を作ったあとは、数秒硬化を待っている間に、Cカーブスティックを使ってピンチを入れて、親指の爪を使ってCカーブを作りましょう。
ネイルチップ
ネイルチップは、最も手軽に長さだしができる方法です。
自爪全体に被せるようにしてつけるフルチップと、爪の先端部分にだけつけるハーフチップがあります。
ネイルチップを使用して長さだしをする際は、以下のアイテムが必要です。
- コットン
- エタノール
- 両面テープ
- 硬化用ライト
- ベースジェル
- ネイルチップ
- ネイルファイル
フルチップもハーフチップも、長さだしの方法は同じです。
まずは、コットンにエタノールを染み込ませて、自爪の油分や汚れを取り除きましょう。
その後は、以下のように長さだしをしてください。
- ネイルチップの裏側にジェルをのせる
- ネイルチップを自爪にのせて上から押さえる
- ネイルチップの形や長さを整える
- トップジェルを塗って硬化させる
ポイントは、ネイルチップの形や長さを整える際に、長すぎる場合はネイルニッパーなどで切っても問題ありません。
ネイルチップと自爪の境目は違和感が出やすいので、しっかりと段差を取るようにしましょう。
自爪に亀裂が入った時の対処法
長さだしをした後、自爪も伸びてくるので亀裂が入る可能性もあります。
その際は、グルーと呼ばれる接着剤を亀裂部分に塗るだけで問題ありません。
不安な場合は、カットしたティッシュを亀裂部分にのせて、再度グルーを塗り、トップコートやジェルネイルを塗って強度を高めましょう。
簡単な方法で補強はできますが、あくまで応急処置なので、タイミングを見てネイルサロンへ行ってください。
まとめ
今回は、セルフでできるネイルの長さだしについて紹介しました。
3つの方法があり、どの方法もコツさえ掴めがすぐに対応できるので、自分に合う方法を見つけましょう。
長さだしを行って、自由に指先のおしゃれを楽しんでくださいね。