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“知っていますか?セルフネイルを正しく落とす手順を解説”
マニキュアを楽しんだあとは、除光液を使って落とさなければなりません。
ティッシュなどに除光液を含ませ、適当に擦っている方も多いでしょう。
しかし、マニキュアは正しく落とさないと指先が乾燥し、爪へのダメージの原因となってしまうことを知っていましたか?
そこでここでは、セルフネイルのマニキュアの正しい落とし方について解説します。
意外と知らないこともあると思うので、あらためて確認してみましょう。
ネイルの正しい落とし方
それでは早速、ネイルの正しい落とし方をみていきましょう。
ネイルをしたあとは、ぜひ参考にしてみてください。
①コットンに除光液を染み込ませる
まずはコットンに除光液を染み込ませます。
ひたひたになるように、少し多いかな?と思うくらい除光液をつけましょう。
ティッシュは身近なアイテムですが、コットンと違い除光液が染み込みづらいので、あまりおすすめできません。
②爪の上にコットンを置いて数秒待つ
続いて、爪の上にコットンを置いて、数秒待ちます。
この数秒間のうちに、除光液がマニキュアに染み込んで、溶かしてくれる効果があるのです。
すぐに拭き取ってしまうとマニキュアがうまく落とせず、何度もゴシゴシと擦ることになってしまうので、かえって爪によくありません。
③爪の根元から拭き取る
除光液でマニキュアが溶けたら、爪の根本からコットンでするりと拭き取るようにして、優しく落としていきましょう。
一回では落としきれないこともありますが、力を入れて擦るのは避け、あくまでも軽く拭くだけにしておくことが大切です。
④細かい場所を落とす
コットンでは、爪の隅などの細かい場所のマニキュアを落とせません。
そこで、除光液を染み込ませた綿棒を使い、落としきれなかった部分のマニキュアを丁寧に拭き取りましょう。
ここでも、数秒間待ってから落とすのがポイントです。
⑤保湿する
最後に爪をオイルで保湿しましょう。
ネイル専用のオイルがある場合はそれを使うのが一番ですが、持っていなければハンドクリームでも代用できます。
ネイルをオフした直後は爪が乾燥してダメージを受けやすい状態になっているので、この工程は面倒でも忘れないようにしましょう。
ネイルを落とすときの裏技
続いて、ネイルを落とすときに使える裏技をご紹介します。
なかなかマニキュアが取れない時などに試してみてください。
コットンを爪に乗せてアルミホイルで巻く
ラメ入りのマニキュアを塗ったときや、ストーンをつけた場合などは、なかなかネイルが落ちないことがあります。
そのような場合は無理に擦るのではなく、除光液を染み込ませたコットンを爪に乗せ、アルミホイルで巻いてしばらく待ちましょう。
3分を目安に待ってから拭き取ると、きれいに落ちるはずです。
それでもどうしても落ちない場合は、ウッドスティックなどを使い、ラメやストーンを剥がしましょう。
エタノールで代用する
除光液には、アセトンと呼ばれる有機溶剤が含まれています。
このアセトンのおかげでマニキュアがするりと落ちるのですが、しっかり換気しないと人体やペットに有害というデメリットがあります。
また、体質的にアセトンが合わないという方もいるでしょう。
そのような場合は、エタノールで代用することもできます。
アセトンの入った除光液より少し落ちづらいものの、コットンにたっぷりのエタノールを染み込ませてしばらく置いて、同様に拭き取ればOKです。
研磨剤として歯磨き粉を利用する
爪のキワの部分など、どうしてもマニキュアが落ちない場合は、研磨剤として歯磨き粉を利用することもできます。
爪に歯磨き粉を乗せて、要らない歯ブラシで少し擦ることで、なかなか落ちない部分のマニキュアも簡単に取れるでしょう。
ただし、研磨剤を利用する分どうしても爪には細かい傷がつくので、この方法は必要以上に行わないようにしましょう。
ピールオフタイプのベースコートを活用する
ピールオフタイプのベースコートを活用するのもひとつの方法でしょう。
ピールオフは「剥がして落ちる」という意味で、文字通り、ネイルを楽しんだあとにペロリと剥がすだけでマニキュアを取ることができるのがこのベースコートの魅力です。
剥がせる分持ちが悪いのが難点ですが、1日だけマニキュアを楽しみたい場合などは、爪に負担がかかりづらいのでおすすめです。
まとめ
マニキュアの落とし方を、これまで何となく「除光液で拭き取れば大丈夫」と思っていた方も多いのではないでしょうか。
しかし、それだと爪に負担がかかり、二枚爪やささくれなどの原因になってしまうこともあります。
また、落ちきっていないマニキュアが爪に残っていると、どうしても不格好です。
今回紹介した方法を参考に、ネイルを楽しんだときは、正しくきれいにマニキュアを落としましょう。
最後に保湿して、指先をいたわることも忘れないようにしてください。