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“暴飲暴食がクセになってしまった…食習慣リセットの方法とは”
ストレスなどがきっかけで1回暴飲暴食をしてしまうと、なぜか食べるのがやめられなくなり、しばらく過食になってしまう…。
そんな経験をしたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、過食をすれば当然太りますし、何より健康のために良くありません。
暴飲暴食をしてしまった事実はどうしようもありませんが、食習慣はなるべく早くリセットしたいものです。
ここでは、暴飲暴食をやめ、健康的な食習慣に戻すための方法を解説します。
ダイエットをしたい方・健康的な生活を送りたい方は、ぜひ参考にしてください。
暴飲暴食を続けるとどうなる?
暴飲暴食を続けると、どのようなリスクがあるのでしょうか。
太ってしまうのもデメリットですが、放置すると健康上の問題が発生する可能性があります。
逆流性食道炎になる
逆流性食道炎とは、分泌されすぎた胃酸が食道に逆流し、食道が炎症を起こしてしまう状態のことです。
食べすぎて胃酸が分泌されたり、場合によっては嘔吐したりすると、逆流性食道炎になりやすくなります。
このような症状を疑った場合は、病院へいきましょう。
摂食障害を引き起こす
摂食障害は、食べることに問題を抱える精神疾患です。
「拒食症」のイメージがある方も多いかもしれませんが、実は摂食障害は拒食だけでなく、過食や、拒食と過食の繰り返しも含みます。
一旦この疾患になってしまうと治りづらいので、過食は可能な限り自分で控えることが大切です。
もちろん、場合によっては病院に相談するのも重要です。
暴飲暴食をしてしまう原因
暴飲暴食をしてしまう原因は何でしょうか。
原因を分析することで、過食をやめるきっかけになることもあります。
自分の暴飲暴食の原因は何か、この機会にチェックしてみましょう。
ダイエットの反動になっている
ダイエットのために厳しい食事制限をしていると、目標を達成した瞬間、食欲が解放されて過食になってしまう人がいます。
しかし、そうなってしまっては、せっかくの食事制限も無意味です。
また、過食と食事制限を繰り返すと、太りやすい体質になってしまうというデメリットもあります。
食事制限より、運動メインのダイエットを行うことが重要です。
過食を止めること自体がストレスになってしまう
過食が習慣になっていると、過食を止めることそのものにストレスを感じるようになる人もいます。
この状態はメンタル的にも良くありませんが、だからこそ、自分を責めすぎることなくじっくりと食生活をリセットすることが大切です。
食べることが気晴らしになっている
中には、食べることが趣味や気晴らしになっているというケースもあるでしょう。
実際、美味しいものを食べることは幸せで楽しいものです。
しかし、たとえ楽しみであっても、自分の健康を害するようなら考えものです。
ほかの趣味で気晴らしをするよう心がけましょう。
食習慣リセットの方法
最後に、実際に食習慣をリセットする方法を解説します。
明日すぐに直るというものではないので、時間をかけて少しずつ改善していきましょう。
睡眠をしっかり取る
まずは睡眠をしっかり取りましょう。
睡眠不足になるとストレスが溜まりやすくなったり、自律神経のバランスが崩れて、食欲のコントロールが効かなくなることがあります。
人によって最適な睡眠時間は違いますが、最低7時間は寝るようにすると、少しずつ体調も整っていくでしょう。
散歩などの軽い運動をする
散歩などの軽い運動は、ストレス解消方法のひとつとして効果的です。
陽に当たって歩いているうちに気分がリラックスして、食べなくても落ち着いていられるようになります。
散歩は体重を減らすほどの強度の運動ではありませんが、食欲が抑えられれば、それだけダイエットもしやすくなるはずです。
もちろん、走ることが苦痛でないという方は、ジョギングをしてみるのもおすすめです。
白湯を飲む
食べたい衝動に駆られたときに、まずは落ち着いて白湯を飲むのもひとつの手段です。
白湯を飲むことで、心が落ち着き、ストレスを少し忘れられることも少なくありません。
また、お湯で一時的にでもお腹が満たされることで、たとえその後食べ物に手が伸びてしまったとしても食べる量を抑えられます。
保温ボトルなどに常に白湯を入れて持ち歩き、食べたくなったときに飲む習慣をつけると良いでしょう。
まとめ
ストレスがかかったときにたくさん食べたことがきっかけで、暴飲暴食がやめられなくなった場合は、自分のメンタルケアをすることが大切です。
無理に食べるのを我慢するのではなく、生活を安定させ、できる範囲で食習慣をリセットしていきましょう。
ただし、どれだけ頑張っても暴飲暴食がやめられない場合は、病院に相談したほうがいいケースもあります。
自分の体調に合わせて、どうしても異常があれば医療の力も借りつつ、健康的な生活を取り戻していきましょう。