美容情報サイト Beauty Web(ビューティーウェブ)がお届けする今回のテーマは
“スキンケアは何から揃える？まずは揃えておきたい最低限のアイテムを紹介”
毎日のスキンケアは、健康的な肌をキープするために必要なことです。
しかし、何から揃えるのか、そもそも必要最低限のアイテムとは何かと迷う方も多いのでないでしょうか。
今回は、まずは揃えておきたいスキンケアアイテムの紹介や、選び方についてもご紹介します。
スキンケアで最低限必要なアイテムとは？
スキンケアで最低限必要なアイテムは、以下の2つです。
- 化粧水
- 乳液
本来、洗顔後のブースターや美容液、クリームなどもスキンケアに必要とされているものは多いですが化粧水と乳液さえあれば、基本のスキンケアは可能できます。
以下では、それぞれの役割をみていきましょう。
化粧水の役割
化粧水は、角質層に水分と水溶性の保湿成分を与えることで、皮膚を柔らかくする役割を持っています。
スキンケアの土台となり、潤いのあるなめらかな肌に整えてくれるので、その後のスキンケア成分が浸透しやすくなるでしょう。
洗顔後のつっぱりや乾燥をまずは化粧水で整えることが大事です。
ただし、化粧水の構成成分はほとんどが水溶性の成分でできているので、すぐに蒸発しています。
そのため、化粧水だけで潤いを保つことはできず、一時的な水分キープしかできません。
化粧水オンリーでは、スキンケアの効果を感じられないと考えましょう。
乳液の役割
化粧水と同様に、水溶性の成分が含まれていますが、乳液の場合はエモリエント成分も配合されているのでより保湿を意識したアイテムです。
化粧水で肌を整えた後、乳液をつけると油分で人工膜が作られて、水分の蒸発を防げます。
乳液のみだとオイリー肌になりやすいので、化粧水との併用が基本的です。
乳液を使用しても乾燥が気になる場合は、よりエモリエント効果の高いクリームを使用しましょう。
最低限のスキンケアをしないとどうなる？
基本的に、スキンケアは化粧水と乳液をすることで十分に効果を実感できます。
しかし、日々の忙しさなどで最低限のスキンケアもできない場合は、水分量と皮脂量のバランスが崩れてしまいます。
肌断食という言葉もあり、スキンケアによる肌摩擦を防ぐ方法もありますが、最低限のスキンケアをしなければ乾燥が進んでしまうでしょう。
乾燥が進むと老けた印象になり、肌のバリア機能も低下するのでどんどん肌状態が悪くなってしまうのです。
メイクのノリも悪くなるので、最低限のスキンケアは忙しくとも行うようにしてください。
スキンケアアイテムの選び方
スキンケアは、化粧水・乳液どちらもコスメブランドから多数販売されています。
そのため、何を選べばいいのだろうかと悩むものでしょう。
以下では、化粧水・乳液それぞれの選び方をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
化粧水の選び方
化粧水の選び方の基本は、以下のとおりです。
- 悩みに合わせる
- テクスチャで選ぶ
化粧水は、役割に合わせて「保湿・美白・ふき取り・収れん・エイジングケア」の5つに分類されます。
保湿・美白は文字通り、肌の潤いを意識しているものと透明感を与えてくれるものです。
ふき取りは肌表面にある古い角質・汚れを取り除くことが目的の化粧水で、収れんは皮脂によるテカリを抑える効果が期待できます。
エイジングケアは、名前の通り年齢を重ねた大人の肌悩みを集中的にケアしてもらえるアイテムです。
自分の悩みに合わせて、適切な役割を果たす化粧水を選びましょう。
近年は、複合的な働きをする化粧水も増えているので、自分との相性で選んでください。
また、化粧水はテクスチャがサラサラのものととろみのあるものにわかれており、それぞれ好みがあります。
とろみがあるタイプはつけた後のしっとり感が魅力で、サラサラタイプは肌なじみの良さが魅力です。
乳液の選び方
乳液の選び方の基本は、以下のとおりです。
- 肌質
- 種類
多少ですが油分を含む乳液は、自分の肌質に合わせて選ばないと思わぬトラブルに発展する可能性があります。
普通肌やオイリー肌の場合は、化粧水の水分をキープできる乳液を選べば十分です。
乾燥肌や敏感肌の場合は、保湿成分が十分なもので、肌に負担をかける成分が少ないものを選びましょう。
保湿成分の見極めとしては、セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲンなどが豊富に含まれているものがおすすめです。
また、乳液は保湿・UV・ティント・皮脂抑制といったタイプに分かれています。
保湿を重視視しているもの、紫外線対策を意識しているものが多いです。
化粧下地にも使えるティント乳液、肌のテカリや毛穴の黒ずみをカバーする皮脂抑制タイプも利用しやすいでしょう。
化粧水＆乳液はライン使いするべき？
スキンケアアイテムを選ぶ時、多くの人が悩むのは同じブランドのライン使いをするべきなのかという点です。
それぞれ別のメーカーを使用したとしても、基本的に問題はありません。
アイテム同士の相性を考えるとより効果的に使用したいと思うのであれば、ライン使いがおすすめです。
コスメアイテムは、別々に使用しても問題がないような処方で作られています。
しかし、スキンケアアイテムを展開しているブランドはアイテム同士の相性も考慮しています。
そのため、ライン使いをすると効率的に訴求成分を補給できるので、スキンケア効果がアップしやすいです。
ただ、それぞれのアイテムが全て肌に合うかといえば、そういうわけではないので、自分の肌に合うアイテムかどうかを第一優先に考えてください。
季節などでアイテムを変える必要は？
季節によって、肌の状態も変わってくるため、その時々でスキンケアアイテムを変える必要はあるのかと悩みます。
しかし、時期によって変える必要性はありません。
スキンケアアイテムの効果を見極めるためには、一定期間同じものを使用することでわかります。
そのため、季節などで頻繁に変更する必要はないのです。
紫外線が気になる季節や肌のゆらぎが起きやすい時期は、敏感肌用に変更するなどは大事です。
アイテムをまるきり変えてしまう、というよりもアイテムの足し算・引き算が必要といえます。
スキンケア効果をアップさせるためのポイント
スキンケアは、ただ肌に塗ればOKというわけではありません。
以下では、化粧水や乳液をつける際に効果をアップさせるためのポイントを見ていきましょう。
使う順番を守る
スキンケアの順番をしっかりと守らなければ、思うような効果を得られません。
基本は化粧水をつけた後に、乳液をつけます。
先に乳液をつけてしまうと、化粧水の成分が浸透しないので必ず順番は守ってください。
他のアイテムをプラスする場合でも、水分が多いものをつけてから油分が多いものの順番で使用しましょう。
適量をつける
化粧水も乳液もたくさんつけることで効果を得られるわけではありません。
使用量が少ないときちんと効果は得られないですが、たくさんつけたとしても角質層に浸透する量には限界があります。
そのため、それぞれのアイテムに定められた適量をしっかりと守ることで適切に成分が浸透していきます。
乾燥が気になる場合は、目安量よりも少々多めに使用すると良いでしょう。
まとめ
スキンケアアイテムで揃えておきたい必要最低限のアイテムをご紹介しました。
洗顔後に化粧水を使用して肌の状態を整え、その後乳液で水分に蓋をすることで、基本的なスキンケアを行いましょう。
最低限どのスキンケアを行うことで、肌年齢をキープしやすいのでしっかりとケアしてくださいね。
今回ご紹介したアイテムの選び方を参考にしていただき、自分に合った商品を選びましょう。
