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“ストレッチで痩せる?効果的なやり方や痩せる理由について解説”
ダイエットをする際、過度な運動や激しい食事制限をしないとなかなか痩せられないのでは?と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
実際は、バランスの良い食事と適度なトレーニングでダイエットを行うことはできます。
しかし、運動が苦手で継続できるか不安という方もいるでしょう。
そのような場合は、ストレッチがおすすめです。
今回は、ストレッチがダイエットに効果的な理由と痩せるストレッチ方法をご紹介します。
ストレッチで痩せる理由
ストレッチは、体を伸ばすのでなんとなくスッキリした気分になるでしょう。
リラックス効果だけではなくて、ダイエット効果も期待ができるので、以下でご紹介します。
むくみへの効果
ダイエットをしていて、体重が減っていてもなぜか痩せて見えないという人は浮腫んでいる可能性が高いです。
人間の体は60%程度が水分で構成されていて、極端に摂取カロリーを制限し、自律神経のバランスが崩れると、血行が悪くなります。
血行不良は、適切な水分の排出ができなくなるので、ストレッチで血流やリンパ液の流れをよくするとむくみが解消されます。
体内に溜まった老廃物・水分をしっかりと排出できると、体重以上にスッキリとした印象になり、痩せて見えるでしょう。
筋肉太りの改善
有酸素運動や筋トレで体脂肪を落とせたとしても、しっかりとした筋肉が太ももなどについていると柔らかな印象にはなりません。
痩せること=運動することと認識してしまうと、しなやかなボディラインにならず、がっしりした印象になるでしょう。
そのため、ストレッチで筋肉を柔らかくほぐすことで、ガチガチな状態からシャープで柔らかなボディラインを目指せます。
基礎代謝のアップ
ストレッチをすることで、自律神経を整える作用が期待できます。
自律神経が乱れてしまうと、低体温など体に多くの悪い影響を与えるでしょう。
さらに、基礎代謝も低下するのでどれだけダイエットを頑張ってもなかなか効果を得られません。
朝に適度なストレッチを行うと、交感神経が優位になって代謝が良くなります。
基礎代謝がアップすると、血行も良くなるため肌質や髪質もキレイになりやすいでしょう。
運動をするだけだと、筋肉が凝り固まっている部分が伸びずに体の可動域が狭いケースも多いです。
ストレッチは、体を伸ばし、柔らかくするので、全身状態を整えますよ。
過食をセーブ
ダイエットをしていると、つい食べたい気持ちになりますが、ストレッチによってセーブが可能です。
交感神経・副交感神経のどちらも優位になるので、食事前にストレッチすると交感神経の作用によってアドレナリンが分泌されて、必要以上に食欲を抑えられるでしょう。
交感神経と副交感神経のバランスが整うことで、過食欲求が生じにくくなり、ダイエットがスムーズに進みます。
痩せるストレッチの方法
ストレッチの方法はさまざまありますが、ダイエット効果が期待できるストレッチを以下でご紹介します。
自分のペースに合わせて、緩やかにスタートしてみてくださいね。
基礎代謝を上げるストレッチ
基礎代謝が上がりやすいストレッチは、以下のとおりです。
- 椅子に浅く腰掛ける
- 肩甲骨を背中の中心に寄せるようにする
- 椅子の背もたれを持ち頭を上げて息を吸う
- 息を吐きながら背中を反る
- 再度息を吸って吐きながら背中全体を丸める
ちょっとした呼吸法を取り入れながらのストレッチなので、リラックス効果も得られるでしょう。
基礎代謝が上がると脂肪燃焼しやすい体に変化するので、効率的に痩せられますよ。
頭を上げる時、背中を反る時、背中を丸める時それぞれ10秒ずつ呼吸をしながら行ってください。
また、背中を丸める際は自分のおへそを見るようにすると良いです。
お腹に効くストレッチ
お腹に効くのは、腹斜筋ストレッチというもので、ウエストが太くなってきたなと感じた時に取り組んでほしい方法です。
お腹周りがスッキリするストレッチの方法は、以下になります。
- 椅子に座って姿勢を正す
- 上半身を左右に倒し30秒キープ
- 3セット繰り返す
とても簡単な方法ですが、繰り返し行うことで腹斜筋が柔軟に移動して、お腹周りがスッキリします。
まず、椅子に座る際はしっかりと背筋を伸ばし、足は肩幅に開きましょう。
腕を左右に開き、下がらないよう意識して、左右それぞれ上半身を倒しながら30秒キープしてください。
倒している時はお尻が浮いてしまわないように注意します。
体が硬い場合は、無理のない範囲で行って、徐々に慣れてください。
下半身を引き締めるストレッチ
痩せにくい下半身を引き締めるストレッチは、以下のとおりです。
- 足を肩幅に開く
- かかとを少し浮かせて立つ
- 1〜5カウントしながらかかとを上げてつま先立ちになる
- 1〜5カウントしながらかかとを下げる
- 6セット繰り返す
単純な動作ですが、繰り返し行うことでガッチリとした印象になりがちなふくらはぎをキュッと引き締められます。
ストレッチの際には、ふくらはぎにしっかりと力を入れましょう。
ふくらはぎの筋肉が鍛えられると、血流や代謝をし、しなやかな足を手に入れられます。
ダイエット効果を高めるポイント
ストレッチをしても、あまり効果が得られない場合、効果的にストレッチができていない可能性があります。
以下で、ダイエット効果を高めるポイントを見ていきましょう。
正しい姿勢でゆっくり体を伸ばす
ストレッチは姿勢がとても大事です。
正しい姿勢を保ち、ゆっくりと筋肉を伸ばすよう意識すると効果がアップします。
歪んだ姿勢でストレッチをしても、ダイエット効果が得られないだけではなく、ケガをしてしまう可能性も高まるので注意しましょう。
効果的なタイミングを選択する
基礎代謝を上げるためにストレッチをする場合は、タイミングが重要です。
朝起きてからのストレッチが効果的な時間帯なので、習慣づけるようにしましょう。
起床後すぐは体が目覚めていないので、1時間程度経ってからストレッチするのがおすすめです。
そのため、ストレッチのために少し早めの起床をするなど意識して、習慣化してください。
反動をつけない
ストレッチで最もしてはいけないことは、反動をつけることです。
反動をつけてしまうと、勢いよく体が伸びてしまい、筋肉や腱を痛めてしまうでしょう。
痛んだ筋肉は徐々に硬くなってしまうので、反動をつけずに緩やかに伸ばし、痛みのないストレッチを意識してください。
呼吸を意識する
ストレッチは姿勢が大事ですが、呼吸も大事です。
筋肉を伸ばしているときは息を止めずに、吐きながら伸ばしていきましょう。
酸素をしっかりと体に取り入れることで、血行が良くなり体が温まりやすくなります。
血行が良くなると、体に溜まっている老廃物が排出されやすくなるため、体が痩せやすい体質になるのです。
まとめ
今回は、ダイエットに効果が期待できるストレッチについてご紹介しました。
基礎代謝をアップし、むくみの解消効果が期待できるため、ダイエット中だけど運動が苦手という人はぜひチャレンジしてみてください。
何事も継続が大事なので、今回ご紹介したストレッチ方法を参考にしていただきながら、自分のペースで続けましょう。