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“適切なピーリング頻度は?タイプ別に覚えておきたい頻度や使い方について解説”
肌表面にある古い角質を取り除くケアとして人気があるピーリングは、ツルツルの肌を目指す人にとって魅力的な方法といえます。
一方で、ピーリングは肌に多少なりとも刺激を与えてしまうため、適切な頻度を守ることが大事です。
今回は、ピーリングの適切な頻度についてタイプ別に紹介していきます。
ピーリングの頻度を間違えたらどうなる?
ピーリングには、守るべき頻度が方法や商品によって決まっています。
実際に、適切ではない頻度でピーリングを行うとどのようになるのか知らない方も多いのではないでしょうか。
以下では、ピーリングのやりすぎで発生してしまう状態について紹介します。
キメが失われて乾燥する
角質ケアを目的しているため、頻度が高くなってしまうとターンオーバーが早まり過ぎてしまい、肌のキメまでも失われてしまいます。
パッと見ただけでは、ぴかぴかの肌で手触りもつるつるしていますが、実際は肌の状態がビニールのようになっているのです。
バリア機能が低下していて乾燥しており、敏感肌やゆらぎ肌になってしまいやすいでしょう。
オイリー肌や混合肌の人でも過度にピーリングは行わず、肌状態を見ながら適切な頻度を保ってください。
赤みや腫れが起きる
はがすタイプのピーリングを頻繁に使用していると、肌が再生する前の敏感な除隊でさらにダメージを与えかねません。
繰り返しピーリングを行うことによって、肌状態が悪化し、赤みや腫れといった炎症反応を引き起こす可能性もあるのです。
赤みがあまりにもひどくなってしまうと、一時的にでも色素沈着が発生する可能性もあるため、肌状態がどんどん悪くなってしまいます。
【タイプ別】覚えておきたいピーリング頻度と使い方
ピーリングと一言で言っても、セルフでできる方法は以下のように種類がわかれています。
- 化粧水タイプ
- ジェルタイプ
- 石鹸タイプ
- 美顔器
それぞれ、適切な頻度と使い方を紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
化粧水タイプ
化粧水タイプは、拭き取りして角質や毛穴汚れを除去します。
種類にもよりますが、適切な頻度は週に1~2回程度です。
使い方は、以下のとおりです。
- 洗顔後厚めのコットンに十分含ませる
- 顔の中心から外側に向けて撫でるようにすべらせる
- 化粧水を拭き取る
- 通常のスキンケアを行う
拭き取り化粧水の場合、肌に優しいタイプが多いので毎日使用できるケースもあります。
ただ、朝晩ピーリングを行う必要はないので、朝か夜どちらか一方だけにしてください。
頻度を守っていたとしても、その時々の肌状態に合わせて調整しましょう。
ジェルタイプ
ピーリングジェルを使用して、不要な角質・皮脂を除去する方法で、多くの人がイメージするピーリング方法といえます。
適切な頻度は、週に2回程度なので意識的に使ってください。
使い方は、以下のとおりです。
- 洗顔後ジェルをなじませる
- 気になるポイントになじませて洗い流す
簡単なステップで利用できるので、ピーリング初心者でも使いやすい方法です。
ジェルタイプは、洗い流すタイプとはがすタイプがあるので、自分の肌状態に合わせて利用しましょう。
肌の乾燥・刺激を感じた時は、回数を調整して多用しないようにします。
石鹸タイプ
洗顔料のように泡立て、顔を洗う感覚でピーリングが行える方法です。
石鹸なので肌との摩擦が引きおこりやすいため、週に1回が適切な頻度といえます。
使い方は、以下のとおりです。
- 泡立てネットでしっかり泡立てる
- 肌に優しくなじませる
- 2~3分間放置する
- ぬるま湯で洗い流す
Tゾーンなど皮脂の多い部分から始めて、皮膚が薄い部分につけていくように動かしましょう。
洗うだけでも十分に効果が期待できますが、皮膚の薄い部分を避けて、特に皮脂が多い部分に関しては、泡を乗せたままにしてパックしてください。
肌への負担を考慮し、5分以上置くことは避けましょう。
美顔器
ウォーターピーリングと呼ばれる方法で、水や化粧水を美顔器の超音波で振動させて、古い角質や毛穴汚れを除去します。
適切な頻度は週に1~2回程度で、使用時間の目安は商品によって異なるので、説明書を十分に確認した上で行ってください。
使い方は、以下の通りです。
- 肌を水や化粧水で塗らす
- 毛穴の向きとは逆に美顔器を当てる
- 気になる部分へ重点的に当てていく
簡単なステップで使用できますが、力を入れ過ぎてしまうと肌に強い刺激を与えてしまうので、優しく当てることが大切です。
美顔器使用後は、乾燥がしやすいのでしっかりと保湿を行いましょう。
ピーリング時の注意点
ピーリングの頻度や使い方だけではなく、注意点もあります。
肌に負担をかけないようにするためにも、しっかりと注意点を理解しておきましょう。
以下では、ピーリングの際に意識しておきたい注意点を紹介します。
ピーリング後はケアをしっかり行う
ピーリングを終えた肌は、とても敏感になっており、乾燥しやすい状態です。
全くケアをせずにそのままにしていると、少しの刺激で肌荒れを引き起こしやすといえます。
十分に肌を保湿し、肌の状態を整えてください。
化粧水を手のひらに適量とり、体温で少し温めた後、手のひらで肌を包み込むように優しくプレスしましょう。
しっかりと保湿したいからといって乱暴に行わず、丁寧に時間をかけて保湿すると良いです。
複数回に分けて化粧水をつけ、その後乳液やクリームなどを全体的に伸ばして、保湿をして肌を守るようにします。
避けるべきタイミングを理解する
ピーリングは、肌への刺激があるケア方法なので頻度だけではなく避けるべきタイミングも理解しておきましょう。
特に日焼けをした直後や、ニキビなどができている状態の時はピーリングを避けてください。
どちらの状態も肌が炎症状態になっているので、一旦肌を落ち着かせる必要があります。
慎重に様子を見つつ、角質ケアを行いましょう。
また、市販の美顔器でピーリングを行う際、基本的に防水ではないため入浴中に使用しないようにしてください。
入浴後の毛穴が開いているタイミングに使用すると、効果が高まるのでお風呂あがりに使用すると良いです。
まとめ
今回は、ピーリングの適切な頻度について紹介しました。
肌がキレイになるので積極的にピーリングをしたいと考えるかもしれませんが、適切な頻度を理解していないとまるでビニールのような不自然な肌になるので、注意しましょう。
今回紹介した頻度や使い方を参考にしていただき、キレイな肌を目指してくださいね。