美容情報サイト Beauty Web(ビューティーウェブ)がお届けする今回のテーマは
“話題のトステアとは？髪の毛への効果や活用方法などを解説”
髪の毛のうねりや、自分では直せない髪の毛のくせなどに悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
天気の変化や部屋の空調など、髪の毛は環境によって変化も生じるものです。
そのような悩みに効果が期待できる成分として、トステアが注目されています。
今回は、話題のヘアケア成分のトステアとは何か紹介するので参考にしてみてください。
トステアとは？
正式名称は「アミノエチルチオコハク酸ジアンモニウム」という成分で、アミノ酸の一種です。
一般的なアミノ酸とは異なり、トステアは熱に反応して髪の形状を記憶する効果が期待できます。
ドライヤーやアイロンを髪の毛にあてることで、自分のなりたい髪型をキープしやすくなるのです。
熱は基本的に髪の毛を痛めるイメージがありますが、トステアの場合は熱によって髪の毛にコシを与えたり、キューティクルを引き締めたりする効果も期待できるでしょう。
そのため、うねりやくせなどがつきにくい状態にし、カラーも染まりやすいという特徴があります。
トステア成分が入っているケア製品を使うメリット
髪の毛のうねりやくせを落ち着かせる効果が期待できるトステア成分ですが、そのほかにもトステア成分が入っているケア製品を使うメリットがあります。
以下の点が、メリットなので参考にしてみてください。
- 髪質の向上
- まとまりが良くなる
- 弾力がアップする
- スタイルの持続性強化
トステア成分が入っているケア製品を使用すると、ドライヤーなどの熱で髪の毛に弾力を与えていきいきとした動きを作り出します。
そのため、髪質を美しく見せてツヤのあるサラサラな手触りになるでしょう。
また、熱によってスタイリングしやすい状態にしてくれる成分なので、パーマやボブスタイルなどのヘアスタイルをキープしやすいのも魅力です。
トステア成分が入っているケア製品を使用することで、まるでサロントリートメントをしているような仕上がりになります。
話題のトステアを活用する方法
注目されているトステアを活用する方法は、ヘアケア製品を使用することです。
特に効果を実感しやすいヘアケア製品を紹介するので、参考にしてみてください。
オイルミスト
トステア成分は、熱を与えることによって効果が発揮できるので、オイルミストはとても効果的です。
ヘアオイルは、もともと熱に強く、広がりがちな髪の毛をまとめてサラサラに仕上げてくれるメリットがあります。
しかし、手にとってオイルを塗ることでムラが生じる可能性があるため、スプレータイプのものがおすすめです。
トステア成分が含まれているオイルミストを使用すると、まんべんなく塗布することができるので、ムラが起きにくいといえます。
使用前に、しっかりとオイルミストを振って、スプレー後は粗めのコームでコーミングしましょう。
うねりやくせが出やすい人は、髪の毛が乾燥している傾向があるので、保湿効果が高いオイルミストを使用することでよりキレイな髪の毛に仕上がりやすいです。
オイルミストは、ワンプッシュで使用できるため、手軽にケアできますよ。
シャンプー・トリートメント
近年増えているのは、トステア成分が配合されたシャンプー・トリートメントも効率的に効果を得られるケア製品です。
トステア成分が配合されている場合、うねりやくせに効果が高いため、ストレートヘア用・うねりヘア用などに分かれているケースもよくあります。
そのため、自分の髪質やコンプレックスに合わせてシャンプーやトリートメントを選ぶようにしましょう。
シャンプー・トリートメントで、しっかりと髪の毛を清潔にした後は、必ずドライヤーをかけてください。
トステア成分は、基本的に熱に強いため、ドライヤーをあてることで効果を発揮します。
熱を利用してヘアスタイルの形状を記憶し、ツヤのあるサラサラな髪の毛にしてくれるのです。
ドライヤーのポイントは、高温もしくは中温の風をあてて、根元から毛先に向かってブローすることです。
ボリュームが気になる人は、ドライヤー後にヘアアイロンをするとよりまとまりのあるスタイルになるでしょう。
美容室でもトステア配合の製品が多く利用されている
美容室のヘアケア製品で、トステア成分が配合されているケースは多く見受けられます。
サロントリートメントだけではなく、縮毛矯正の液剤やカラー剤などに含まれているケースも増えているのです。
トステアが配合されていることによって、仕上がりが段違いに美しくなるため、サロンケアとしても注目されています。
さらに、トステアは中性の原料なので、ヘアカラー・パーマの邪魔をせずにどのよな髪質の方でも効果を得やすい点が魅力です。
トステア以外でも可能なうねりやくせをケアする方法
トステア成分は、美しい髪の毛を作るだけではなくうねりやくせをケアする成分として注目されています。
うねりやくせに悩んでいる方の中には、いますぐケアしたいという人もいるのではないでしょうか。
以下では、トステア以外でも簡単にケアできる方法を紹介します。
頭皮クレンジング
髪の毛がうねったり、くせが出たりするのは頭皮環境が悪く、毛穴が歪んでいる可能性も高いです。
そのため、健やかな頭皮を作るために頭皮クレンジングを行いましょう。
頭皮クレンジングは、日頃のケアでは落とせなかった毛穴の皮脂を取り除くことが可能です。
毎日する必要はなく、週に1回など定期的に行うことで健やかでキレイな頭皮を保つことができます。
頭皮クレンジングの種類は、オイル・炭酸水・ヘッドスパなどがあるので、自分が試しやすい方法を利用しましょう。
ヘアバンドでアレンジ
ヘアケアをしてもなかなか思うようにうねりやくせが改善されない、という方はヘアバンドを利用してまとめてみると良いです。
簡単にヘアアレンジができるので、おしゃれな雰囲気を出す効果も期待できます。
編み込みなどとは異なり、ヘアバンドの使い方は簡単です。
洗髪後、ドライヤーやアイロンで髪の毛を整えた後にヘアバンドをつけて、お団子やハーフアップをすると可愛らしさもおしゃれ感も出せます。
ヘアバンドをつける際は、生え際よりも少し後ろ側で耳の上がほんの少し隠れる位置に合わせましょう。
まとめる時は、高めの位置に結ぶようにするとおしゃれです。
洗髪時の温度
熱いお湯で髪の毛を洗うと、キューティクルが開き過ぎて水分や湿気に敏感になります。
敏感な状態でドライヤーなどで髪の毛に熱を加えると、うねりやパサつきが悪化する原因になるのです。
逆に低い温度のお湯で髪の毛を洗っても、汚れや皮脂が落ちにくくなります。
髪の毛を洗う際は、38〜40℃程度のぬるま湯がおすすめです。
熱すぎずぬる過ぎないお湯は、髪の毛のキューティクルを適度に開き、汚れや皮脂をしっかりと落としつつ、水分や湿気への耐性も高めてくれるでしょう。
まとめ
今回は、ヘアケア成分として注目されているトステアについて紹介しました。
一般的に髪へダメージを与える熱を利用し、髪の毛に弾力やハリ、ツヤを与える成分としてトステアはじわじわ人気を集めています。
特にオイルミストやシャンプー、トリートメントを利用するとトステア成分のメリットを得やすいので試してみてください。
髪の毛のうねりやくせに悩んでいる方には、とても魅力を感じる成分なのでコンプレックス解消が期待できます。
