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“天然パーマの原因は?おすすめの髪型やヘアケアのコツについて紹介”
天然パーマだと自分の思うように髪の毛がまとまらずに、きれいなスタイリングができないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
どのようなヘアスタイルにしても、結局膨らんだり、ゴワつきがあったりとうまく決まりづらい傾向が高いといえます。
しかし、天然パーマでも特徴を活かしたヘアスタイルが可能です。
今回は、天然パーマの人におすすめの髪型やヘアケアのコツについて紹介します。
天然パーマとは?
天然パーマとは、パーマをかけていない、ヘアセット・スタイリングをしていない状態でもうねりが出ている髪質を指しています。
名前のとおり、パーマをかけていないのに天然のうねりが出ている状態で、程度に関しては個人差があるものです。
うねりが強い人の場合は、髪の毛が広がったり、どれだけスタイリングをしても整えられない、扱いにくいため悩んでいる方も多いでしょう。
天然パーマの原因
天然パーマの原因は、以下の2つのどちらかによって引き起こされます。
- 先天的な遺伝
- 後天的な体質変化
それぞれ解説するので、参考にしてみてください。
先天的な遺伝によるもの
天然パーマで最も多いのは、先天的な遺伝によるものです。
両親や祖父母など、近しい親戚の中に天然パーマの人がいる場合、遺伝する確率が高くなります。
中には、両親はストレートヘアなのに、お子さんは天然パーマというケースもあるでしょう。
そのような場合には、例えば祖父母や両親の兄弟が天然パーマといったことが原因で遺伝する可能性があるのです。
天然パーマの人は、髪のタンパク質や水分バランスなどが均一な構造ではない、生まれながら毛根の形が曲がっているといった特徴があります。
遺伝の中でも、特に髪の毛の性質は遺伝しやすいと考えられているため、両親や近い親戚に天然パーマの人がいれば、お子さんも天然パーマになる可能性が高いです。
後天的な体質変化によるもの
子供の頃はストレートヘアだったのに、年齢を重ねていくごとになぜか天然パーマになる人もまれにいます。
後天的な体質変化には、以下のような原因が考えられるでしょう。
- 生活習慣の乱れ
- 成長、加齢による髪質変化
- 毛穴汚れによる毛根変形
大人になってから天然パーマになる人の多くは、外食による栄養不足や忙しさによる睡眠不足など、生活習慣の乱れが関係しています。
髪の毛に栄養が行き届かなくなることで、髪の構造が乱れてうねるのです。
また、年齢を重ねることによってホルモンが変化して、髪質も変わってしまうということもあるでしょう。
皮脂の過剰分泌などで毛穴が汚れていると、毛根の形が徐々に変形することで天然パーマになる可能性もあります。
天然パーマに似合うおすすめのヘアスタイル
天然パーマだとしても、まとまりを出せる魅力的なヘアスタイルがあります。
以下では、天然パーマに似合うおすすめのヘアスタイルを紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
立体的なショートヘア
立体的なショートヘアは、天然パーマの人にとても似合います。
うねりが出やすいのでは?と不安に感じるかもしれませんが、ハネやうねりを楽しめるスタイルなので、意外にスタイリングも簡単にできるでしょう。
天然パーマは、毛量が多い傾向があり、湿気などによって髪の毛が爆発する可能性もあります。
そのため、ショートヘアにする際もレイヤーを入れたり、梳くなどして毛量を調節しながら立体感を出すとまとめやすいです。
天然パーマの場合、毛量を減らすとよりパサついたイメージを持っている方も多いでしょう。
プロの美容師が梳く場合は、髪の毛の特徴に合わせて適切な梳き方をするので、安心してください。
自然にふわっとするようなカットを行うことで、適度なボリュームとまとまりを楽しめます。
下記の記事では「ショートヘアの種類」について詳しく解説しておりますので、あわせてご覧ください。
フェミニンショート
天然パーマの多くは、髪の毛にツヤがないケースも多いです。
そのような状態が気になる場合は、ツヤを出しやすいフェミニンショートにしてみましょう。
適度に束感を出したスタイルなので、ニュアンスを出せて魅力的に見えます。
毛量が多い人は、適切に梳いて、サイドの髪の毛を少し長めに残すとショートでも女性らしい仕上がりになるのでおすすめです。
ショートヘアに不慣れな人や、いきなり短くするのが怖いという人でも、フェミニンショートであればチャレンジしやすいヘアスタイルだといえます。
トップに立体感を出せるようにカットすると、自然に高さが出せるので、シルエットがよりキレイに見えるでしょう。
毛量が多い人はすっきりミディアム
天然パーマの人は、毛量に悩んでいるケースも多いです。
毛量が多いと、ショートヘアにするしかないのでは?とイメージされますが、毛量をしっかりと調節することで天然パーマでも広がらないミディアムヘアに仕上げられます。
ミディアムヘア程度の長さだと、もともとのか髪質を活かしてパーマスタイルっぽく見せることもできる点が魅力です。
ふわふわの美人ヘアになるので、毛量調整についてはしっかりと美容師と相談しましょう。
ポイントは、サイドの髪の毛を作り、フェイスラインをカバーしてあげると、小顔効果も期待できます。
長め前髪のハンサムショート
天然パーマの人の中には、前髪のうねりで悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
そのような場合は、あえて前髪のうねりを活かせるように、長めに伸ばしてみることをおすすめします。
前髪を長めに伸ばし、重みを持たせてみるとショートにしてもまとまりが出せるでしょう。
長めの前髪を活かすためにも、バックを軽めにしたハンサムショートがおすすめです。
クールな印象も与えられますし、うねりをうかして後頭部に丸みを出しても女性らしさが演出できます。
ロングにしたい人は髪の毛のクセを活かしたウェーブヘア
天然パーマの人がロングヘアにすると、どうしても重たい印象になります。
しかし、女性らしさや色っぽさを出せるため、ロングヘアにチャレンジしたい人もいるでしょう。
ロングヘアを楽しむ場合は、髪の毛のクセを活かしたふんわりウェーブヘアがおすすめです。
あえて美容室でパーマを当てて、スタイリングしやすいようにすると良いでしょう。
ウェーブを入れることで動きも出せるので、重くなりやすいロングヘアも軽く見えるため、長さのあるヘアスタイルにしたい人はうねりを活かしてください。
天然パーマのヘアケアのコツ
天然パーマの場合、どれだけケアをしてもパサついてしまうと感じる方も多いのではないでしょうか。
以下では、ヘアケアのコツを紹介するので参考にしてみてくださいね。
くせ毛用シャンプーを利用
シャンプーの中には、くせ毛用のものがあります。
髪のうねりが気になる人用・広がりが気になる人用など、表記の方法はさまざまですが天然パーマの特徴に合ったシャンプーは多数販売されているのです。
例えば、保湿性が高くダメージ補修成分を多く含んでいるシャンプーやハリやコシを与えてくれるシャンプーなどが適しています。
また、シャンプーする際もしっかりと泡立てて頭皮マッサージをするように洗い、毛穴汚れをしっかりと浮かしてケアするのがポイントです。
下記の記事では「くせ毛シャンプーの選び方」について詳しく解説しておりますので、あわせてご覧ください。
トリートメントでしっかりと保湿ケア
天然パーマの人は、乾燥によってダメージを受けやすい特徴があります。
髪の毛を乾燥から守るために、シャンプーの後はトリートメントでしっかりと保湿ケアを行ってください。
ドライヤーなどの熱によって乾燥が引き起こされないように、乾かす前にもオイルやミルクを付けてから乾かすなどケアを行いましょう。
下記の記事では「ヘアケア」について詳しく解説しておりますので、あわせてご覧ください。
まとめ
今回は、天然パーマの人に似合う髪型を紹介しました。
毛量が多かったり、乾燥したりとコンプレックスに感じる人は多いで管、今回紹介したおすすめの髪型を参考にして似合う髪型を見つけてみてくださいね。